インテルCore i7のプロセッサー・ナンバーの見方

最終更新日 2023年09月07日

プロセッサー・ナンバーの基本

Core i7 は、インテル社の高性能 CPU のブランドです。Core 7 は Core i シリーズに含まれるブランドですが、Core i シリーズには他に Core i9、Core i5、Core i3 があります。

Core i シリーズのプロセッサー・ナンバーは、以下のように表されます。

モディファイア - 4桁の数字 サフィックス

モディファイアは、どのブランドの CPU なのかを示します。モディファイアが i7 であれば Core i7 です。4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーと呼び、何世代の Core i シリーズなのかを示します。

上2桁目からの3桁の数字は、どれくらい性能と機能に優れているのかを示します。上2桁目からの3桁の数字に含まれる一部の数字が、どのような特徴を持つ CPU なのかを示すことがあります。

サフィックスは、どのような特徴を持つ CPU なのかを示します。

以下では Core i7 に絞ってプロセッサー・ナンバーの見方について記載します。

Core i7 があるマイクロアーキテクチャ、開発コードネーム一覧

Core i7 は世代ごとに分けることができますが、マイクロアーキテクチャや開発コードネームごとに分けることもできます。開発コードネームが最も細かく分ける単位であり、開発コードネームが変わるとプロセッサー・ナンバーの見方も変わります。ただし、プロセッサー・ナンバーの見方が全面的に変わるわけではなく、共通の見方があります。

Core i7 を世代、マイクロアーキテクチャ、開発コードネームで分けると、以下のように整理できます。(2018年1月10日時点)

Core i7の世代 マイクロ
アーキテクチャ
開発
コードネーム
第1世代 Nehalem Bloomfield
Lynnfield
Clarksfield
Westmere Gulftown
Arrandale
第2世代 Sandy Bridge Sandy Bridge-DT
Sandy Bridge-MB
第3世代 Sandy Bridge-E
Ivy Bridge Ivy Bridge-DT
Ivy Bridge-MB
第4世代 Ivy Bridge-E
Haswell Haswell-DT
Haswell-H
Haswell-MB
Haswell-ULT
Haswell-ULX
第5世代 Haswell-E
Broadwell Broadwell-H
Broadwell-U
第6世代 Broadwell-E
Skylake Skylake-S
Skylake-H
Skylake-U
第7世代 Skylake-X
Kaby Lake Kaby Lake-X
Kaby Lake-S
Kaby Lake-H
Kaby Lake-U
Kaby Lake-Y
第8世代 Kaby Lake Refresh
Coffee Lake Coffee Lake-S

マイクロアーキテクチャ Nehalem の Core i7

開発コードネーム Bloomfield の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-975 4 8 3.33GHz 3.6GHz 8MB 130W
Core i7-965 4 8 3.2GHz 3.46GHz 8MB 130W
Core i7-960 4 8 3.2GHz 3.46GHz 8MB 130W
Core i7-950 4 8 3.06GHz 3.33GHz 8MB 130W
Core i7-940 4 8 2.93GHz 3.2GHz 8MB 130W
Core i7-930 4 8 2.8GHz 3.06GHz 8MB 130W
Core i7-920 4 8 2.66GHz 2.93GHz 8MB 130W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Bloomfield の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Bloomfield の Core i7 にはサフィックスは見られません。3桁の数字は大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

Core i7-975 と Core i7-965 は、Extreme Edition の製品です。Extreme Edition は、最高クラスの性能を持つ製品に付けられます。Core i7-975 と Core i7-965 は、他の製品と比べるとクロック周波数が高いです。ここには記載していませんが、他の製品と比べると QPI の帯域幅も高いです。Core i7-975 と Core i7-965 は倍率固定が解除されていますが、他の製品は解除されていないという違いもあります。

開発コードネーム Lynnfield の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-880 4 8 3.06GHz 3.73GHz 8MB 95W
Core i7-875K 4 8 2.93GHz 3.6GHz 8MB 95W
Core i7-870 4 8 2.93GHz 3.6GHz 8MB 95W
Core i7-860 4 8 2.8GHz 3.46GHz 8MB 95W
Core i7-870S 4 8 2.66GHz 3.6GHz 8MB 82W
Core i7-860S 4 8 2.53GHz 3.46GHz 8MB 82W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Lynnfield の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Lynnfield の Core i7 にはサフィックス K、S が見られます。K は倍率固定が解除されている製品、S は低消費電力の製品であることを示します。

3桁の数字は大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。Core i7-870 と Core i7-870S、Core i7-860 と Core i7-860S はそれぞれ3桁の数字が同じですが、サフィックス S が付く製品は TDP が小さい(消費電力が低い)ことも性能として優れているからです。

開発コードネーム Clarksfield の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-940XM 4 8 2.13GHz 3.33GHz 8MB 55W
Core i7-920XM 4 8 2GHz 3.2GHz 8MB 55W
Core i7-840QM 4 8 1.86GHz 3.2GHz 8MB 45W
Core i7-820QM 4 8 1.73GHz 3.06GHz 8MB 45W
Core i7-740QM 4 8 1.73GHz 2.93GHz 6MB 45W
Core i7-720QM 4 8 1.6GHz 2.8GHz 6MB 45W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Clarksfield の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Clarksfield の Core i7 にはサフィックス X、Q、M が見られます。X は非常に性能が高い製品、Q は4つのコアを持つ(クアッドコア)製品、M はモバイル用途向け製品であることを示します。

3桁の数字は大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

Core i7-940XM と Core i7-920XM は、Extreme Edition の製品です。Extreme Edition は、最高クラスの性能を持つ製品に付けられます。Core i7-940XM と Core i7-920XM は、他の製品と比べてクロック周波数が高いという違いがありますが、倍率固定が解除されているという違いもあります。

マイクロアーキテクチャ Westmere の Core i7

開発コードネーム Gulftown の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-990X 6 12 3.46GHz 3.73GHz 12MB 130W
Core i7-980X 6 12 3.33GHz 3.6GHz 12MB 130W
Core i7-980 6 12 3.33GHz 3.6GHz 12MB 130W
Core i7-970 6 12 3.2GHz 3.4GHz 12MB 130W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Gulftown の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Gulftown の Core i7 にはサフィックス X が見られます。X は非常に性能が高い製品であることを示します。3桁の数字は大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

Core i7-990X と Core i7-980X は、Extreme Edition の製品です。Extreme Edition は、最高クラスの性能を持つ製品に付けられます。Core i7-990X と Core i7-980X は、他の製品と違って QPI の帯域幅も高く、倍率固定が解除されています。

Core i7-980X と Core i7-980 は3桁の数字が同じです。両者の製品はクロック周波数等の主な仕様が同じでも Core i7-980X は Extreme Edition 特有の特徴(QPI の帯域幅が高い、倍率固定が解除されている)を持ちますので、Core i7-980 よりも3桁の数字が大きくなると思われますが、そうなってはいない理由は執筆時点では不明です。

開発コードネーム Arrandale の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-640M 2 4 2.8GHz 3.46GHz 4MB 35W
Core i7-620M 2 4 2.66GHz 3.33GHz 4MB 35W
Core i7-660LM 2 4 2.26GHz 3.06GHz 4MB 25W
Core i7-640LM 2 4 2.13GHz 2.93GHz 4MB 25W
Core i7-620LM 2 4 2GHz 2.8GHz 4MB 25W
Core i7-680UM 2 4 1.46GHz 2.53GHz 4MB 18W
Core i7-660UM 2 4 1.33GHz 2.4GHz 4MB 18W
Core i7-640UM 2 4 1.2GHz 2.27GHz 4MB 18W
Core i7-620UM 2 4 1.06GHz 2.13GHz 4MB 18W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Arrandale の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Arrandale の Core i7 にはサフィックス M、L、U が見られます。M はモバイル用途向けの製品、L は低消費電力の製品、U は超低消費電力の製品であることを示します。

3桁の数字は大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。サフィックスに L が付く製品やサフィックスに U が付く製品は、TDP が小さい(消費電力が低い)ことも性能として評価され3桁の数字が大きくなっていますので、TDP が異なる製品同士を比較する場合は3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

マイクロアーキテクチャ Sandy Bridge の Core i7

開発コードネーム Sandy Bridge-E の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-3970X 6 12 3.5GHz 4GHz 15MB 150W
Core i7-3960X 6 12 3.3GHz 3.9GHz 15MB 130W
Core i7-3930K 6 12 3.2GHz 3.8GHz 12MB 130W
Core i7-3820 4 8 3.6GHz 3.8GHz 10MB 130W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Sandy Bridge-E の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Sandy Bridge-E の Core i7 にはサフィックス X、K が見られます。X は非常に性能が高い製品、K は倍率固定が解除されている製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Sandy Bridge-E の Core i7 は世代ナンバーが3なので第3世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

Core i7-3970X と Core i7-3960X は、Extreme Edition の製品です。Extreme Edition は、最高クラスの性能を持つ製品に付けられます。Core i7-3970X と Core i7-3960X は、サフィックス K が付いていませんが倍率固定が解除されています。

開発コードネーム Sandy Bridge-DT の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-2700K 4 8 3.5GHz 3.9GHz 8MB 95W
Core i7-2600K 4 8 3.4GHz 3.8GHz 8MB 95W
Core i7-2600 4 8 3.4GHz 3.8GHz 8MB 95W
Core i7-2600S 4 8 2.8GHz 3.8GHz 8MB 65W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Sandy Bridge-DT の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Sandy Bridge-DT の Core i7 にはサフィックス K、S が見られます。K は倍率固定が解除されている製品、S は低消費電力の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Sandy Bridge-DT の Core i7 は世代ナンバーが2なので第2世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

Core i7-2600K、Core i7-2600、Core i7-2600S は、上2桁目からの3桁の数字が同じです。従来の製品でも似たような見方がありましたが、上2桁目からの3桁の数字が同じでもサフィックスが異なれば性能が同じではありません。

Core i7-2600S は、他の製品と比べてクロック周波数が低いことからわかるとおり処理速度が遅いです。Core i7-2600K と Core i7-2600 は、Core i7-2600K をオーバークロックしなければ処理速度は同じです。

Core i7-2600K は、Core i7-2600 と違ってインテル vPro テクノロジー、ダイレクト I/O 向けインテル バーチャライゼーション・テクノロジー(VT-d)、インテル トラステッド・エグゼキューション・テクノロジーに対応していません。Core i7-2600K の CPU 統合ビデオチップはインテル HD グラフィックス 3000 であり、Core i7-2600 はインテル HD グラフィックス 2000 です。そのため、Core i7-2600K の方が機能に劣りますがグラフィックス性能が高いです。

開発コードネーム Sandy Bridge-MB の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-2960XM 4 8 2.7GHz 3.7GHz 8MB 55W
Core i7-2920XM 4 8 2.5GHz 3.5GHz 8MB 55W
Core i7-2860QM 4 8 2.5GHz 3.6GHz 8MB 45W
Core i7-2820QM 4 8 2.3GHz 3.4GHz 8MB 45W
Core i7-2760QM 4 8 2.4GHz 3.5GHz 6MB 45W
Core i7-2720QM 4 8 2.2GHz 3.3GHz 6MB 45W
Core i7-2675QM 4 8 2.2GHz 3.1GHz 6MB 45W
Core i7-2670QM 4 8 2.2GHz 3.1GHz 6MB 45W
Core i7-2635QM 4 8 2GHz 2.9GHz 6MB 45W
Core i7-2630QM 4 8 2GHz 2.9GHz 6MB 45W
Core i7-2640M 2 4 2.8GHz 3.5GHz 4MB 35W
Core i7-2620M 2 4 2.7GHz 3.4GHz 4MB 35W
Core i7-2649M 2 4 2.3GHz 3.2GHz 4MB 25W
Core i7-2629M 2 4 2.1GHz 3GHz 4MB 25W
Core i7-2677M 2 4 1.8GHz 2.9GHz 4MB 17W
Core i7-2657M 2 4 1.6GHz 2.7GHz 4MB 17W
Core i7-2637M 2 4 1.7GHz 2.8GHz 4MB 17W
Core i7-2617M 2 4 1.5GHz 2.6GHz 4MB 17W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Sandy Bridge-MB の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Sandy Bridge-MB の Core i7 にはサフィックス M、X、Q が見られます。M はモバイル用途向けの製品、X は非常に性能が高い製品、Q は4つのコアを持つ(クアッドコア)製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Sandy Bridge-MB の Core i7 は世代ナンバーが2なので第2世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、TDP が小さい(消費電力が低い)ことも性能として評価されていますので、TDP が異なる製品同士を比較する場合は上2桁目からの3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

マイクロアーキテクチャ Ivy Bridge の Core i7

開発コードネーム Ivy Bridge-E の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-4960X 6 12 3.6GHz 4GHz 15MB 130W
Core i7-4930K 6 12 3.4GHz 3.9GHz 12MB 130W
Core i7-4820K 4 8 3.7GHz 3.9GHz 10MB 130W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Ivy Bridge-E の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Ivy Bridge-E の Core i7 にはサフィックス X、K が見られます。X は非常に性能が高い製品、K は倍率固定が解除されている製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Ivy Bridge-E の Core i7 は世代ナンバーが4なので第4世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

Core i7-4960X は、Extreme Edition の製品です。Extreme Edition は、最高クラスの性能を持つ製品に付けられます。Core i7-4960X は、サフィックス K が付いていませんが倍率固定が解除されています。

開発コードネーム Ivy Bridge-DT の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-3770K 4 8 3.5GHz 3.9GHz 8MB 77W
Core i7-3770 4 8 3.4GHz 3.9GHz 8MB 77W
Core i7-3770S 4 8 3.1GHz 3.9GHz 8MB 65W
Core i7-3770T 4 8 2.5GHz 3.7GHz 8MB 45W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Ivy Bridge-DT の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Ivy Bridge-DT の Core i7 にはサフィックス K、S、T が見られます。K は倍率固定が解除されている製品、S は低消費電力の製品、T は低消費電力(S よりも消費電力が低い)の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Ivy Bridge-DT の Core i7 は世代ナンバーが3なので第3世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示していますが、Ivy Bridge-DT の Core i7 では全製品が上2桁目からの3桁の数字が同じです。

サフィックスの違いで K シリーズ、S シリーズ、T シリーズ、サフィックス無しシリーズに分け、それぞれのシリーズの中でインテル社独自の基準における性能ランクのようなものが同じであれば、上2桁目からの3桁の数字が同じになるのかもしれないが執筆時点では不明です。何にせよIvy Bridge-DT の Core i7 では上2桁目からの3桁の数字が同じでも、サフィックスが異なればクロック周波数等に違いがあります。

開発コードネーム Ivy Bridge-MB の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-3940XM 4 8 3GHz 3.9GHz 8MB 55W
Core i7-3920XM 4 8 2.9GHz 3.8GHz 8MB 55W
Core i7-3840QM 4 8 2.8GHz 3.8GHz 8MB 45W
Core i7-3820QM 4 8 2.7GHz 3.7GHz 8MB 45W
Core i7-3740QM 4 8 2.7GHz 3.7GHz 6MB 45W
Core i7-3720QM 4 8 2.6GHz 3.6GHz 6MB 45W
Core i7-3635QM 4 8 2.4GHz 3.4GHz 6MB 45W
Core i7-3630QM 4 8 2.4GHz 3.4GHz 6MB 45W
Core i7-3615QM 4 8 2.3GHz 3.3GHz 6MB 45W
Core i7-3610QM 4 8 2.3GHz 3.3GHz 6MB 45W
Core i7-3632QM 4 8 2.2GHz 3.2GHz 6MB 35W
Core i7-3612QM 4 8 2.1GHz 3.1GHz 6MB 35W
Core i7-3540M 2 4 3GHz 3.7GHz 4MB 35W
Core i7-3520M 2 4 2.9GHz 3.6GHz 4MB 35W
Core i7-3687U 2 4 2.1GHz 3.3GHz 4MB 17W
Core i7-3667U 2 4 2GHz 3.2GHz 4MB 17W
Core i7-3537U 2 4 2GHz 3.1GHz 4MB 17W
Core i7-3517U 2 4 1.9GHz 3GHz 4MB 17W
Core i7-3689Y 2 4 1.5GHz 2.6GHz 4MB 13W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Ivy Bridge-MB の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Ivy Bridge-MB の Core i7 にはサフィックス M、X、Q、U、Y が見られます。M はモバイル用途向けの製品、X は非常に性能が高い製品、Q は4つのコアを持つ(クアッドコア)製品、U は超低消費電力の製品、Y は極低消費電力の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Ivy Bridge-MB の Core i7 は世代ナンバーが3なので第3世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、サフィックスの違いで XM シリーズ、QM シリーズ、M シリーズ、U シリーズ、Y シリーズに分け、シリーズが異なる製品同士を比較する場合は上2桁目からの3桁の数字が大きいほど処理速度が速いとは限りません。

上記では各製品の仕様の一部(コア数から TDP)のみ記載しています。上記の仕様の一部が同じでも上2桁目からの3桁の数字が同じ製品が見られますが、上記以外の仕様が異なっていますので上2桁目からの3桁の数字が異なります。

マイクロアーキテクチャ Haswell の Core i7

開発コードネーム Haswell-E の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-5960X 8 16 3GHz 3.5GHz 20MB 140W
Core i7-5930K 6 12 3.5GHz 3.7GHz 15MB 140W
Core i7-5820K 6 12 3.3GHz 3.6GHz 15MB 140W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Haswell-E の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Haswell-E の Core i7 にはサフィックス X、K が見られます。X は非常に性能が高い製品、K は倍率固定が解除されている製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Haswell-E の Core i7 は世代ナンバーが5なので第5世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

Core i7-5960X は、Extreme Edition の製品です。Extreme Edition は、最高クラスの性能を持つ製品に付けられます。Core i7-5960X は、サフィックス K が付いていませんが倍率固定が解除されています。

開発コードネーム Haswell-DT の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-4790K 4 8 4GHz 4.4GHz 8MB 88W
Core i7-4790 4 8 3.6GHz 4GHz 8MB 84W
Core i7-4771 4 8 3.5GHz 3.9GHz 8MB 84W
Core i7-4770K 4 8 3.5GHz 3.9GHz 8MB 84W
Core i7-4770 4 8 3.4GHz 3.9GHz 8MB 84W
Core i7-4790S 4 8 3.2GHz 4GHz 8MB 65W
Core i7-4770S 4 8 3.1GHz 3.9GHz 8MB 65W
Core i7-4790T 4 8 2.7GHz 3.9GHz 8MB 45W
Core i7-4785T 4 8 2.2GHz 3.2GHz 8MB 35W
Core i7-4770T 4 8 2.5GHz 3.7GHz 8MB 45W
Core i7-4765T 4 8 2GHz 3GHz 8MB 35W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Haswell-DT の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Haswell-DT の Core i7 にはサフィックス K、S、T が見られます。K は倍率固定が解除されている製品、S は低消費電力の製品、T は低消費電力(S よりも消費電力が低い)の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Haswell-DT の Core i7 は世代ナンバーが4なので第4世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、サフィックスの違いで K シリーズ、サフィックスがないシリーズ、S シリーズ、T シリーズに分け、シリーズが異なる製品同士を比較する場合は上2桁目からの3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

Haswell-DT の Core i7 では T シリーズに TDP が 45W の製品と TDP が 35W の製品がありますが、TDP が異なる製品同士を比較する場合は上2桁目からの3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限らないことに当てはまります。

Core i7-4770T と Core i7-4765T が発売されてから約1年後、それぞれのクロック周波数向上版と言える Core i7-4790T と Core i7-4785T が発売されましたが、Core i7-4790T と Core i7-4785T の発売は当初は想定されておらず、上2桁目からの3桁の数字を 766〜769 にはできない何らかの理由があったと思われます。

Core i7-4790K、Core i7-4790、Core i7-4790S は、それぞれ Core i7-4770K、Core i7-4770、Core i7-4770S のクロック周波数向上版です。T シリーズのクロック周波数向上版の製品も含めて、どれも上2桁目からの3桁の数字に 20 が足されており、クロック周波数向上版では 20 を足すという決まりがあったと思われます。

開発コードネーム Haswell-H の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-4770R 4 8 3.2GHz 3.9GHz 6MB 65W
Core i7-4980HQ 4 8 2.8GHz 4GHz 6MB 47W
Core i7-4960HQ 4 8 2.6GHz 3.8GHz 6MB 47W
Core i7-4950HQ 4 8 2.4GHz 3.6GHz 6MB 47W
Core i7-4870HQ 4 8 2.5GHz 3.7GHz 6MB 47W
Core i7-4860HQ 4 8 2.4GHz 3.6GHz 6MB 47W
Core i7-4850HQ 4 8 2.3GHz 3.5GHz 6MB 47W
Core i7-4770HQ 4 8 2.2GHz 3.4GHz 6MB 47W
Core i7-4760HQ 4 8 2.1GHz 3.3GHz 6MB 47W
Core i7-4750HQ 4 8 2GHz 3.2GHz 6MB 47W
Core i7-4722HQ 4 8 2.4GHz 3.4GHz 6MB 37W
Core i7-4720HQ 4 8 2.6GHz 3.6GHz 6MB 47W
Core i7-4712HQ 4 8 2.3GHz 3.3GHz 6MB 37W
Core i7-4710HQ 4 8 2.5GHz 3.5GHz 6MB 47W
Core i7-4702HQ 4 8 2.2GHz 3.2GHz 6MB 37W
Core i7-4700HQ 4 8 2.4GHz 3.4GHz 6MB 47W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Haswell-H の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Haswell-H の Core i7 にはサフィックス R、H、Q が見られます。R はハイパフォーマンス・グラフィックスを内蔵し BGA1364 パッケージの製品、H はハイパフォーマンス・グラフィックスを内蔵する製品、Q は4つのコアを持つ(クアッドコア)製品であることを示します。

サフィックスに R が付く製品はデスクトップパソコン向け CPU であり、サフィックスに HQ が付く製品はモバイルパソコン向け CPU です。デスクトップパソコンパソコン向け CPU では通常は LGA パッケージであり、BGA パッケージであることは特殊ですので、サフィックス R を用意してハイパフォーマンス・グラフィックス内蔵と BGA1364 パッケージであることを示すことにしたと思われます。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Haswell-H の Core i7 は世代ナンバーが4なので第4世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、サフィックスの違いで R シリーズ、HQ シリーズに分け、異なるシリーズの製品同士を比較する場合は上2桁目からの3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。同じ HQ シリーズに TDP が 47W の製品と TDP が 37W の製品がありますが、TDP が異なる製品同士を比較する場合でも同様です。

同じ HQ シリーズ、同じ TDP であるにも関わらず Core i7-4950HQ と Core i7-4870HQ を比べた場合のように3桁の数字が大きい方が処理速度が遅いことが見られます。上記の仕様に記載していませんが、CPU 統合ビデオチップに関する仕様の違いがあり、性能には CPU 統合ビデオチップのグラフィックス性能も含めていますので、処理速度では劣りますが性能では優っています。

開発コードネーム Haswell-MB の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-4940MX 4 8 3.1GHz 4GHz 8MB 57W
Core i7-4930MX 4 8 3GHz 3.9GHz 8MB 57W
Core i7-4910MQ 4 8 2.9GHz 3.9GHz 8MB 47W
Core i7-4900MQ 4 8 2.8GHz 3.8GHz 8MB 47W
Core i7-4810MQ 4 8 2.8GHz 3.8GHz 6MB 47W
Core i7-4800MQ 4 8 2.7GHz 3.7GHz 6MB 47W
Core i7-4712MQ 4 8 2.3GHz 3.3GHz 6MB 37W
Core i7-4710MQ 4 8 2.5GHz 3.5GHz 6MB 47W
Core i7-4702MQ 4 8 2.2GHz 3.2GHz 6MB 37W
Core i7-4700MQ 4 8 2.4GHz 3.4GHz 6MB 47W
Core i7-4610M 2 4 3GHz 3.7GHz 4MB 37W
Core i7-4600M 2 4 2.9GHz 3.6GHz 4MB 37W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Haswell-MB の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Haswell-MB の Core i7 にはサフィックス M、X、Q が見られます。M はモバイル用途向けの製品、X は非常に性能が高い製品、Q は4つのコアを持つ(クアッドコア)製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Haswell-MB の Core i7 は世代ナンバーが4なので第4世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

ただし、サフィックスに MQ が付く製品には TDP が 47W の製品と TDP が 37W の製品がありますが、TDP が異なる製品同士を比較する場合は上2桁目からの3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

開発コードネーム Haswell-ULT の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-4578U 2 4 3GHz 3.5GHz 4MB 28W
Core i7-4558U 2 4 2.8GHz 3.3GHz 4MB 28W
Core i7-4650U 2 4 1.7GHz 3.3GHz 4MB 15W
Core i7-4600U 2 4 2.1GHz 3.3GHz 4MB 15W
Core i7-4550U 2 4 1.5GHz 3GHz 4MB 15W
Core i7-4510U 2 4 2GHz 3.1GHz 4MB 15W
Core i7-4500U 2 4 1.8GHz 3GHz 4MB 15W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Haswell-ULT の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Haswell-ULT の Core i7 にはサフィックス U が見られます。U は超低消費電力の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Haswell-ULT の Core i7 は世代ナンバーが4なので第4世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、TDP が異なる製品同士を比較する場合は、3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

Core i7-4650U と Core i7-4550U のクロック周波数は他の製品よりも低くなっていますので、TDP が同じ製品同士を比較した場合でも3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りませんが、Core i7-4650U と Core i7-4550U は他の TDP が同じ製品と比べるとグラフィックス性能が高いです。

開発コードネーム Haswell-ULX の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-4610Y 2 4 1.7GHz 2.9GHz 4MB 11.5W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Haswell-ULX の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Haswell-ULX の Core i7 にはサフィックス Y が見られます。Y は極低消費電力の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Haswell-ULX の Core i7 は世代ナンバーが4なので第4世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示していますが、Haswell-ULX の Core i7 では製品は Core i7-4610Y のみです。

マイクロアーキテクチャ Broadwell の Core i7

開発コードネーム Broadwell-E の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-6950X 10 20 3GHz 4GHz 25MB 140W
Core i7-6900K 8 16 3.2GHz 4GHz 20MB 140W
Core i7-6850K 6 12 3.6GHz 4GHz 15MB 140W
Core i7-6800K 6 12 3.4GHz 3.8GHz 15MB 140W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Broadwell-E の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Broadwell-E の Core i7 にはサフィックス X、K が見られます。X は非常に性能が高い製品、K は倍率固定が解除されている製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Broadwell-E の Core i7 は世代ナンバーが6なので第6世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

Core i7-6950X は、Extreme Edition の製品です。Extreme Edition は、最高クラスの性能を持つ製品に付けられます。Core i7-6950X は、サフィックス K が付いていませんが倍率固定が解除されています。

開発コードネーム Broadwell-H の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-5775C 4 8 3.3GHz 3.7GHz 6MB 65W
Core i7-5775R 4 8 3.3GHz 3.8GHz 6MB 65W
Core i7-5950HQ 4 8 2.9GHz 3.7GHz 6MB 47W
Core i7-5850HQ 4 8 2.7GHz 3.6GHz 6MB 47W
Core i7-5750HQ 4 8 2.5GHz 3.4GHz 6MB 47W
Core i7-5700HQ 4 8 2.7GHz 3.5GHz 6MB 47W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Broadwell-H の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Broadwell-H の Core i7 にはサフィックス C、R、H、Q が見られます。C は倍率固定が解除されておりハイパフォーマンス・グラフィックスを内蔵し LGA 1150 パッケージの製品、R はハイパフォーマンス・グラフィックスを内蔵し BGA1364 パッケージの製品、H はハイパフォーマンス・グラフィックスを内蔵する製品、Q は4つのコアを持つ(クアッドコア)製品であることを示します。

Broadwell-H の Core i7 の中で、Core i7-5775C と Core i7-5775R はデスクトップパソコン向け CPU であり、他の製品はモバイルパソコン向け CPU です。倍率固定解除とハイパフォーマンス・グラフィックス内蔵ならサフィックス K、H でも示せますが、基本的にモバイルパソコン向け CPU がラインナップされている Broadwell-H の Core i7 の中でデスクトップパソコン向け CPU であることが特殊であり、パッケージの違いも示す必要があるため、サフィックス C、R を用意したと思われます。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Broadwell-H の Core i7 は世代ナンバーが5なので第5世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、TDP が異なる製品同士を比較する場合は上2桁目からの3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

Core i7-5775C と Core i7-5775R は上2桁目からの3桁の数字が同じですが、Core i7-5775R の方がターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数が高く、上記には記載していませんがメモリーコントローラーの仕様に関しても Core i7-5775R の方が優れています。

開発コードネーム Broadwell-U の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-5557U 2 4 3.1GHz 3.4GHz 4MB 28W
Core i7-5650U 2 4 2.2GHz 3.2GHz 4MB 15W
Core i7-5600U 2 4 2.6GHz 3.2GHz 4MB 15W
Core i7-5550U 2 4 2GHz 3GHz 4MB 15W
Core i7-5500U 2 4 2.4GHz 3GHz 4MB 15W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Broadwell-U の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Broadwell-U の Core i7 にはサフィックス U が見られます。U は超低消費電力の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Broadwell-U の Core i7 は世代ナンバーが5なので第5世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、TDP が異なる製品同士を比較する場合は、3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

TDP が 15W の製品に限って見ると、Core i7-5650U と Core i7-5550U は、クロック周波数が低めの割には上2桁目からの3桁の数字が大きいですが、他の製品と比べるとグラフィックス性能が高いです。Core i7-5650U と Core i7-5550U は CPU 統合ビデオチップがインテル HD グラフィックス 6000 ですが、Core i7-5600U と Core i7-5500U はインテル HD グラフィックス 5500 です。

マイクロアーキテクチャ Skylake の Core i7

開発コードネーム Skylake-X の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-7820X 8 16 3.6GHz 4.3GHz 11MB 140W
Core i7-7800X 6 12 3.5GHz 4GHz 8.25MB 140W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Skylake-X の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Skylake-X の Core i7 にはサフィックス X が見られます。X は非常に性能が高い製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Skylake-X の Core i7 は世代ナンバーが7なので第7世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

Broadwell-E の Core i7 まではサフィックス X が付く製品は Extreme Edition の製品でしたが、Skylake-X の Core i7 には Extreme Edition の製品はありません。Skylake-X に新しいブランド Core i9 が登場しましたが、Skylake-X の Core i9 に Extreme Edition の製品があります。

Broadwell-E の Core i7 までと同様に、Skylake-X の Core i7 でもサフィックス X が付く製品は倍率固定が解除されています。

開発コードネーム Skylake-S の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7 6700K 4 8 4GHz 4.2GHz 8MB 91W
Core i7 6700 4 8 3.4GHz 4GHz 8MB 65W
Core i7 6700T 4 8 2.8GHz 3.6GHz 8MB 35W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Skylake-S の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Skylake-S の Core i7 にはサフィックス K、T が見られます。K は倍率固定が解除されている製品、T は低消費電力の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Skylake-S の Core i7 は世代ナンバーが6なので第6世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示していますが、Skylake-S の Core i7 では同じです。

Core i7 6700 を基準とすると、Core i7 6700K はクロック周波数が高く優れているが TDP が高く劣っている、Core i7 6700T はクロック周波数が低く劣っているが TDP が低く優れており、TDP が低いことも含めた性能としての評価がプラスマイナスゼロで全製品の上2桁目からの3桁の数字が同じになっているのかもしれません。深く考える必要はなく、各サフィックスの1つ目の製品では上2桁目からの3桁の数字を単に同じにしたのかもしれません。

開発コードネーム Skylake-H の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-6785R 4 8 3.3GHz 3.9GHz 8MB 65W
Core i7-6970HQ 4 8 2.8GHz 3.7GHz 8MB 45W
Core i7-6920HQ 4 8 2.9GHz 3.8GHz 8MB 45W
Core i7-6870HQ 4 8 2.7GHz 3.6GHz 8MB 45W
Core i7-6820HQ 4 8 2.7GHz 3.6GHz 8MB 45W
Core i7-6820HK 4 8 2.7GHz 3.6GHz 8MB 45W
Core i7-6770HQ 4 8 2.6GHz 3.5GHz 8MB 45W
Core i7-6700HQ 4 8 2.6GHz 3.5GHz 8MB 45W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Skylake-H の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Skylake-H の Core i7 にはサフィックス R、H、Q、K が見られます。R はハイパフォーマンス・グラフィックスを内蔵し BGA パッケージの製品、H はハイパフォーマンス・グラフィックスを内蔵する製品、Q は4つのコアを持つ(クアッドコア)製品、K は倍率固定が解除されている製品であることを示します。

Skylake-H の Core i7 は、基本的にラインナップはモバイルパソコン向け CPU ですが、Core i7-6785R はデスクトップパソコン向け CPU ですので他とは違うサフィックス R が付けられています。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Skylake-H の Core i7 は世代ナンバーが6なので第6世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、サフィックスの違いで R シリーズ、HQ シリーズ(HK シリーズを含む)に分けて見ると、シリーズが異なる製品同士を比較する場合は上2桁目からの3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

Core i7-6970HQ、Core i7-6870HQ、Core i7-6770HQ は上記に書いてませんが他の製品よりもグラフィックス性能が高く、そのことが上2桁目からの3桁の数字に影響しています。

開発コードネーム Skylake-U の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-6567U 2 4 3.3GHz 3.6GHz 4MB 28W
Core i7-6660U 2 4 2.4GHz 3.4GHz 4MB 15W
Core i7-6650U 2 4 2.2GHz 3.4GHz 4MB 15W
Core i7-6600U 2 4 2.6GHz 3.4GHz 4MB 15W
Core i7-6560U 2 4 2.2GHz 3.2GHz 4MB 15W
Core i7-6500U 2 4 2.5GHz 3.1GHz 4MB 15W
Core i7-6498DU 2 4 2.5GHz 3.1GHz 4MB 15W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Skylake-U の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Skylake-U の Core i7 にはサフィックス U、D が見られます。U は超低消費電力の製品であることを示します。サフィックス D は Skylake-U で初登場し、Skylake-U の Core i5 にもサフィックス D が付く製品があります。Skylake-U の Core i7、Core i5 の仕様を比べると、サフィックス D は CPU 統合ビデオチップがインテル HD グラフィックス 510 の製品であることを示していると思われます。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Skylake-U の Core i7 は世代ナンバーが6なので第6世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、TDP が異なる製品同士を比較する場合は、3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

Core i7-6660U、Core i7-6650U、Core i7-6560U はクロック周波数が低めの割には上2桁目からの3桁の数字が大きいですが、他の製品よりもグラフィックス性能が高いです。

マイクロアーキテクチャ Kaby Lake の Core i7

開発コードネーム Kaby Lake-X の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-7740X 4 8 4.3GHz 4.5GHz 8MB 112W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Kaby Lake-X の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Kaby Lake-X の Core i7 にはサフィックス X が見られます。X は非常に性能が高い製品であることを示します。Skylake-X の Core i7 と同様にサフィックス X が付く製品は倍率固定が解除されています。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Skylake-X の Core i7 は世代ナンバーが7なので第7世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示していますが、Kaby Lake-X の Core i7 は Core i7-7740X のみです。

開発コードネーム Kaby Lake-S の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-7700K 4 8 4.2GHz 4.5GHz 8MB 91W
Core i7-7700 4 8 3.6GHz 4.2GHz 8MB 65W
Core i7-7700T 4 8 2.9GHz 3.8GHz 8MB 35W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Kaby Lake-S の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Kaby Lake-S の Core i7 にはサフィックス K、T が見られます。K は倍率固定が解除されている製品、T は低消費電力の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Kaby Lake-S の Core i7 は世代ナンバーが7なので第7世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示していますが、Kaby Lake-S の Core i7 では同じです。TDP が小さい(消費電力が低い)ことも性能として評価できますので、クロック周波数や TDP を総合的に評価した結果、上2桁目からの3桁の数字が同じになっているのかもしれませんが、単にサフィックスごとに分け1つ目の製品は上2桁目からの3桁の数字を同じにしたのかもしれません。

開発コードネーム Kaby Lake-H の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-7920HQ 4 8 3.1GHz 4.1GHz 8MB 45W
Core i7-7820HK 4 8 2.9GHz 3.9GHz 8MB 45W
Core i7-7820HQ 4 8 2.9GHz 3.9GHz 8MB 45W
Core i7-7700HQ 4 8 2.8GHz 3.8GHz 6MB 45W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Kaby Lake-H の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Kaby Lake-H の Core i7 にはサフィックス H、Q、K が見られます。H はハイパフォーマンス・グラフィックスを内蔵する製品、Q は4つのコアを持つ(クアッドコア)製品、K は倍率固定が解除されている製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Kaby Lake-H の Core i7 は世代ナンバーが7なので第7世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

開発コードネーム Kaby Lake-U の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-7567U 2 4 3.5GHz 4GHz 4MB 28W
Core i7-7660U 2 4 2.5GHz 4GHz 4MB 15W
Core i7-7600U 2 4 2.8GHz 3.9GHz 4MB 15W
Core i7-7560U 2 4 2.4GHz 3.8GHz 4MB 15W
Core i7-7500U 2 4 2.7GHz 3.5GHz 4MB 15W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Kaby Lake-U の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Kaby Lake-U の Core i7 にはサフィックス U が見られます。U は超低消費電力の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Kaby Lake-U の Core i7 は世代ナンバーが7なので第7世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。ただし、TDP が異なる製品同士を比較する場合は、3桁の数字が大きい方が処理速度が速いとは限りません。

Core i7-7660U、Core i7-7560U はクロック周波数が低めの割には上2桁目からの3桁の数字が大きいですが、他の製品よりもグラフィックス性能が高いです。

開発コードネーム Kaby Lake-Y の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-7Y75 2 4 1.3GHz 3.6GHz 4MB 4.5W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Kaby Lake-Y の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Kaby Lake-Y の Core i7 では、サフィックスは末尾ではなく世代ナンバーの後ろに付いています。Kaby Lake-Y の Core i7 にはサフィックス Y が見られます。Y は極低消費電力の製品であることを示します。

サフィックスの前の数字は世代ナンバーです。Kaby Lake-Y の Core i7 は世代ナンバーが7なので第7世代 Core i7 です。サフィックスの後ろの2桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示していますが、Kaby Lake-Y の Core i7 の製品は Core i7-7Y75 のみです。

開発コードネーム Kaby Lake Refresh の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-8650U 4 8 1.9GHz 4.2GHz 8MB 15W
Core i7-8550U 4 8 1.8GHz 4GHz 8MB 15W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Kaby Lake Refresh の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Kaby Lake Refresh の Core i7 にはサフィックス U が見られます。U は超低消費電力の製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Kaby Lake Refresh の Core i7 は世代ナンバーが8なので第8世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示しています。

マイクロアーキテクチャ Coffee Lake の Core i7

開発コードネーム Coffee Lake-S の Core i7 製品一覧

製品 コア数 スレッド数 クロック
周波数
TB(※) L3 TDP
Core i7-8700K 6 12 3.7GHz 4.7GHz 12MB 95W
Core i7-8700 6 12 3.2GHz 4.6GHz 12MB 65W
(※)ターボ・ブースト・テクノロジー利用時の最大クロック周波数

Coffee Lake-S の Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ると、モディファイアが i7 です。Core i7 のプロセッサー・ナンバーを見ているので明白なことですが、モディファイアが i7 なのでブランドが Core i7 の CPU であることを示します。

Coffee Lake-S の Core i7 にはサフィックス K が見られます。K は倍率固定が解除されている製品であることを示します。

4桁の数字の上1桁目は世代ナンバーです。Coffee Lake-S の Core i7 は世代ナンバーが8なので第8世代 Core i7 です。上2桁目からの3桁の数字は、大きいほど性能に優れている製品であることを示していますが、Coffee Lake-S の Core i7 では同じです。クロック周波数の高さだけでなく TDP が小さい(消費電力が低い)ことも性能として評価されているので、上2桁目からの3桁の数字が同じになっていると思われます。