タブレット PC レビュー「Venue 11 Pro」

最終更新日 2018年10月19日

1台でデスクトップ、ノート、タブレットの3役

パソコンを選ぶ時、デスクトップ、ノート、タブレットの中からどれを選ぶか悩む方が少なくないと思います。このような悩みを解決できるモデルがデルにあります。それは、1台でデスクトップ、ノート、タブレットの3役になる Venue 11 Pro です。

Venue 11 Pro の本体は、タブレット PC として使えるよう薄型で軽量となっていますが、本体とドッキングして使えるオプションとして、キーボードとドッキングステーションが用意されており、これらのオプションを活用する事で、ノートパソコンとしてもデスクトップパソコンとしても使えるようになります。

Venue 11 Pro の主な仕様
OS Windows 8.1 64ビット
画面サイズ 10.8 型
CPU Core i5-4210Y
メインメモリー 4GB デュアルチャネル
ストレージ SSD 128GB
光学ドライブ なし
グラフィックス インテル HD グラフィックス 4200
バッテリー駆動時間 8時間
価格 販売停止中(2014年2月19日時点)
※仕様、価格は 2014年2月19日 時点のものであり、変更される場合があります。
※上記仕様のモデルは「Venue 11 Pro インテル Core i5 プロセッサー搭載モデル」、他に価格5万9980円からの「Venue 11 Pro インテル Atom プロセッサー搭載モデル」もあり。

便利で使いやすいタブレット PC

持ちやすいデザイン

Venue 11 Pro の背面はグリップする素材となっており、持っていて滑りにくさを感じ、持ちやすくなっています。また、本体の端から端まで剛性感があり、地面と水平になるよう端だけつかんで持ち上げても、たわむような感触が発生しません。

また、背面上部にはカメラが付いており、旅行に持って行って写真撮影に活用する等の使い方が可能となっています。

Venue 11 Pro 背面
Venue 11 Pro 背面

見やすくて綺麗な液晶ディスプレイ

Venue 11 Pro の正面は液晶ディスプレイとなっており、光沢(グレア)液晶のため表面がツルツルしてテカテカしています。明るい環境で使用した場合、暗い色がメインに表示されると映りこみの大きさが気になってきますが、発色が良くコントラストが高いため、動画や画像の表示の際は画質の美しさが際立ちます。

解像度は 1920×1080 であり、高い解像度に対応しているため、動画や画像を表示させると高精細で画質の高さを感じます。表示視野角の広さにも優れており、斜め45度くらいの角度から見ても、やや暗くなりますが、何が映っているかはっきりと綺麗に見えます。これなら、近くの人に画面を見せたり、数人が周りに集まって同じ画面を見て話し合い等ができそうです。

タブレット PC のため、液晶ディスプレイはタッチパネル対応となっていますが、反応が良くて快適な操作ができ、狙ったところが確実に反応するため、精度の高さを感じます。ただし、それでも画面サイズが小さいため、タッチ操作しにくい場面が出てきますが、オプションとして用意されているデルアクティブスタイラスと呼ばれるペンを利用すれば正確な入力が可能となり、他に署名の取り込みやデザイン作業、メモ書き等にも活用できます。

液晶ディスプレイの上部にはカメラが付いており、左右の側面にスピーカー、上面と右側面にマイクがあるため、ビデオチャット等のカメラを活かした使い方も可能となっています。

Venue 11 Pro 正面
Venue 11 Pro 正面

気になる薄さと重さは

タブレット PC を選ぶ際は、薄さと重さが気になるところですが、メーカーが公開している仕様によると 10.2 mm 〜 15.4 mm であり、構成内容によって決まります。また、今回使用したモデルでは、約 12 mm 〜 13 mm でした。他のメーカーのタブレット PC と比べると厚い方に入りますが、持ち運びをためらうほど厚いとは感じません。

以下のように約 200 ページの単行本を並べてみましたが、それよりも薄く、バッグに入りやすい薄さです。

Venue 11 Pro 薄さ
Venue 11 Pro 薄さ

重さは、メーカーが公開している仕様によると、771.5g 〜 835g であり、構成内容によって決まります。他のメーカーのタブレット PC と比べると重い方に入ってきますが、重さに関しても持ち運びをためらうほどではありません。

薄さと重さだけに注目すると Venue 11 Pro は劣るように見えてしまいますが、Venue 11 Pro が持つ性能や機能を考慮すると、そうでもありません。やはり性能と機能を向上させると、どうしてもサイズと重量が増してしまうせいか、Venue 11 Pro と同じくらいの性能と機能を持つモデルで比べれば、薄さと重さは、ほとんど一緒で大きな差は出ません。

バッテリーが取り外せる

タブレット PC は、バッテリーが取り外せないモデルが主流だと思いますが、Venue 11 Pro はバッテリーが取り外せるようになっています。そのため、予備のバッテリーも別途で用意して持ち運べば、電源コンセントが無い環境で、より長く使用し続ける事ができます。

また、バッテリーが劣化し寿命を迎えてバッテリー駆動時間が短くなってしまった場合、バッテリーを購入して交換すれば、また本来のバッテリー駆動時間を取り戻せます。

予備のバッテリーによる、さらなる長時間のバッテリー駆動時間の実現も大きなメリットとなりますが、個人的にはバッテリーが劣化したら交換できるというメリットの方が大きいと思います。

タブレット PC に限りませんが、バッテリーで動作する電子機器は、頻繁に充電と放電を繰り返す事によるバッテリーの劣化が悩みの種だと思います。特に携帯電話やスマートフォンで、バッテリーが劣化して持ちが悪くなった経験をした方が多いと思います。

バッテリーを別途で購入して用意できれば良いのですが、バッテリーが取り外せないタブレット PC だとメーカーに発送してバッテリーの交換を依頼する事になります。

梱包して発送する面倒さもありますが、メーカーが信頼できる信頼できないに関わらず、個人的なデータが詰まったタブレット PC が他人に渡る事に抵抗を感じる方は結構いると思います。それに、輸送中に万一の紛失事故が発生する可能性はゼロではありません。特にセキュリティに厳しい企業で使用するなら、万一の情報流出を考えて、データを一度消去する必要があるかと思います。

そのため、バッテリーが取り外せないタブレット PC だと気軽にはバッテリー交換ができませんが、Venue 11 Pro のようにバッテリーが交換できるモデルなら、バッテリーをメーカー等から購入して自分で交換する事ができます。

特に毎日のように充電と放電を繰り返し、何年にもわたってタブレット PC を使用し続ける予定の方は、かなり魅力的に映るメリットだと思います。

バッテリーを交換するためには、以下のように背面のカバーを外す必要がありますが、手で簡単に開ける事ができますのでドライバー等の工具は不要です。

Venue 11 Pro バッテリー
Venue 11 Pro バッテリー

主要 PC パーツ構成

CPU

Venue 11 Pro が搭載する CPU は、インテル社の第4世代 Core i シリーズの Core i5-4210Y です。Core i5-4210Y の主な仕様は、コア数2、スレッド数4、動作周波数 1.5GHz、ターボ・ブースト利用時の最大周波数 1.9GHz となります。

Core i5-4210Y は、Core i シリーズの中の Core Y シリーズの製品であり、消費電力が低く、発熱量が小さいという特長を持っており、Venue 11 Pro のようなバッテリーで動作する小型のタブレット PC に向いています。

デスクトップパソコン等の大型パソコン向けの CPU と比べると性能は劣りますが、タブレット PC に搭載されるような CPU の中で比べれば、高い性能を持つ CPU と言えます。

メインメモリー

Venue 11 Pro が搭載するメインメモリーの容量は 4GB です。メインメモリーの低価格化と大容量化が進み、容量 4GB を超えるパソコンが多いですが、インターネットの利用やオフィスソフトウェアの使用等、パソコンに高い負荷がかからない使用用途であれば、容量 4GB もあれば十分です。

ストレージ

Venue 11 Pro が搭載するストレージは SSD で、容量は 128 GB です。デスクトップパソコンやノートパソコンでは SSD よりも HDD が主流ですが、Venue 11 Pro のようなタブレット PC では SSD が主流となっており、SSD は HDD と比べると容量あたりの価格が高いですが、読み込み速度と書き込み速度が速く、他に衝撃に強い、動作音が静か、消費電力が低いという特長を持っています。

HDD は低価格化と大容量化が進み、HDD を搭載するパソコンの容量は大きいため、Venue 11 Pro のストレージ容量 128GB は少なく見えますが、動画ファイル等の大容量ファイルを大量に保存しなければ、128GB もあれば十分です。

光学ドライブ

タブレット PC は光学ドライブを搭載しないモデルが主流であり、Venue 11 Pro でも光学ドライブを搭載していません。そのため、CD や DVD、BD 等に対して読み込みや書き込みを行いたい場合は、別途で外付け光学ドライブを用意する必要があります。

グラフィックス

Venue 11 Pro が搭載する CPU の Core i5-4210Y は、ビデオチップ「インテル HD グラフィックス 4200」を統合しています。従来は、CPU にビデオチップが統合されていませんでしたが、最近の CPU はビデオチップを統合しており、タブレット PC に限らずノートパソコンやデスクトップパソコンでも、CPU 統合ビデオチップを使用するモデルが多く見られます。

CPU 統合ビデオチップは、マザーボードに組み込む形で搭載されるビデオチップ(nVIDIA 社のビデオチップ GeForce や AMD 社のビデオチップ Radeon 等)よりは性能が劣りますが、マザーボードに内蔵されているビデオチップ(チップセット内蔵、オンボード)よりも性能が優れています。

外部インターフェース

左側面

左側面には、USB(USB3.0)、ヘッドフォン出力/マイク入力兼用端子があります。この USB はフルサイズとなっており、ノートパソコンやデスクトップパソコンに付いているような USB と同じとなっています。そのため、フルサイズの USB と接続可能なUSB メモリーや外付けストレージ等を簡単に接続できます。ミニ USB やマイクロ USB であっても、フルサイズの USB に変換するアダプタがありますが、直接つなげるのは大変便利です。

ヘッドフォン出力/マイク入力兼用端子の近くには、音声ボリューム調整ボタンが付いており、簡単に音量を調整できるようになっています。

Venue 11 Pro 左側面
Venue 11 Pro 左側面

右側面

右側面には、メモリーカードスロット、マイクロ USB、ミニ HDMI 出力端子があります。メモリーカードスロットは、マイクロ SD カードに対応し、ストレージ容量の拡張のためにあります。そのため、頻繁に抜き差しする使用用途を前提にして作られていませんので、メモリーカードスロットに対しマイクロ SD カードを抜き差しするには、小さい穴に細いピンを入れて押し、マイクロ SD カードを装着する部品を取り出す必要があります。

Venue 11 Pro メモリーカードスロット
Venue 11 Pro メモリーカードスロット

やりやすいとは言えないですが、このくらいやりにくい方が紛失のリスクを減らせると言えます。この構造なら衝撃や接触等で気づかぬ内にマイクロ SD カードが抜けたりする事はないため、本体自体を紛失でもしない限り、マイクロ SD カードを紛失する事はなさそうです。

マイクロ USB についてですが、こちらは AC アダプタとの接続用となります。ミニ HDMI 出力端子は、外部ディスプレイとの接続のためにあり、大画面の液晶ディスプレイやプロジェクター等と接続できるため、使い方の幅が広がります。

Venue 11 Pro 右側面
Venue 11 Pro 右側面

下面

下面には、本体とドッキングして使えるオプションとして用意されているキーボード、またはドッキングステーションと接続するための端子があります。

Venue 11 Pro 下面
Venue 11 Pro 下面

Venue 11 Pro の実力

パソコンとして十分なパフォーマンスを発揮

タブレット PC はパソコンとは言え、小型のため高性能 CPU の搭載が難しい等の理由で性能に弱点がありますが、性能が進化した小型パソコン向けの CPU を搭載する Venue 11 Pro の性能は十分高いです。

ウェブブラウザは快適に動作し、気になるページや後で見直すページを開いたままにしてタブの数が10個や20個を超えても、快適に操作できます。動画配信サイトでの動画視聴も実に快適で、フルハイビジョン動画でもスムーズに再生できます。

CPU の性能の高さだけでなく、メインメモリー容量の大きさも優れているため、さらにオフィスソフトウェア等を複数起動させても快適に操作できます。

動画編集や画像編集もこなせる

パソコンに高い負荷がかかる動画編集や画像編集ですが、Venue 11 Pro の性能でも十分にこなせます。RAW 形式の画像ファイルの編集やハイビジョン動画の編集、各編集機能を多用した高度な編集となってくると、さすがに動作の重さを感じ、もっと性能が高いパソコンが欲しくなってきますが、簡易な編集で済ます、または編集を行う機会があまり無ければ、個人的には Venue 11 Pro の性能で十分です。

PC ゲームのプレイもできる

Venue 11 Pro は、PC ゲームのプレイに向いたモデルではありませんが、タブレット PC である事を考慮すると、CPU の性能やグラフィックス性能は優れており、ブラウザゲームや 2D グラフィックスがメインの PC ゲームなら快適にプレイできます。

高い負荷がかかる 3D グラフィックスがメインの PC ゲームだと厳しくなってきますが、解像度を落としたり、PC ゲームのグラフィックス関連の設定を調整して負荷を下げれば、プレイが可能になってきます。

以下は、主な 3D グラフィックスがメインの PC ゲームのベンチマーク結果ですが、あくまで 3D グラフィックスがメインの PC ゲームでもプレイできるスコア結果が出ているかどうか参考にできるようにするため掲載しています。

以下のベンチマークに使用した各ゲームタイトルは、多人数プレイが可能なオンラインゲームのため、たとえ快適にプレイできるスコア結果であっても、無線 LAN を使用する Venue 11 Pro だと、通信環境の問題により快適なプレイが難しくなる場合があります。また、今回は使用していないのでわかりませんが、オプションとして用意されているドッキングステーションと接続すると有線 LAN が使えるようになるので、これを使用すれば無線 LAN 特有の問題を気にせずにプレイできるようになるかもしれません。

FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編

解像度、設定等 スコア
1280×720 標準品質(ノートPC) 1869 設定変更を推奨(※)
(※)ゲームプレイは可能ですが、処理負荷によっては動作が重くなりますので、その場合はグラフィック設定の調整をお勧めいたします。

ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver2.0

解像度、設定等 スコア
1280×720 簡易描画設定1 6337(※1)
1280×720 簡易描画設定2 675(※2)
(※1)快適に動作すると思われます。お好みの設定でお楽しみください。
(※2)処理負荷によっては動作が重くなりますので簡易描画設定の調整をお勧めいたします。

モンスターハンターフロンティア【大討伐】

解像度、設定等 スコア
1280×720 1237(※)
(※)公式には、快適なプレイができるスコアの目安を公表していませんが、処理負荷によっては重くなりますので、快適とは言えません。

(ご注意)ベンチマーク結果は、パソコンの使用環境や使用するソフトウェア、ドライバのバージョンによって変動する場合があります。

十分な長さのバッテリー駆動時間

Venue 11 Pro のバッテリー駆動時間は、仕様上8時間となっており、タブレット PC として十分なバッテリー駆動時間を持っています。ただし、あくまで仕様上のバッテリー駆動時間ですので、車の燃費のように実際に使った場合のバッテリー駆動時間は、これより短くなります。

実際に使った場合のバッテリー駆動時間の目安としては、仕様上のバッテリー駆動時間の7割程度に見積もっておく必要がありますが、今回は動画配信サイト YouTube を利用して測定してみました。

結果は、5時間44分となり、8時間の約72%となりました。視聴する動画を検索して選んでいる時間を考慮すると、9割の時間はフルスクリーンで動画を視聴した結果となります。

動画再生の際は、CPU に高い負荷がかかり消費電力が高くなりますので、CPU にあまり高い負荷がかからないテキスト主体のウェブサイトの閲覧や簡易なソフトウェアの使用であれば、もっとバッテリー駆動時間が延びると思われます。

オプションについて

ここまでタブレット PC としての使用感等を記載してきましたが、Venue 11 Pro はオプションのキーボードやドッキングステーションと組み合わせて使用する事で、ノートパソコンやデスクトップパソコンとして使えるという大きな特長があります。

今回は、オプションを用意していないため、実際に使用してみた感想等を記載できませんが、以下にオプションについて簡易に記載します。

Dell モバイル型タブレットキーボード

フルサイズのキーを備えたキーボードです。Venue 11 Pro とドッキングし、ノートパソコンのように使える事が可能になります。ただのキーボードではなく、充電式バッテリーが内蔵されており、Venue 11 Pro のバッテリー駆動時間を 50% 向上させる事ができます。

Dell 薄型タブレットキーボード

フルサイズのキーを備えた超薄型軽量キーボードです。Venue 11 Pro とドッキングし、ノートパソコンのように使える事が可能になります。薄さと軽さを重視しているため、使い勝手さが落ちますが、持ち運びやすさは抜群です。

Dell タブレットドック

Venue 11 Pro とドッキングし、デスクトップパソコンのように使える事が可能となるドッキングステーションです。Venue 11 Pro の外部インターフェースの少なさをカバーする事ができます。

インターフェースとして USB(USB3.0×3)、DisplayPort、HDMI、ライン出力、LAN があり、キーボードやマウス等の USB 接続機器、外部ディスプレイ、スピーカーやヘッドフォン等を簡単に接続できます。

総評

将来の主流パソコンになるかもしれない

タブレット PC が登場してから、その人気は高くなり続けており、いずれはノートパソコンを抜くと思われます。タブレット PC は小型のため、搭載できる PC パーツや部品等が大きく制限を受けるため、高性能を実現するのが難しいですが、タブレット PC に搭載できる CPU の進化等により、ネットサーフィンや日常利用で使うようなソフトウェアの使用であれば、十分に快適に使えるほど性能が向上しています。それは、Venue 11 Pro を使用して大いに実感しました。

ただし、タブレット PC は、物理的なキーボードが無く、拡張性の低さや外部インターフェースの少なさといった短所があるため、ノートパソコンとの棲み分けは続いていくと思われますが、この予測は Venue 11 Pro ようにタブレット PC の短所を解消できるモデルの登場で変わってくるかもしれません。

Venue 11 Pro なら、オプションとして用意されているキーボードとドッキングすれば、ノートパソコンとして使えます。もちろん、しっかりと折りたため、キーボードは薄くて軽量なため、モバイル性を損ないません。

他のオプションとして用意されているドッキングステーションとドッキングすれば、デスクトップパソコンとして使えます。ドッキングステーションには複数の USB がありますので、キーボードやマウス、外付けストレージ、プリンター等の周辺機器と簡単に接続する事ができます。他に LAN 端子がありますので有線ネットワークの利用が可能となりますし、映像出力端子として HDMI と DisplayPort があるため、外部ディスプレイと接続して大画面で作業する事も可能となります。

さすがにデスクトップパソコンのタワー型の拡張性の高さや外部インターフェースの豊富さには勝てませんが、デスクトップパソコンの省スペース型や一体型と同じくらいにはなってきますので、これらのタイプのデスクトップパソコンの選択を検討しているなら、ノートパソコンやデスクトップパソコンとしても使えるタブレット PC の Venue 11 Pro を選ぶのもありだと思います。

もちろん、あらゆるパソコンユーザーにとって Venue 11 Pro が使用用途に合うとは限らず、現段階ではデスクトップパソコンやノートパソコンとの棲み分けは当分続くと思われますが、Venue 11 Pro の登場により、今までデスクトップパソコンやノートパソコンを選んでいたユーザー層をかなり取り込めると思います。

Venue 11 Pro 販売店

今回使用した Venue 11 Pro は、デルの直販ショップで販売されています。2014年2月19日時点では、今回使用した Venue 11 Pro インテル Core i5 プロセッサー搭載モデルは販売停止中のようで、性能は劣りますが価格が安い Venue 11 Pro インテル Atom プロセッサー搭載モデルは販売中です。

いつ販売が再開されるかわかりませんが、性能を重視するなら Venue 11 Pro インテル Core i5 プロセッサー搭載モデルの販売が再開されるのを待つのがおすすめです。
Dell
デルは、世界的に有名な海外パソコンメーカーです。徹底的なコスト削減に成功し、性能の割に価格が安いパソコンがそろっています。

日本に進出し始めた頃は、米国を中心に大型サイズのパソコンの需要が大きい市場で大きなシェアを獲得してきたせいか、小型サイズのパソコンのラインナップに弱点がありましたが、今では国内の需要にも応えようと、薄型で軽量なモバイル用ノートパソコンやタブレット PC のラインナップも充実しています。


デル株式会社