デスクトップパソコンの一体型が売れる理由 - デスクトップパソコン

最終更新日 2017年08月26日

国内大手メーカーのデスクトップパソコンは一体型ばかりに

国内で高いシェアを獲得している国内大手メーカーのデスクトップパソコンは、一体型が多くなり、今でも一体型が主流です。(2017年8月1日時点)

国内大手メーカーは、売れないタイプのデスクトップパソコンを主流にするとは思えないので、一体型が売れているのだと思われます。

ここでは、なぜ一体型が売れるのか、その理由を考えてみます。

設置スペースを抑えられる

基本的にデスクトップパソコンは、本体に外付け液晶ディスプレイを接続して使用しますので、本体と外付けディスプレイそれぞれに設置スペースが必要です。

一体型は、本体と液晶ディスプレイが一体となっており、一体型のサイズは、同じ画面サイズの外付け液晶ディスプレイとあまり変わりません。

そのため、一体型の必要な設置スペースは、外付け液晶ディスプレイのみと同じくらいですので、設置スペースを抑えられます。

パソコンの設置スペースに余裕があるなら、設置スペースを抑えられることは大したメリットになりませんが、できるだけ設置スペースを抑えたい人は結構多いと思われます。

設置スペースを抑えたいなら、ノートパソコンも選択肢に入ります。国内大手メーカーは、据え置きノートパソコンの販売を続けており、その販売に消極的になった様子は見られませんでしたので、据え置きノートパソコンも売れていると思われます。

一体型とノートパソコンは似ていますが、それぞれメリット、デメリットが少し異なります。一体型を選ぶ人もいれば据え置きノートパソコンを選ぶ人もいますが、とにかく設置スペースを抑えたいニーズが大きいので、一体型が売れている可能性があります。

接続ケーブルの数が少ない

一体型は、本体と液晶ディスプレイが一体になっていますので、本体に外付け液晶ディスプレイを接続して使うパソコンと違って、両者を接続するケーブルが不要です。

また、本体と外付け液晶ディスプレイの場合は、それぞれに電源ケーブルが必要となりますが、一体型なら電源ケーブル1本で済みます。

このように接続ケーブルの数が少なくなりますが、大したメリットではありません。しかし、パソコンに限らず家電製品に苦手意識がある人にとっては、接続ケーブルの数が少ないので簡単に使えそうに見えると思われます。

パソコンが普及し、一人一台が当たり前になりましたが、パソコンに限らず家電製品に苦手意識がある多くの人が、一体型を選んでいる可能性があります。

一体型のデメリットが一体型導入の障壁とならないのか

一体型のメリットに魅力を感じて選びたくても、一体型のデメリットがネックとなるなら、一体型を選ぶか考え直す必要がありますが、一体型のデメリットは多くの人にとってデメリットにならないので、一体型を選ぶ人が多いと思われます。

以下では、一体型のデメリットについて見ていきます。

デスクトップパソコン向け CPU を搭載できない

一体型はデスクトップパソコンですが、基本的には発熱量が小さいモバイルパソコン向け CPU を搭載します。

一体型は内部スペースが狭く冷却性能が低くなるので、発熱量が大きいデスクトップパソコン向け CPU を搭載できないからです。

モバイルパソコン向け CPU は、発熱量を抑えるために性能が低くなっています。

デスクトップパソコン向け CPU もモバイルパソコン向け CPU も製品によって性能がピンキリですが、一般的にはデスクトップパソコン向け CPU の方が性能が高く、モバイルパソコン向け CPU の方が性能が低いです。

しかし、多くの人にとってモバイルパソコン向け CPU の性能でも十分であり、デスクトップパソコン向け CPU でしか得られないような性能の高さを求める人は少ないと思われます。

CPU の性能は、技術進歩により向上し続けており、モバイルパソコン向け CPU の性能でも十分な人は増え続けています。

モバイルパソコン向け CPU の性能でも十分な人にとっては、デスクトップパソコン向け CPU を搭載できないというデメリットは、デメリットになりません。

コストパフォーマンスが低い

一体型は、コストパフォーマンスが低い、すなわち性能の割に価格が高いです。

誰しもがパソコンを少しでも安く買いたいはずですので、一体型を選ばない人が多くなりそうですが、一体型を絶対に選ばない方が良いと言えるほど価格は高くありません。

また、コストパフォーマンスが低いのか高いのか、そう簡単に判断できるものではありません。

CPU の性能だけでなく、メインメモリーの容量等、パソコンの性能を左右するものを全て考慮し、さらには一体型には液晶ディスプレイがあることも考慮する必要があります。

どのくらいのコストパフォーマンスがあるのか正確には判断できなくても、一体型と一体型以外を比べて、どちらがコストパフォーマンスが高いのか低いのか判断できる程度で十分ですが、それだけでも判断できるようになるのは結構難しいです。

一体型を選ばない人達は、一体型を選ばない理由としてコストパフォーマンスの低さをあげる人が多いでしょうが、パソコンを選ぶ人達の中で見れば、一体型のコストパフォーマンスの低さを気にしていない人が多いと思われます。

一体型は、ビデオカードを搭載できない

一体型は、ビデオカードを搭載できないデメリットがあります。

ビデオカードを搭載できないと、高いグラフィックス性能を持たせることができませんが、ビデオカードを搭載してまで高いグラフィックス性能を必要とする人は少ないと思われます。

ビデオカードが必要な用途と言えば、PC ゲームです。ビデオカードがなくてもプレイできる PC ゲームをプレイする人は多いでしょうが、ビデオカードを必要とする PC ゲームをプレイする人は少ないと思われます。

また、マザーボードに直接実装するビデオチップや、CPU に統合されているビデオチップのグラフィックス性能が進歩しており、今までビデオカードを必要としていた人の多くが、ビデオカードがなくても問題にならなくなったと思われます。

ビデオカードが不要な人にとっては、ビデオカードを搭載できないというデメリットは、デメリットになりません。

使う液晶ディスプレイが決まっている

一体型は、本体と液晶ディスプレイが一体になっていますので、使う液晶ディスプレイが自動的に決まります。

液晶ディスプレイも製品によって性能が異なりますので、液晶ディスプレイにこだわりたい人にとっては、使う液晶ディスプレイが決まってしまう一体型を選ぶのは良くありません。

一体型に映像出力端子があれば、外付け液晶ディスプレイを用意して使えますが、そこまでする予定があるなら、一体型以外を選びます。

多くの人は、液晶ディスプレイにこだわらず、映れば良いと考えていると思われます。一体型の液晶ディスプレイは、多くの人が特に不満を感じることなく使えるほどの性能がありますので、使う液晶ディスプレイが決まっていることはデメリットにならない人が多いと思われます。

PC パーツの交換、増設をしにくい

一体型は、PC パーツの交換、増設をしにくいというデメリットがあります。一部の PC パーツは交換、増設できますが、最も PC パーツの交換、増設をしやすいデスクトップパソコンのタワー型と比べたら、交換、増設できる PC パーツの種類は少ないです。

このデメリットがあるので一体型を避ける人はいますが、PC パーツの交換、増設をしないのでデメリットにならない人は多いと思われます。

パソコンを買ってから廃棄するまで、PC パーツの交換、増設をしないなら、PC パーツの交換、増設をしにくいというデメリットは、デメリットになりません。

自分でパソコンの修理をしにくい

パソコンは、複数の PC パーツが組み合わさっており、パソコンが故障したら、自分で故障している PC パーツを交換すれば、修理できます。

PC パーツの交換、増設をしにくいことは、自分でパソコンの修理をしにくいことでもありますので、一体型は自分で修理しにくいデメリットがあります。

しかし、パソコンは簡単に故障するものではなく、故障しても故障した PC パーツの特定、代わりの PC パーツを選ぶ難しさを考慮すると、自分で修理しにくくても問題ない人が多いと思われます。

自分でパソコンの修理をしない人にとっては、自分で修理しにくいというデメリットは、デメリットになりません。

とにかくパソコンが使えれば良い

以上、一体型のメリット、デメリットについて見てきましたが、一体型のメリットに魅力を感じ、一体型のデメリットが問題とならないので、一体型を選ぶ人が多いと考えられます。

しかし、多くの人は、あまり深く考えずにパソコン選ぶ可能性も考えられます。

パソコンを選ぶ人全員が、購入前にパソコンについて詳しく調べて買うとは限らず、とにかくパソコンが使えれば良いと考えて選ぶ人が多いと思われます。

一体型は、液晶テレビのように見え、お手軽に使えそうに見えます。一体型は、デザインに凝ったモデルが多く、目を引きます。あまり深く考えずにパソコンを選ぶ人が多ければ、一体型に人気が集中しても無理はないです。

あまり深く考えずに何となく一体型を選んでしまい、購入後に使ってみたところ一体型のデメリットに気づき不満の声をあげる人が増え、一体型を選ばない方が良いという情報が広まれば、一体型は売れなくなるでしょうが、一体型のデメリットに不満を感じる人が多いとは思えません。

一体型には、モバイルパソコン向け CPU を搭載するので性能が低い、コストパフォーマンスが低い、ビデオカードを搭載できないのでグラフィックス性能が低く高くすることができない、液晶ディスプレイを交換できない、PC パーツの交換、増設をしにくい、自分でパソコンの修理をしにくい、以上のデメリットがありますが、何となく一体型を選んでしまっても一体型のデメリットに気づき不満を感じる人は少ないと思われます。

それくらい一体型のデメリットは、多くの人にとってデメリットになりません。パソコンを使う人全体を考えると、一体型が売れるのは自然であり、一体型以外のデスクトップパソコン、例えばタワー型はあまり売れなくても無理はないと思えてきます。


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