メインメモリー BTOパソコンの選び方

最終更新日 2014年11月30日
※この記事の内容は、古くなった情報のため、最新のパソコンを選ぶ時に参考になるものではありません。

メインメモリーの役割

メインメモリーは、パソコンを快適に使用したいときに重要な PC パーツです。パソコンはデータを一時的に保存しながら作業するわけですが、そこで大事なのがメインメモリーの容量です。いくら CPU の性能が高くても、メインメモリーの容量が少なければ CPU の性能が活かせません。

他に、メインメモリーの規格等によってもパソコンの性能は変わってきますが、まず容量が重要です。なので、メインメモリーを選ぶ場合は、容量に注目して選ぶのが最も重要です。

メインメモリーの価格

BTO パソコンの最終的な価格は、その機種が搭載可能な最大メインメモリー容量まで増やすと結構高くなります。自分の予算と相談しながらメインメモリーの容量を決める必要があります。メインメモリーの容量をケチるとパソコンの快適性が落ちますので注意が必要です。

また BTO パソコンでメインメモリーの容量を選ぶとき、容量アップの際は割引される事が多いため、そのような割引キャンペーンが実施されていたらねらい目です。メインメモリーは価格の割りに性能アップを体感しやすいので、優先度を1番にするくらい重要視したいです。

4GB 以上のメインメモリー容量を使用するには、64 ビット版 OS が必要

最近の傾向ですが、メインメモリーの低価格化が随分と進み、大容量メインメモリーを選んでもそれほど価格が高くなりません。最安値モデルでも、既にメインメモリー容量が 2GB となっているモデルが多く、2GB もあれば、あらゆる OS やソフトウェアが快適に動作するでしょう。もし、動画編集や画像編集、PC ゲーム等に使用するのでれば、4GB 以上を狙いたいです。ただし、4GB 以上の容量は、OS が 64 ビット版である必要がありますので注意が必要です。

基本的に BTO パソコン販売店では、4GB 以上の容量にする場合、64 ビット版 OS が必要であることに関する注意書きが見られますが、あまり目立つように書かれていない場合もありますので、4GB 以上の容量にする場合は、忘れずに 64 ビット版 OS の方を選択しておきたいです。

同じ容量でも規格の異なるメインメモリー

同じメインメモリー容量でも、規格が異なれば性能が異なります。より高い性能を求める方は、容量だけでなく規格にも注目して選ぶ必要があります。ただし、メインメモリーを選ぶ段階で、規格まで選べないことも多いですので、その場合は、自分の望む規格のメインメモリーを、はじめから採用しているモデルを選ぶ必要があります。以下は、主要なメインメモリーの規格一覧表です。

メモリー規格 モジュール規格
(チップ規格)
動作クロック
周波数
(FSB)
データ
転送速度
DDR3 SDRAM PC3-6400 (DDR3-800) 800MHz 6.4GB/s
PC3-8500 (DDR3-1066) 1066MHz 8.5GB/s
PC3-10600 (DDR3-1333) 1333MHz 10.67GB/s
PC3-12800 (DDR3-1600) 1600MHz 12.8GB/s
PC3-14400 (DDR3-1800) 1800MHz 14.4GB/s
PC3-14900 (DDR3-1866) 1866MHz 14.9GB/s
PC3-16000 (DDR3-2000) 2000MHz 16GB/s
PC3-17000 (DDR3-2133) 2133MHz 17.06GB/s
PC3-19200 (DDR3-2400) 2400MHz 19.2GB/s
PC3-21300 (DDR3-2666) 2666MHz 21.3GB/s
DDR4 SDRAM PC4-17000(DDR4-2133) 2133MHz 17.06GB/s
PC4-19200(DDR4-2400) 2400MHz 19.2GB/s
PC4-21300(DDR4-2666) 2666MHz 21.3GB/s

最近では、メモリー規格 DDR3 SDRAM が主流です。特に非常に安いモデルだと、DDR2 SDRAM の場合もありますが、DDR2 SDRAM でも困るほど性能は低くありません。性能を重視するなら、DDR3 SDRAM か確認しておくと良いです。

ヘビーユーザー向け

パソコンを長時間使用したり、PC ゲーム、動画編集などパソコンに高負荷をかけることに使う事が多いなら、大容量メインメモリーを選ぶ必要があります。このような作業に使うソフトは、メインメモリー容量が足りないと動作が重くなり、ストレスの原因になります。

容量の目安 理由等
4 GB 〜 だいぶメインメモリーの価格が下がってきましたので、4GB の容量でも、それほど価格は高くありません。8GB や 16GB も狙えるでしょう。

現在多くの OS が 32 ビット版となっており、32 ビット版 OS では、使用可能なメインメモリー容量は 4GB となっています。4GB 以上のメインメモリー容量にしたい場合は、128 GB まで使用可能な 64 ビット版 OS を搭載したモデルを選ぶ必要があります。(ただし、マザーボード等にも使用可能なメインメモリー容量に制限があり、64 ビット版 OS だからといって、128 GB まで使用できるとは限りません。)

ミドルユーザー向け

パソコンを長時間使用したり、PC ゲーム、動画編集などパソコンに高負荷をかけることがそれほど多くないのであれば大容量メインメモリーでなくても十分ですが、メインメモリーの容量が多いといろいろメリットが多いので、できれば大容量メインメモリーを搭載しておきたいです。最近は、メインメモリーが随分と値下がったので、大容量メインメモリーにしても、それほど価格が上昇しません。

容量の目安 理由等
2 GB 〜 4GB メインメモリー容量が多いと、複数のアプリケーションを起動しても快適に動作するなど、メリットが非常に大きいです。高い性能を求めなくても、予算があれば 2GB の容量にしておきたいところです。

最近は、メインメモリーの低価格化が随分と進み、2GB 〜 4GBが標準的となってきました。なので、予算に余裕があれば、8GB や 16GB まで増やしておきたいところです。(4GB 以上の容量を使用するには、64 ビット版 OS が必要です。)

ライトユーザー向け

パソコンをインターネットやメール程度に使うのであれば、メインメモリーの容量は少なめで大丈夫ですが、予算に余裕があればメインメモリーの容量をできるだけ多くしておきたいです。特にノートパソコンは構造上、動作が遅くデスクトップよりも快適さが劣りますので、容量を重視しておきたいです。

容量の目安 理由等
2 GB メモリーの価格が下がってきたこともあり、安いモデルでも初期搭載容量が 2GB のモデルが増えてきました。数千円追加すれば 4GB にすることができる場合が多いので、多少予算に余裕があれば、4GB にしておくのがおすすめです。