対応 API - クリエイター向けビデオカードの選び方

最終更新日 2016年08月28日

対応 API の選び方

業務で使われるような高度な動画編集や画像編集ソフトウェアは、API(アプリケーションプログラムインターフェース)を利用しています。API を利用する事で、グラフィックス関連の高度な処理や高速処理が可能となりますが、そのためにビデオチップが API に対応している必要があります。CPU が対応していても API を利用した高度な処理や高速処理が可能となりますが、ビデオチップの方がグラフィックス関連の処理を得意としている作りになっているため、ビデオチップが対応している方が良いです。

たいていのクリエイター向けビデオカードでは、動画編集や画像編集ソフトウェアがよく利用している API に対応していますが、必要な対応 API の種類があれば、どの API に対応しているのか確認しておくと良いです。また、各 API は今も開発が行われており、バージョンアップしていっています。新しいビデオカードなら、新しいバージョンの API に対応しています。

以下は、主な API です。

OpenGL

OpenGL(オープンジーエル)は、高度なグラフィックス処理を行うために使用される API です。2次元、3次元グラフィックス処理関連で豊富な機能を持っており、多くの動画編集や画像編集ソフトウェアで使用されています。

DirectX

DirectX(ダイレクトエックス)は、高度なグラフィックスやオーディオ関連の処理を行うために使用される API です。Microsoft 社がゲーム用に向けて開発、提供しているため、PC ゲームソフトウェアでよく使われていますが、動画編集や画像編集ソフトウェアでも DirectX を使用しているのがよく見られます。

CUDA

CUDA(クーダ)は、高速な並列計算処理を行うために使用される API です。nVIDIA 社が開発、提供しており、CUDA が使えるビデオチップは、nVIDIA 社の製品に限られます。

CUDA は、動画編集や画像編集ソフトウェアに限らず、シミュレーションソフトウェア等の科学研究用のソフトウェアでもよく使われています。グラフィックス関連の処理では、並列処理が行える処理が多く、CUDA を使用している動画編集や画像編集ソフトウェアと CUDA に対応しているビデオチップを使用する事で、大幅な処理速度の向上が実現できます。

APP アクセラレーション

APP アクセラレーションは、高速な並列計算処理を行うために使用される API です。AMD 社が開発、提供しており、APP アクセラレーションが使えるビデオチップは、AMD 社の製品に限られます。

APP アクセラレーションは、動画編集や画像編集ソフトウェアでよく使われており、APP アクセラレーション対応のビデオチップと併用する事で、大幅な処理速度の向上が実現できます。

DirectCompute

DirectCompute(ダイレクトコンピュート)は、高速な並列計算処理を行うために使用される API です。Microsoft 社が開発、提供しており、グラフィックス関連以外でも、ビデオチップを活かした高速な並列処理を実現できるようになっています。

CUDA や APP アクセラレーションと同じような目的で使われますが、両者の API と違って、DirectCompute はどちらのビデオチップのメーカーでも使用できるのが特徴です。

そのため、例えば CUDA を使用しているソフトウェアで CUDA による高速処理を実現するなら、nVIDIA 社のビデオチップを選ぶ必要がありますが、DirectCompute を使用しているソフトウェアであれば、ビデオチップが DirectCompute に対応していれば nVIDIA 社、AMD 社どちらのビデオチップを選んでも良い事になります。

OpenCL

OpenCL(オープンシーエル)は、高速な並列計算処理を行うために使用される API です。パソコン用のビデオチップや CPU に限らず、ゲーム機等の様々なデバイスに搭載されているプロセッサーでも使えるのが特徴です。

OpenGL と共に動画編集や画像編集ソフトウェアでよく使用されています。


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