CPUベンチマークのシングルコア性能は気にする必要はないのか

最終更新日 2018年05月16日

シングルコア性能のベンチマークスコアは気にせずマルチコア性能のベンチマークスコアを重視しておけば良いのか

CPU の性能を評価するベンチマークは、性能をベンチマークスコアと呼ばれる値で出します。CPU のシングルコア性能よりも、CPU のマルチコア性能を評価したベンチマークスコアがよく見られます。

シングルコア性能のベンチマークスコアは重要ではなく気にする必要はないと思われるのかもしれませんが、マルチコア性能のベンチマークスコアと同じくらい重要です。

CPU はコア数の増加等によりマルチコア性能が向上し続けており、それに伴いマルチコア性能のベンチマークスコアが伸び続けています。

CPU はクロック周波数の限界等によりシングルコア性能を向上させることが難しくなっており、シングルコア性能のベンチマークスコアの伸びは鈍化しています。

OS や アプリケーション等は、CPU のマルチコア性能が向上したことを活かせるように並列処理化を進めていますが、まだまだ逐次処理が多いです。

並列処理能力を見るならマルチコア性能のベンチマークスコアが重要ですが、逐次処理能力を見るならシングルコア性能のベンチマークスコアが重要です。

パソコンを使うなら並列処理も逐次処理も発生しますが、シングルコア性能のベンチマークスコアの方が重要になってくる場合があります。もちろん比較する CPU やパソコンの使い方の違いによるので一概には言えません。

例えば、シンプルに考え以下のようなベンチマークスコアが出ている CPU(A) と CPU(B) があるとします。

  ベンチマークスコア
シングルコア性能 マルチコア性能
CPU(A) 150 3000
CPU(B) 200 1500

あくまでもベンチマークスコアの値で見ますが、CPU(A) のマルチコア性能は CPU(B) の2倍です。CPU(B) のシングルコア性能は CPU(A) の約1.3倍です。

実際に使うと何となく CPU(A) の方が性能が高いと体感することが多いだろうと思われるのかもしれません。そのとおりになる可能性はありますが、CPU(B) の方が性能が高いと体感することが多い可能性もあります。

一般的に CPU は上位の製品ほどコア数が多いですが、コア数が多くなると発熱量等の問題が出てくるためクロック周波数が低い傾向が見られます。

そのため、CPU は上位の製品ほどマルチコア性能のベンチマークスコアが高いですが、シングルコア性能のベンチマークスコアが低い傾向が見られます。

比較する CPU やパソコンの使い方の違いによるので一概には言えませんが、CPU の性能を重視するとしても体感する性能差を重視するなら、マルチコア性能のベンチマークスコアに劣っていてもシングルコア性能のベンチマークスコアに優れている CPU を選ぶ方が良い場合があります。


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