メインメモリーをマルチチャンネルにする必要性 - メインメモリー

最終更新日 2017年03月12日

マルチチャンネルとは

マルチチャンネルとは、複数のメインメモリーを使用してデータ転送速度を向上させる技術です。マルチチャンネルを利用せずに動作させることを、シングルチャンネルと呼びます。

マルチチャンネルには、使用するメインメモリー枚数に応じて以下の種類があります。

種類 特徴
デュアルチャンネル ・2枚のメインメモリーを組み合わせて動作させる
・シングルチャンネルと比べるとデータ転送速度が2倍になる
トリプルチャンネル ・3枚のメインメモリーを組み合わせて動作させる
・シングルチャンネルと比べるとデータ転送速度が3倍になる
クアッドチャンネル ・4枚のメインメモリーを組み合わせて動作させる
・シングルチャンネルと比べるとデータ転送速度が4倍になる

マルチチャンネルを利用するには、CPU とマザーボードがマルチチャンネルに対応している必要があります。CPU とマザーボードがマルチチャンネル非対応であれば、複数のメインメモリーを搭載してもマルチチャンネル動作させることはできず、シングルチャンネルで動作となります。

また、CPU とマザーボードがデュアルチャンネルまで対応なら、トリプルチャンネルやクアッドチャンネルは利用できません。同様にトリプルチャンネルまで対応なら、クアッドチャンネルは利用できません。

マルチチャンネル動作させても性能は体感できるほど上がらない

マルチチャンネル動作とシングルチャンネル動作を比べると、マルチチャンネルの方がデータ転送速度が速くなりますが、実際にパソコンを使用すると体感できるほど性能は上がりません。

パソコンはマルチチャンネル動作をうまく利用できるようなデータ転送をすることが少なく、パソコンの性能は他の PC パーツの性能の良し悪しが大きく影響してくるので、マルチチャンネル動作の有無次第でパソコンの性能は大きく変わりません。

パソコンで行われる処理のほとんどはマルチチャンネル動作により向上したデータ転送速度を活かせず、シングルチャンネル動作のデータ転送速度で十分です。

動画編集や画像編集、PC ゲーム等、メインメモリーへのデータ読み書きが大量に発生する作業に使うのであれば、マルチチャンネル動作によって向上したデータ転送速度を結構活かせますが、それでも体感できるほどの性能向上を実感するのは難しいです。

少しでも性能の高さを重視するなら、複数のメインメモリーを搭載しマルチチャンネル動作させる方が良いですが、できるだけ性能が高い CPU やビデオチップにする、HDD ではなく SSD にする等、他の PC パーツにおいて性能の高さを重視する方が良いです。


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