デスクトップパソコンのタワー型が売れない理由を考えてみる - デスクトップパソコン

最終更新日 2017年08月21日

シェアが高い国内大手メーカーからタワー型が消えた

国内で高いシェアを獲得している国内大手メーカーのパソコンには、昔はデスクトップパソコンのタワー型がありましたが、今では無きに等しいです。(2017年8月1日時点)

国内大手メーカーのデスクトップパソコンからタワー型がなくなり、デスクトップパソコンの一体型が主流になりましたが、その影響でシェアが低くなったようには見えないので、タワー型をなくした理由は、あまり売れないからと思われます。

ここでは、なぜタワー型は売れないのか、その理由を考えてみます。

タワー型のメリットは不要な人が多い

タワー型には、様々なメリットがありますが、タワー型があまり売れない理由は、タワー型のメリットを必要とする人が少ないからと考えられます。

タワー型のメリットを必要とする人が多ければ、タワー型を選ぶ人が多くなり、タワー型がよく売れるはずです。

以下では、タワー型の主なメリットについて見ていきます。

最高レベルの性能を持つ CPU を搭載できる

最高レベルの性能を持つ CPU は、性能が低い CPU と比べて特別サイズが大きくはありませんが、最高レベルの性能を持つ CPU は、発熱量が大きいので、冷却性能が高い CPU クーラーが必要です。冷却性能が高い CPU クーラーは、サイズが大きいです。

最高レベルの性能を持つ CPU は、消費電力が高いので、電源容量が大きい電源ユニットが必要です。電源容量が大きい電源ユニットは、サイズが大きいです。

最高レベルの性能を持つ CPU から発熱した熱量により、PC ケース内部の温度が上昇しすぎないように内部スペースが広い PC ケースが必要です。

最高レベルの性能を持つ CPU と合わせて使う必要がある PC パーツを考慮すると、最高レベルの性能を持つ CPU を搭載できるパソコンは、タワー型です。

厳密には、タワー型以外のパソコンでも最高レベルの性能を持つ CPU を搭載できますが、最高レベルの性能を持つ CPU の搭載に最も適しているのはタワー型であることは確かです。

CPU は、パソコンにとって頭脳的な存在ですので、最高レベルの性能を持つ CPU があれば、処理速度が向上し、様々な用途にてパソコンを快適に使えますが、最高レベルの性能を持つ CPU を必要とする人は少ないと思われます。

CPU は、技術進歩により随分と性能が向上しましたので、多くの人にとって、最高レベルの性能を持つ CPU の半分くらいの性能を持つ CPU でも十分です。

昔は、最高レベルの性能を持つ CPU でさえ性能不足と感じるものでしたが、最高レベルの性能を持つ CPU は価格が高すぎであり、性能と価格のバランスがとれた CPU を選ぶのが良かったです。

最高レベルの性能を持つ CPU は、予算度外視で購入できる人向けの CPU であり、昔でも価格を考慮し最高レベルの性能を持つ CPU を必要としなかった人は多かったと思われます。

今でも、最高レベルの性能を持つ CPU が欲しくても、価格が高すぎますので、どうしても必要でなければ選ぶのはおすすめできません。

サイズが大きいビデオカードを搭載できる

タワー型には、サイズが大きいビデオカードを搭載できます。ビデオカードのグラフィックス性能の高さは、製品によって異なりますが、パソコンに高いグラフィックス性能を持たせるなら、サイズが大きいビデオカードが必要です。

多くの人は、高いグラフィックス性能は不要であり、サイズが大きいビデオカードも不要と思われます。高いグラフィックス性能を必要とする使用用途と言えば、PC ゲームです。

家庭用ゲーム機でプレイする人や、スマートフォンやタブレットでゲームする人等を含めれば、ゲーム人口は多いですが、高いグラフィックス性能を必要とするような PC ゲームをプレイする人は少数派です。

動画編集、画像編集等、高いグラフィックス性能が必須ではないが、人によっては必要になる使用用途がありますが、例えば動画編集、画像編集では基本的には高いグラフィックス性能がなくても問題なく、高いグラフィックス性能を必要とする人は少ないです。

複数のストレージを搭載できる

タワー型には、複数のストレージを搭載できます。タワー型以外でも複数のストレージを搭載できますが、タワー型は搭載可能なストレージ台数が多いです。

同じタワー型でも搭載可能なストレージ台数は異なりますが、少なくとも4つくらいは搭載できます。

複数のストレージを搭載できれば、ストレージ容量を大きくする、使用目的別にストレージを使い分ける、RAID を組む等を実現できますが、多くの人にとってストレージは1つあれば十分です。

複数の光学ドライブを搭載できる

タワー型には、複数の光学ドライブを搭載できます。複数の光学ドライブがあれば、複数枚の光ディスクメディアに対し同時書き込み等ができますが、多くの人にとって複数の光学ドライブがなくても問題なく、1つあれば十分です。

今では、光ディスクメディアが使われなくなってきており、多くの人にとって光学ドライブがなくても問題ないくらいです。

PC パーツの交換、増設がしやすい

タワー型は、基本的に汎用的な PC パーツで構成されており、代わりになる PC パーツを見つけやすいので、PC パーツを交換しやすいです。

タワー型は、内部スペースが広く、搭載可能な PC パーツの種類や数が多いので、PC パーツを増設しやすいです。

PC パーツの交換、増設がしやすいと、パソコン購入後に自分で性能アップしたり、機能を追加したりできますが、多くの人はパソコン購入後に PC パーツの交換、増設をしないと思われます。

自分でパソコンの修理をしやすい

タワー型は、PC パーツの交換がしやすいですが、自分で修理しやすいということでもあります。パソコン故障時は、たいていは一部の PC パーツが故障しており、代わりになる PC パーツを探して購入し、交換すれば修理できます。

しかし、パソコンが故障したら、どの PC パーツが故障しているのか判断するのは難易度が高く、故障している PC パーツがわかっても、代わりになる PC パーツを探すのも結構難易度が高いです。

そのため、多くの人は、パソコンが故障したら、メーカーや修理業者の修理サービスを利用すると思われます。

タワー型があまり売れないのも無理はない

以上、タワー型の主なメリットについて見てきましたが、万人にとってメリットになるとは思えません。タワー型があまり売れないのも無理はないと思います。

タワー型は、コストパフォーマンスが高いメリットもありますが、このメリットのために広い設置スペースが必要なタワー型を選ぶ人が多くなるのかは疑問です。

一体型であれば、一体型と同じ画面サイズの外付け液晶ディスプレイと同じくらいの設置スペースで済みます。

一体型は、コストパフォーマンスが低いデメリットがありますが、それが嫌であれば、タワー型と同じくらいコストパフォーマンスが高い省スペース型が選択候補となります。省スペース型も結構広い設置スペースが必要ですが、タワー型よりは抑えられます。

国内大手メーカーのラインナップから、タワー型だけでなく省スペース型も消えたことがありましたが、今では省スペース型の販売にも力を入れているようです。(2017年8月1日時点)

売れているならラインナップに含めるはずですので、相変わらずタワー型はあまり売れませんが、省スペース型は売れていると思われます。


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