CG用のパソコンはどれくらいの性能が必要なのか

最終更新日 2018年03月05日

CG制作に必要なパソコンの性能を一概に示すことはできない

パソコンをCG制作に使うなら基本的に高性能パソコンが必要です。パソコンは性能が高いほど価格も高いです。約10万円で買える高性能パソコンで十分な人もいれば、約100万円で買える高性能パソコンが必要な人もいます。

利用するソフトウェアが決まると自ずとパソコンに必要な性能も決まることがありますが、CG制作に関しては利用するソフトウェアが同じでもCG制作作業内容によって必要な性能が異なります。

どれくらいの性能があれば十分なのか判断する基準も人それぞれ異なり、CG制作に使うパソコンに必要な性能を一概に示すことはできません。

ここでは、3DCG制作に4KやVRを取り入れて作業する場合に少なくともこれくらいの性能が欲しいという基準で必要な性能を以下に示します。

CG制作にパソコンを使うなら少なくともこれくらいの性能が欲しい

デスクトップパソコンのタワー型は高い性能を持たせることができ、他にもコストパフォーマンスが高い、PC パーツの交換や増設をしやすいのでパソコン購入後に性能アップさせやすいという特徴があります。

CG制作のためにパソコンを買うなら、できるだけ安く高性能パソコンを買いたいところですのでコストパフォーマンスが高いタワー型を選ぶのがおすすめです。もし性能が不足したらタワー型なら PC パーツの交換や増設で解決しやすいので、タワー型が選べない理由がなければタワー型を選ぶと良いです。

ここではタワー型を選ぶことを前提にしてCG制作に必要なパソコンの性能を以下に示します。(2017年12月23日時点)

CPU Core i7-8700K(※)
メインメモリー 16GB
ストレージ SSD 256GB + HDD 1TB
ビデオチップ GeForce GTX 1070
(※)マイクロアーキテクチャ Coffee Lake、開発コードネーム Coffee Lake-S の CPU

CPU とビデオチップに関しては具体的に製品名を記載していますが、同じくらいの性能を持つ別の製品でも問題ありません。ここでは CPU はインテル社の製品、ビデオチップ(GPU)は NVIDIA 社の製品に限定しますが、どちらも AMD 社の製品を選ぶのもありです。

CG制作では CPU が最も重要

CG制作では CPU だけが重要ではありませんが、CPU が最も重要です。CPU の性能が技術進歩により向上し続けており、高性能 CPU だと多くの人が性能を持て余す時代となりましたが、CG制作では高性能 CPU が必要です。

インテル社の CPU のブランドには、主に Core i9、Core i7、Core i5、Core i3、Pentium、Celeron があります。これらの中で Core i9、Core i7 が高性能 CPU と言えます。

Core i9 の方が Core i7 よりも性能が高いですが価格も高いです。どうしても Core i9 の性能が必要そうであれば Core i9 を選ぶしかありませんが、そうでなければ性能と価格のバランスを考えて Core i7 を選ぶのがおすすめです。

CG制作では大容量メインメモリーが必要

CG制作に必要なメインメモリー容量は人それぞれ異なります。メインメモリー容量が 64GB もあれば足りないという人はそうそういないでしょうが、メインメモリー容量を 64GB にするとパソコンの価格が跳ね上がります。

メインメモリー容量が 64GB もいらないのに 64GB を選んでしまっては、無駄に支払ってしまうことになるコストが大きくなります。

自分にとって必要なメインメモリー容量がわからなければ、CG制作では少なくともメインメモリー容量は 16GB 欲しいところですので 16GB を選ぶと良いです。

もちろん自分にとってCG制作に必要なメインメモリー容量がわかるなら必要なメインメモリー容量が搭載されているパソコンを選ぶ必要があります。

メインメモリー容量が 16GB あっても足りなくなる可能性が十分あるので、パソコン購入後にメインメモリー容量を 16GB よりも大きい 32GB 等に増やすことを視野に入れておくと良いです。

CG制作に限らずストレージは SSD を選ぶのが必須

昔からパソコンのストレージには HDD が使われてきましたが、HDD のデータ読み書き速度は遅くパソコンの性能が向上し続けている中で HDD は大きなボトルネックとなります。

HDD よりも圧倒的にデータ読み書き速度が速い SSD が登場し、HDD から SSD へ移行することでボトルネックが解消します。あらゆる用途で一度 SSD を使ったら HDD には戻れないほど、パソコンのストレージを SSD にして使うと快適です。

もちろんCG制作でも SSD を選ぶと快適ですので、ストレージは SSD を選ぶ方が良いです。

必要なストレージ容量の全てを SSD にしたいところですが、SSD は容量あたりの価格が高いです。そこで SSD 小容量と HDD 大容量という組み合わせにし、SSD は主にOSやCG制作に利用するソフトウェアのインストール用とし、HDD は主にデータ保存用として使うと経済的です。

SSD をOSやCG制作に利用するソフトウェアのインストール用とするとしても、利用するソフトウェアが多くなれば必要な SSD 容量が結構大きくなります。少なくとも SSD の容量は 256GB を選ぶと良いです。

HDD の容量が 1TB ではCG関連のデータがどんどんたまり足りなくなる人が多いと思われます。もっと HDD 容量が大きいパソコンがあり、例えば HDD の容量が合わせて 10TB 以上あるパソコンも選べます。

はじめから必要な HDD 容量があれば便利ですが、選ぶパソコンの HDD 容量は程々にしておき、パソコン購入後に HDD の容量が足りなくなったら自分で HDD の交換や増設をするか外付けストレージを活用すると経済的です。

CG制作では CPU と同じくらいビデオチップ(GPU)も重要

上記にてCG制作では CPU が最も重要と書きましたが、CG制作ではビデオチップ(GPU)が最も重要とも言えるくらいビデオチップも重要です。

CG制作では GeForce と Quadro どちらを選ぶのか迷うところですが、まずは GeForce から使ってみるのがおすすめです。最高クラスの性能を持つ GeForce でも性能が足りなければ、Quadro に交換すると良いです。タワー型を選んでおけば、ビデオカードを交換することで GeForce から Quadro へ変更できます。

また、パソコンでCG制作作業中に GeForce が原因と思われるエラーの発生が多く安定性に欠ける場合でも、GeForce から Quadro に変えると良いです。

昔は、CG制作にパソコンを使うなら安定性が高い Quadro を使うことを強く推奨しましたが、今ではそうでもありません。今では GeForce でも安定性が十分高く、CGデザイナーの中で GeForce を使っている人の割合が半分を超えていてもおかしくないと思えるくらい GeForce でも問題なく使えます。

ビデオチップに関して少なくとも GeForce GTX 1070 を選ぶと良いとしましたが、さらに性能を追い求めるなら GeForce GTX 1070 Ti、GeForce GTX 1080、GeForce GTX 1080 Ti 等が選択肢に入ります。

性能と価格のバランスを考えて選ぶなら、GeForce GTX 1070 を選ぶのがおすすめです。


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