タワー型デスクトップと省スペース型デスクトップどちらが良いのか

最終更新日 2017年09月18日

デスクトップパソコン主流タイプの中で本体と液晶ディスプレイが分離しているタイプを選ぶ

デスクトップパソコンは、タワー型、省スペース型、キューブ型、コンパクト型、スティック型、一体型に分けることができます。

各メーカーのデスクトップパソコンのラインナップを見ると、タワー型、省スペース型、一体型が主流です。(2017年9月1日時点)ここでは、これら主流のタイプに絞ります。

一体型は、本体と液晶ディスプレイが一体となっており、デスクトップパソコンの中で特殊な存在です。一体型以外のデスクトップパソコンは、本体と液晶ディスプレイが分離しています。

そのため、本体と液晶ディスプレイが分離しているデスクトップパソコンを選ぶとしたら、タワー型と省スペース型どちらかを選ぶことになります。

ここでは、タワー型と省スペース型どちらを選ぶ方が良いのかについて記載しています。

タワー型と省スペース型の違い

省スペース型は、名称からわかるとおりタワー型よりもサイズが小さく設置スペースを抑えられます。省スペース型は、タワー型よりも内部スペースが狭くなるため、以下のような違いが見られます。

タワー型 省スペース型
・最高レベルの性能を持つ CPU を搭載できる
・搭載できるストレージの台数が多い
・搭載できる光学ドライブの台数が多い
・通常サイズの拡張カード、ロープロファイル対応の拡張カードどちらも搭載できる
・搭載できる拡張カードの枚数が多い
・電源容量が大きい電源ユニットを搭載できる
・PC パーツの交換、増設をしやすい
・最高レベルの性能を持つ CPU を搭載できない
・搭載できるストレージの台数が少ない
・搭載できる光学ドライブの台数が少ない
・通常サイズの拡張カードを搭載できないが、ロープロファイル対応の拡張カードは搭載できる
・搭載できる拡張カードの枚数が少ない
・電源容量が大きい電源ユニットを搭載できない
・PC パーツの交換、増設をしにくい

タワー型の特徴を見てタワー型である必要がなければ、設置スペースを抑えられる省スペース型を選ぶ方が良いですが、タワー型ではなく省スペース型を選べば劇的に設置スペースを抑えられると言えるほどではありませんので、タワー型である必要がなくても省スペース型を選ぶのもありです。

タワー型を選んでおけば、購入後にタワー型の特徴が必要になっても対応できます。

例えば、通常サイズのビデオカードが搭載されていないデスクトップパソコンを購入後に通常サイズのビデオカードが必要になった場合、タワー型であれば自分で通常サイズのビデオカードを用意して搭載できます。省スペース型だと、通常サイズのビデオカードを搭載できません。

このようにタワー型は柔軟に対応できますので、タワー型ではなく省スペース型を選んで問題なくてもタワー型を選ぶのもありです。

以下では、タワー型と省スペース型の各違いに注目した選び方について記載していきます。

高いグラフィックス性能が必要ならタワー型

タワー型と省スペース型の違いの中で最も重要な点は、タワー型は通常サイズの拡張カードを搭載できますが、省スペース型は搭載できないことです。

拡張カードのサイズは、大きく分けて通常サイズ、ロープロファイルがあり、ロープロファイルは通常サイズよりもサイズが小さいです。

省スペース型は、通常サイズの拡張カードを搭載できませんので、通常サイズの拡張カードが必要ならタワー型を選ぶ必要があります。

拡張カードには、インターフェースカードやサウンドカード等、様々な種類がありますが、ビデオカードが代表的な拡張カードです。

通常サイズのビデオカードは、ロープロファイル対応のビデオカードよりもグラフィックス性能が高いですが、グラフィックス性能の高さを重視し通常サイズのビデオカードが必要ならタワー型を選ぶ必要があります。

高いグラフィックス性能を必要とする用途と言えば PC ゲームですが、このような用途にデスクトップパソコンを使うならタワー型を選ぶ必要があります。

PC ゲーム向けのデスクトップパソコンはタワー型が多いですが、グラフィックス性能を高くするために通常サイズのビデオカードを搭載する必要があるためです。

ロープロファイル対応のビデオカードでも必要なグラフィックス性能を得られるなら、省スペース型も選択肢に入れることができます。

各メーカーのデスクトップパソコンに見られる拡張カードはビデオカードくらいですが、ビデオカード以外の拡張カードに関しても選び方は同じです。

例えば、サウンドカードは通常サイズの方が高性能・高機能ですが、通常サイズのサウンドカードが必要ならタワー型を選ぶ必要があります。

最高レベルの性能を持つ CPU が必要ならタワー型

CPU は、最高レベルの性能を持つ CPU でも特別サイズが大きくはありませんので、省スペース型の内部に余裕で収まります。

しかし、最高レベルの性能を持つ CPU 向けの CPU クーラー、マザーボード、電源ユニットはタワー型向けのものばかりであり、また最高レベルの性能を持つ CPU は発熱量が大きく、冷却性能を高めるために本体内部スペースが広い方が望ましいので、最高レベルの性能を持つ CPU が必要ならタワー型を選ぶ必要があります。

CPU の性能は、技術進歩により随分と向上しましたので、平均的な性能を持つ CPU でも多くの人が性能を持て余す時代です。CPU の性能の高さを重視するとしても、最高レベルの性能を持つ CPU はコストパフォーマンスが低い、すなわち性能の割には価格が高く、予算を度外視してとにかく性能が高い CPU を入手したい方向けです。

それでも、最高レベルの性能を持つ CPU を使いたいのであればタワー型を選ぶ必要がありますが、そうでなければ省スペース型も選択肢に入れることができます。

多数のストレージが必要ならタワー型

タワー型は、内部スペースが広いので多数のストレージを搭載できます。搭載可能なストレージ台数は PC ケース等によりますが、タワー型であれば少なくとも4台くらいは搭載できます。省スペース型だと1〜2台くらいです。

ストレージ台数が多ければ、全体的なストレージ容量を大きくできますが、今ではストレージ1台あたりの容量が大きいのでストレージ1台あれば十分な容量を持てます。

複数のストレージ台数を搭載することで RAID を導入できますが、 RAID の必要性 に記載しているとおり RAID の必要性は低いです。

他に特にストレージ台数を多くしたい理由がなければ、タワー型を選ぶ必要はなく省スペース型も選択肢に入れることができます。

多数の光学ドライブが必要ならタワー型

タワー型は、PC ケース等によりますが光学ドライブを少なくとも2台は搭載できます。省スペース型だと1台です。

光学ドライブが複数あれば、複数の光ディスクメディアに対して同時読み書き等できますが、そのような使い方をせず光学ドライブが1台あれば十分なら省スペース型も選択肢に入れることができます。

多数の拡張カードが必要ならタワー型

タワー型は、PC ケース等によりますが拡張カードを少なくとも4枚くらいは搭載できます。省スペース型だと4枚くらいです。

ロープロファイル対応の拡張カードのみ必要であっても、4枚を超える枚数が必要であればタワー型を選ぶ必要があります。

人によりますが必要性が高い拡張カードはビデオカードくらいであり、ビデオカードを必要とするとしても多くの人にとって1枚あれば十分です。

多数の拡張カードを必要とする理由がなければ、タワー型を選ぶ必要はなく省スペース型も選択肢に入れることができます。

電源容量が大きい電源ユニットが必要ならタワー型

デスクトップパソコンに搭載される PC パーツ全体の消費電力が大きくなるほど、必要な電源ユニットの電源容量が大きくなります。PC パーツの中で特に消費電力が大きいのが CPU とビデオカードであり、どちらも性能が高いほど消費電力が大きいです。

タワー型なら電源容量が大きい電源ユニットを搭載でき、省スペース型では搭載できませんが、省スペース型では電源容量が大きい電源ユニットが必要になることはありません。

電源容量が大きい電源ユニットが必要になるほどの消費電力が高い高性能 CPU や高性能ビデオカードを、省スペース型は搭載できないからです。

電源容量が大きい電源ユニットが必要になるほどの消費電力が高い高性能 CPU や高性能ビデオカードを必要とするなら、自然とタワー型を選ぶことになります。

PC パーツの交換、増設をするならタワー型

上記からわかりますが、タワー型は搭載可能な PC パーツの種類や数が省スペース型よりも多いです。また、タワー型は内部スペースが広いので、PC パーツの交換、増設作業をしやすいです。

もしデスクトップパソコン購入後に自分で PC パーツの交換、増設をする予定があるならタワー型を選ぶ方が良いです。

同じタワー型でも、タワー型にはサイズが大きい順に並べてフルタワー、ミドルタワー、ミニタワーがありますが、サイズが大きいほど搭載可能な PC パーツの種類や数が多くなります。

フルタワーは主にサーバー向けであり個人向けデスクトップパソコンの中から選ぶなら、ミドルタワーかミニタワーを選ぶことになりますが、ミニタワーでは搭載できない PC パーツがあるならミドルタワーを選ぶ必要があります。

特に注意が必要なのは、拡張カードのビデオカードです。タワー型に搭載できる通常サイズの拡張カードは、製品によってサイズが異なりますが、ビデオカードは製品によってサイズが大きく異なります。

ミニタワーだと、通常サイズでもサイズが大きい方の拡張カードだとサイズオーバーで入らないことがありますが、ビデオカードではグラフィックス性能が高いほどサイズが大きい傾向が見られ、最高レベルのグラフィックス性能を持つビデオカードは、ミニタワーだと搭載できないことがあります。

そのため、通常サイズでもサイズが大きい方の拡張カードを搭載する予定なら、ミドルタワーを選ぶ必要があります。

デスクトップパソコン購入後に自分で PC パーツの交換、増設をする予定があるとしても、どの PC パーツを搭載させるか事前に決めておけるとは限らず、決めておけるとしても搭載させる予定の PC パーツがミニタワーに収まるかどうかわからないこともあります。

そのような場合は、ミドルタワーを選ぶ方が無難です。搭載させようとした PC パーツのサイズが大きすぎて搭載できない、搭載可能数をオーバーして搭載できない等のリスクを抑えられます。


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