薄型ノートパソコンのメリット、デメリット - ノートパソコン

最終更新日 2016年08月08日

薄い故のデメリットを持つ薄型ノートパソコン

どのくらいの厚さ(高さ)から薄型ノートパソコンと呼ぶのか明確な定義はありませんが、ここでは厚さ 15mm 以下を薄型ノートパソコンとします。

薄型ノートパソコンは薄いだけでなく軽いモデルが多く、持ち運びしやすいです。特に外出先へノートパソコンを持ち運ぶ必要があるなら薄型ノートパソコンがおすすめですが、薄さと相反する要素は多く、薄い故のデメリットがあります。

持ち運びしやすいからと安易に薄型ノートパソコンを選ぶ前に、薄型ノートパソコン特有のデメリットを確認し、自分にとってデメリットが大きな問題となるようであれば、薄型ノートパソコンは避ける方が良いです。

厚さが 20mm 〜 30mm 程度あってもモバイル用途を前提にして作られたモバイルノートパソコンであれば十分持ち運びしやすく、薄い故のデメリットが全くないわけではありませんが、薄型ノートパソコンよりはデメリットが少ないです。

以下では、薄型ノートパソコンのデメリットだけでなく、メリットについても記載しています。

メリット デメリット
・持ち運びしやすい
・バッテリー駆動時間が長い
・キーストロークが浅い
・性能が低い
・ストレージ容量が小さい
・光学ドライブがない
・外部インターフェースが少ない
・バッテリー交換できない
・価格が高い

薄型ノートパソコンのメリット

持ち運びしやすい

薄型ノートパソコンという名称のとおり本体が薄く、薄い本のように鞄等に入れやすく持ち運びしやすいです。薄型ノートパソコンは、薄さだけでなく軽さにも優れているモデルが多いです。薄さと軽さを両立したモデルは、大変持ち運びしやすいです。

据え置きノートパソコンでも薄さに優れたモデルがありますが、このようなモデルは幅と奥行が長く、重量が結構ありますので、持ち運びしやすいとは言えません。

薄型ノートパソコンに当てはまるモデルは、モバイル用途を前提とするモバイルノートパソコンに多いですが、据え置きノートパソコンにもありますので、持ち運びしやすさが必要であれば、厚さだけでなく幅と奥行の確認も必須です。

幅と奥行が A4 サイズ(297mm×210mm)くらいまでが持ち運びしやすい目安となりますが、画面サイズで言うと約12〜13インチ型くらいまでです。

バッテリー駆動時間が長い

薄型ノートパソコンは、モバイル用途を前提としたモデルが多いです。モバイル用途では、バッテリー駆動時間の長さが重要ですので、一般的に薄型ノートパソコンはバッテリー駆動時間が長めです。

ただし、バッテリー駆動時間を長くするほど搭載バッテリーのサイズと重量が増すため、モバイル用途を前提としたノートパソコンの中で最もバッテリー駆動時間の長さに優れていると言えるほどではありません。

軽さを犠牲にするとしても、薄型ノートパソコンは内部スペースが狭いので、サイズが大きいバッテリーを搭載するのは難しいです。

薄型ノートパソコンのデメリット

キーストロークが浅い

ノートパソコンを薄くするためには、キーボードのキーストロークを浅くする必要があります。キーストロークとは、キー押下時にキーが沈む最大距離です。

ノートパソコンでは、一般的にキーストロークは 2mm が打ちやすい目安ですが、薄型ノートパソコンでは 1mm 前後くらいです。慣れれば、キーストロークが浅くても打ちやすく感じるようになってきますが、ユーザーによってはキーストロークが浅いといつまで経っても打ちにくいと感じるかもしれません。

性能が低い

パソコンの性能は CPU の性能だけで決まるものではありませんが、パソコンの頭脳的存在である CPU の性能は、パソコンの性能を大きく左右します。

薄型ノートパソコンは内部スペースが狭く放熱性が悪いので、発熱量が大きい高性能 CPU を搭載できません。薄型ノートパソコンには、性能を犠牲に発熱量を抑えた CPU が搭載されます。

薄型ノートパソコンではないノートパソコンでも内部スペースが狭く放熱性が悪いので、性能を犠牲に発熱量を抑えた CPU が搭載されますが、薄型ノートパソコンよりは内部スペースが広く放熱性が良いので、発熱量が大きい CPU を搭載する余裕があります。

そのため、薄型ノートパソコンの中で性能が高い方のモデルであっても、ノートパソコン全体的に見れば性能は中間程度です。

技術進歩により CPU の性能は随分と向上しましたので、ノートパソコン全体的に見て中間程度どころか低い方の性能でも、それほど不満に感じないほどですが、高い性能を求めるユーザーにとっては薄型ノートパソコンの中で性能が高い方のモデルであっても、性能に不満を感じる可能性が高いです。

性能を犠牲に発熱量を抑えた CPU が搭載されるのはモバイルノートパソコン全体に見られる特徴ですので、薄型ノートパソコン含めてモバイルノートパソコンを選ぶなら、性能が低いのは避けられないデメリットです。

もし持ち運びしやすい必要がなく性能の高さを重視するなら、薄型ノートパソコンには当てはまらない据え置きノートパソコンを選ぶのがおすすめです。

ストレージ容量が小さい

ストレージは、HDD よりも SSD の方が薄型化に有利なため、薄型ノートパソコンには SSD が採用されます。SSD は、HDD よりも読み書き速度、耐衝撃性、静音性、省エネに優れていますが、容量あたりの価格が高く、また HDD のように大容量化が実現できていませんので、薄型ノートパソコンのストレージ容量は小さい傾向が見られます。

徐々に SSD の低価格化と大容量化が進んでおり、ストレージ容量が小さいというデメリットは薄れつつありますが、大容量ストレージを必要とするユーザーにとってはデメリットとなります。

薄型ノートパソコンのストレージ容量が足りなくなっても、外付けストレージやクラウドストレージを使用する手があります。これらでストレージ容量不足を解消する使い方で問題なければ、ストレージ容量が小さいことはデメリットにはなりません。

光学ドライブがない

ノートパソコンを薄くするためには、光学ドライブの存在が障害となるため、薄型ノートパソコンには光学ドライブが搭載されていません。

光学ドライブを使用するユーザーにとっては不便ですが、光ディスクメディアの CD や DVD、BD を使用する機会は少なくなっています。昔は、光ディスクメディアはソフトウェアや動画、音楽コンテンツ等の提供に使われましたが、今ではインターネット経由による提供が普及しています。

光ディスクメディアはデータの持ち運びにも使われましたが、今では光ディスクメディアよりも利便性が高い USB メモリーやメモリーカード等の記憶媒体が普及しています。

そのため、光学ドライブが搭載されていないことは、あまりデメリットにはなりません。たまに光ディスクメディアを使用する程度であれば、薄型ノートパソコンに外付け光学ドライブを接続するという使い方でもあまり不便に感じないと思われます。

外部インターフェースが少ない

ノートパソコンを薄型化するためには、外部インターフェースを少なくする必要があります。薄型ノートパソコンでは、主に周辺機器との接続に使われる USB 端子の数が少ないです。

USB 端子の数が足りなくても、USB ハブを使用すれば USB 端子の数を増やせますので、USB 端子数の少なさはあまりデメリットにはなりません。

D-sub 15pin(アナログ RGB、または VGA とも呼ばれる)出力端子、有線 LAN 端子は、薄くするためには障害となる存在ですので、薄型ノートパソコンには D-sub 15pin 出力端子ではなく HDMI 出力端子か DisplayPort 出力端子があり、有線 LAN 端子はないモデルが多いです。

D-sub 15pin 出力端子は廃れてきていますので、D-sub 15pin 出力端子がなくても特に問題がないユーザーは多いでしょうが、古い外付け液晶ディスプレイやプロジェクター等に映像出力するために D-sub 15pin 入力端子へ接続する場合は、D-sub 15pin 出力端子がないのはデメリットになります。

HDMI 出力端子、DisplayPort 出力端子どちらも変換アダプターを使用すれば、D-sub 15pin 入力端子へ接続できますが、D-sub 15pin 入力端子へ接続する機会が多ければ、D-sub 15pin 出力端子がある方が便利です。

無線 LAN を利用するなら有線 LAN 端子がなくても問題ありませんが、有線 LAN 端子が必要なら、USB 端子を有線 LAN 端子へ変換するアダプターを使用すれば、薄型ノートパソコンに有線 LAN 端子がなくても LAN ケーブルを接続して有線 LAN を利用できます。D-sub 15pin 出力端子と同様に、有線 LAN を利用する機会が多ければ、有線 LAN 端子がある方が便利です。

バッテリー交換できない

ノートパソコンを薄くするためには、バッテリーの存在が障害となりますが、なくすわけにはいきません。また、基本的に薄型ノートパソコンはモバイル用途を前提としているため、バッテリーを小さくしてバッテリー駆動時間を短くするわけにはいきません。

薄型化しなければならない条件下で、できるだけ大きいバッテリーを搭載するためには、本体内部にバッテリーを固定し内蔵してしまう構造が良く、薄型ノートパソコンはユーザーがバッテリーを取り外して交換できないモデルが多いです。

バッテリーを交換できないモデルだと、予備のバッテリーも持ち運び、バッテリーを交換してバッテリー駆動時間を延ばす使い方ができません。

いずれバッテリーは寿命を迎えますが、新しいバッテリーを購入して交換することもできません。バッテリーを交換する場合は、基本的にメーカーによる有償修理になります。

価格が高い

ノートパソコンを薄くするためには、コストがかかりますので、薄型ノートパソコンの価格は高めであり、コストパフォーマンスが低くなるのはやむを得ません。

しかし、ノートパソコンの差別化が難しくなった今、薄いという価値を価格に反映しているモデルが多いと思われます。限界まで価格を下げて売り、粗利益率を低く設定しているかもしれませんが、薄型ノートパソコンは価格が高すぎる印象を受けるモデルが多いです。

薄いことに大きな価値を見出すなら、適正価格となるでしょうが、薄い必要性が低ければ薄型ノートパソコンはコストパフォーマンスが悪く価格が高すぎます。

おすすめ薄型・軽量モバイルノートパソコン販売ショップ

薄くて軽いモバイルノートパソコンは、国内メーカーと海外メーカーが強いです。どの国内メーカーと海外メーカーも薄くて軽いモバイルノートパソコンを販売していますが、以下はトップクラスの薄さと軽さを実現したモバイルノートパソコンを販売しているショップです。
NEC
NEC は、日本に初めてパソコンが登場した頃からパソコンの製造を行い続け、国内トップクラスの高いシェアを獲得しているパソコンメーカーです。

薄さも驚異的ですが、持ち上げるたびに驚くほどの軽さが大きな特徴である LAVIE Direct HZ[Hybrid ZERO] を販売しており、13.3型ワイド液晶搭載ノートPCとしては世界最軽量です。(2015年4月1日現在、NECパーソナルコンピュータ調べ。)
(2015年8月26日時点)
パナソニック
パナソニックは、完成度の高いモバイルノートパソコンとサービスの質で高い評価を得ているパソコンメーカーです。

パナソニックでは、機能や性能を可能な限り維持して薄型化と軽量化を実現していますので、特別薄さに優れたモデルはありませんが、全体的に軽さに優れたモデルがそろっており、画面サイズ10.1インチ型のコンバーチブル PC である RZ シリーズは、コンバーチブル PC において世界最軽量です。(2015年6月2日現在、パナソニック調べ。)
(2015年8月26日時点)
Lenovo
レノボは、目覚しいスピードで成長し、世界でトップクラスのシェアを獲得するまでになったパソコンメーカーです。

カーボン繊維素材を採用し、画面サイズが14インチ型でありながら驚異的な薄さと軽さを実現した Think Pad X1 Carbon を販売しており、画面サイズ14インチ型ノートパソコンではトップクラスの薄さと軽さです。
(2015年8月26日時点)


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