Windows Vista Capable にまつわる訴訟問題

最終更新日 2014年12月01日
※この記事の内容は、古くなった情報のため、最新のパソコンを選ぶ時に参考になるものではありません。

Vista Capable なのに Vista が動かない

Microsoft 社の OS である Windows Vista は、パソコンに十分な性能が無いと、まともに動かない事で大きな話題となりましたが、それに関して、米国で訴訟が起きた事がありました。

訴訟に関係したのは、Windows Vista Capable と表示されて販売されたパソコンです。まだ、Windows Vista が発売されていなかった頃、各メーカーやショップでは、Windows Vista Capable と表示されたパソコンが販売されていて、それは Windows Vista が正常に動作する性能を満たしている事を意味していました。

しかし、Windows Vista 発売後、Windows Vista Capable と表示されて販売されたパソコンの中には、Windows Vista の最下位エディションで一番安い Home Basic しか動かないモデルが多い事が判明しました。

と言っても、元々Windows Vista Capable は、Home Basic が正常に動く事を意味していたので、Home Basic 以外のエディション( Home Premium 等)が動かなくても、問題はありません。

問題となったのは、Windows Vista Capabule に関して十分な説明がされずに販売された事です。当時の販売状況を振り返ってみると、よく調べないと Windows Vista Capabule と表示されたパソコンは、Windows Vista の全てのエディションを動かせると消費者に受け取られてもおかしくない状況でした。

ちなみに、Home Basic より上のエディション(Home Premium 等)が正常に動くパソコンは、Windows Vista Ready と表示されて販売されていました。

ソフトウェアが正常に動くとされるスペックは疑って見る

Windows Vista Capabule に関しては、確かに消費者に対してわかりにくい点があったと思います。もう過ぎた事は忘れる事にして、何か一つ学び取るとしたら、一般的に OS も含めてソフトウェア側が定める推奨スペックは、私たち消費者もよく検討する必要があるという事ではないでしょうか。

元々ソフトウェア側が定めている推奨スペックは、ぎりぎりのレベルである事が多いですし、他に正常に動く条件が、小さな字で書かれていたりする事も珍しくありません。

それにパソコンに限らず、購入後に消費者が気づいてがっかりするような情報は、わかりにくいように書かれていたりするものです。

よって、あるソフトウェアが正常に動くかどうか検討してパソコンを選ぶ時は、選んだパソコンではそのソフトウェアが正常に動く事をアピールしていても、何か裏があるのではと思うくらい、よく調べた方が良いです。

発売前や購入前は、自分だけの力で調べるのは難しいですが、新しいソフトウェアが登場する頃は、各サイトで毎日のように新しい情報が公開されていますので、検索サイト等で調べれば、容易に調べられるはずです。