ポータブルオーディオプレーヤーの選び方 - その他 周辺機器の選び方

最終更新日 2023年09月07日

メモリープレーヤー、HDDプレーヤー

ここでは、パソコンと合わせて使うと便利なポータブルオーディオプレーヤーであるメモリープレーヤーとHDDプレーヤーについて紹介します。
タイプ 特徴など
メモリープレーヤー 音楽データをフラッシュメモリーに保存します。USBメモリーのように内蔵メモリーを使うタイプと、SDカードのようなメモリーカードを使用するタイプに分かれます。

メモリープレーヤーは音楽を保存する容量が少ないけれど本体が非常に小さくてコンパクトです。また精密機械であるHDDを使用しないため振動に強く音飛びしにくいです。よってジョギングなど運動中にプレーヤーを使用したい方におすすめです。
HDDプレーヤー 音楽データをハードディスク(HDD)に保存します。

HDDプレーヤーは音楽を保存する容量が多いですが、メモリープレーヤーと比較するとプレーヤー本体がやや大きめになることです。多くの音楽データを持ち歩きたい方におすすめです。

音楽の再生フォーマット

音楽のデータには、音楽データの圧縮方式により決まるフォーマット別に分かれています。代表的な再生フォーマットとその特徴は次のとおりです。
フォーマット 特徴
AAC
(Advanced Audio Coding)
動画の圧縮方式の1つであるMPEG−2(エムペグツー)で規格されているフォーマット。

アップル製のプレーヤーで対応されており、他のメーカー製だと対応していない場合が多いです。
ATRAC3
(アトラックスリー)
ソニーが開発したフォーマット。

ソニー製のプレーヤーはまず対応していますが、他のメーカー製だと対応していない場合が多いです。
mp3 もっとも普及しているフォーマット。

ほとんどの製品がmp3の再生に対応しています。
WMA
(Windows Media Audio)
Windowsが開発したフォーマット。

mp3への変換が容易です。これもほとんどの製品が対応しています。

スペックの見方

スペックは、特に容量と対応フォーマット、再生時間、付属機能に注目しましょう。
スペック 見方
容量(GB) 保存メモリープレーヤーなら1GB、HDDプレーヤーなら5GBが売れ筋モデルで、このくらいの容量あれば十分だと思います。
対応フォーマット 自分でCDからmp3に変換してプレーヤーで楽しんだりするだけなら、mp3に対応していれば十分です。

注意が必要な方は音楽配信サービスで入手した音楽データを再生したい場合です。音楽配信サイトによってフォーマットが決まってるので、それに対応した機種を選びたいです。
再生時間 メモリープレーヤーやHDDプレーヤーは消費電力が多いため、MDプレーヤーやCDプレーヤーと比べるとかなり短めになってしまいます。10時間以上連続再生できれば十分だと思います。

メモリープレーヤーの方が再生時間が長めの製品が多いです。
充電時間 完全に充電が完了するまで数時間かかる機種が多いです。この完全充電時間についてはあまり気にしなくていいと思います。高速充電時間についても記載されている場合が多いですがメーカーによって書き方がまちまちです。これもあまり気にしなくていいと思います。
付属機能 HDDプレーヤーでは、画像ファイルがみれたり、動画がみれたりする機種もあります。他にも様々な付属機能を持つ機種もありますから、いろいろなメーカーの製品をチェックしてみましょう。
メモリープレーヤーやHDDプレーヤーは価格で選んでも大丈夫なほど、それぞれの製品が充実しています。音楽配信サービス等で、特定の再生フォーマットに対応する必要がない限り、容量と価格で選んでも問題ないと思います。

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