ボトルネック

最終更新日 2023年09月07日

ボトルネックとは

基礎

ボトルネックとは、システム全体の性能が決まる箇所です。処理速度や通信速度の低下の原因になります。システム全体の性能が、完全に一箇所で決まるものではありませんが、最も性能が低い箇所に合わせて動作するような性質があります。どのシステムにもボトルネックがあると言えますが、処理速度や通信速度が大きく低下し改善が必要なほどの場合にボトルネックと呼びます。システムの性能不足と感じる場合、どこがボトルネックか特定が重要です。ネットワークの通信速度が不足と感じる場合でも同様です。

由来

実際のボトル(瓶)のネック(首)が狭いので、中に入れた水等が少しずつ出てきます。これと似ているのでシステムでもボトルネックと呼びます。

ボトルネックの例

パソコンが高性能CPUや大容量メインメモリー搭載だがHDD搭載の場合、HDDがボトルネックになりOSやアプリケーションの動作が遅い可能性があります。HDDがボトルネックの場合、HDDをSSDに変更すると解決できます。

パソコンのCPU等の性能が高くてもメインメモリーの容量が不足すると処理速度低下の原因になります。この場合、メインメモリーがボトルネックです。メインメモリーの容量を増やすと解決できます。

インターネットで光回線かつ無線LANを使用しており、光回線の割りに通信速度が遅い場合、無線LANのルーター、子機がボトルネックの可能性があります。これらがボトルネックの場合、通信速度が速い製品に変更すると解決できます。


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