スクエア画面のノートパソコンの終焉 - ノートパソコン

最終更新日 2015年10月31日

ワイド画面の低価格化が進み、スクエア画面は採用されなくなっていった

画面サイズの縦横比が4:3、または5:4だとスクエア画面、16:9、または16:10だとワイド画面と呼ばれます。同じ画面サイズで比較した場合、スクエア画面と比べてワイド画面は横に広くなり縦は狭くなります。

スクエア画面 4:3、5:4
ワイド画面 16:9、16:10

ノートパソコンに搭載される液晶ディスプレイは、昔はスクエア画面が主流でしたが、今ではワイド画面が主流となっています。なぜ主流がスクエア画面からワイド画面へ変わったのか、その要因にはワイド画面の低価格化があります。

液晶テレビでは、テレビ番組や映画等の動画コンテンツを視聴するためにワイド画面の方が適していますが、爆発的に普及するワイド画面の液晶テレビに合わせて、液晶パネルのメーカーはワイド画面の液晶パネルを優先的に生産するようになり、ワイド画面の液晶パネルの低価格化が進みました。

液晶パネルのメーカーが生産する液晶パネルは、液晶テレビに限らずノートパソコンに搭載される液晶ディスプレイや外付け液晶ディスプレイにも採用できるものであり、ノートパソコンのメーカーはワイド画面の液晶パネルを採用する方がコストダウンできるため、ノートパソコンに搭載される液晶ディスプレイでもワイド画面が主流となりました。

スクエア画面よりワイド画面を選ぶ人が多かった事が影響した可能性

もしノートパソコンではワイド画面よりスクエア画面の方が適していたら、スクエア画面の需要が大きかったでしょうから、スクエア画面とワイド画面が混在し続けたかもしれません。

ノートパソコンでは、ワイド画面よりスクエア画面の方が適している場合があるのは確かです。例えば、オフィスソフトウェアのワードやエクセルで作られた資料やPDF資料は、ワイド画面よりも縦が長いスクエア画面の方が読みやすいです。

また、インターネット上の多くのウェブサイトも、スクエア画面の方が見やすいです。そのため、ビジネス用途でノートパソコンを使うなら、ワイド画面よりスクエア画面の方が適しているでしょう。

一方、インターネットによる動画コンテンツの提供が普及し、ノートパソコンで動画コンテンツを視聴する機会が増えてきましたが、動画コンテンツの視聴に使うならワイド画面の方が適しています。

また、ビジネス用途で使うならスクエア画面の方が良いとは一概に言えず、ワイド画面なら横に広くなりますので、資料を横に並べても読みすくなります。

さらには、どの用途でもキーボード面積は横に広い方が打ちやすいですが、ワイド画面であればキーボード面積も横に広くなります。

このようにスクエア画面とワイド画面のメリットは異なり、どちらが良いかは人それぞれです。スクエア画面とワイド画面、どちらの方が需要が大きいのか実際に調べてみないとわかりませんが、両者のノートパソコンが混在していた時代では、両者のメリットを考慮した結果、スクエア画面よりもワイド画面の方を選ぶ人が多かったと思われます。また、ワイド画面の方が価格が安い事も影響したと思われます。

そのため、ノートパソコンのメーカーはコストアップしてまでスクエア画面を残す事はせず、ノートパソコンに搭載される液晶ディスプレイでもワイド画面が主流になったと思われます。


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