CPUのオーバークロック
最終更新日
2023年09月07日
CPUのオーバークロックとは
基礎
CPUのオーバークロックとは、定格クロックを超えるクロック周波数でCPUを動作させることです。オーバークロッキング、クロックアップと呼ぶ場合もあります。メリット
オーバークロックすると性能が上がるメリットがあります。デメリット
CPUの定格クロックとは、CPUのメーカーが決めたクロックであり、安定して動作し寿命が短縮しないとメーカーが保証する上限クロックです。オーバークロックすると定格クロックを超えるため、消費電力や温度が上がり動作が不安定になったり故障したり寿命が短くなるリスクがあります。CPUに限らずマザーボードにも同様のリスクがあります。オーバークロックで故障した場合、保証対象外です。CPUのオーバークロック保証サービス
インテルのオーバークロック保証サービス
インテルではSandy Bridgeマイクロアーキテクチャーから倍率ロックフリーモデルに対し、オーバークロックして故障した場合に交換対応する有料の保証サービスを提供し始めました。この保証サービスを、パフォーマンス・チューニング・プロテクション・プラン・プログラムと呼びます。この保証サービスは北米のみ提供でした。この保証サービスは2021年2月28日に終了しました。BUY MORE秋葉原本店のオーバークロック保証サービス
BUY MORE秋葉原本店ではPentium 20周年モデルのPentium G3258の発売記念に、オーバークロックして故障した場合は無料で交換対応するオーバークロック保証サービスを提供しました。コラム
原則的にオーバークロックしやすい当たりCPUを選べない
CPUは同じ製品でも個体によってオーバークロックしやすいか異なります。オーバークロックしやすいCPUを当たりCPUと呼ぶ場合があります。CPUのメーカーが当たりCPUとわかるようにしません。CPUを販売するショップが独自にオーバークロックを行い、当たりCPUであることを確かめて販売する場合がありますが例外的です。原則的に当たりCPUを選べません。出典
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