ストレージ - 画像編集用パソコンの選び方

最終更新日 2017年03月16日

ストレージの種類の選び方

ストレージの種類

昔はストレージは HDD のみでしたが、SSD もあります。以下は、HDD と SSD のメリット、デメリットです。

  メリット デメリット
HDD ・容量あたりの価格が安い ・読み書き速度が遅い
・衝撃に弱い
・動作音が大きい
・消費電力が高い
SSD ・読み書き速度が速い
・衝撃に強い
・動作音が静か
・消費電力が低い
・容量あたりの価格が高い

選択の目安は HDD がおすすめ

HDD のデメリットが多いですが、SSD と比べると出てきてしまうものであり、深刻に捉える必要はありません。HDD は容量あたりの価格が安く、予算を抑えられるため、基本的には HDD がおすすめです。

予算に余裕があれば SSD がおすすめ

快適な画像編集を実現するには、特に CPU の性能が重要ですが、ストレージのデータ読み書き速度の速さも重要です。データ読み書き速度が速い SSD であれば、ソフトウェアの起動時間の短縮や、画像ファイルの読み込みや書き込み時間の短縮にもつながります。

HDD のデータ読み書き速度でも十分速いですが、より快適な画像編集を行いたいなら SSD を選ぶのがおすすめです。ただし、SSD は容量あたりの価格が高いので必要な予算が増えます。

まずは CPU やメインメモリー、ビデオチップに予算を回す事を優先し、その上で予算に余裕があればストレージに回す予算を増やし SSD を選ぶと良いです。

SSD を選びたいけど予算が厳しくなる場合は、HDD と SSD 両者搭載パソコンを選ぶ方法があります。HDD + SSD 搭載パソコンのメリットについては デュアルストレージHDD+SSDで大容量と高パフォーマンスを両立 にて詳しく記載しています。

SSD には画像編集ソフトウェアをインストールしておき、画像編集を行う画像ファイルだけ保存しておけば、SSD による性能向上で快適に画像編集ができます。 一方、画像編集を行わない画像ファイルや他のファイルは HDD へ保存しておけば、SSD では容量不足が起こりにくいです。

HDD と SSD 両者のデメリットは残り、完全ではありませんが、両者のメリットが欲しい方に HDD と SSD 両者搭載パソコンがおすすめです。

複数のストレージ搭載が難しい小型パソコンでは選べませんが、複数のストレージが搭載可能なデスクトップパソコンタワー型等には、HDD と SSD 両者搭載モデルがあります。

HDD ・容量あたりの価格が安いため、予算を抑えられます。
SSD ・容量あたりの価格が高いため、十分な予算が必要です。
HDD + SSD ・HDD のみよりは予算が高くなりますが、SSD のみよりは予算を抑えられます。
(※)予算についてはストレージ全体の容量が同じ場合

ストレージ容量の選び方

標準的な容量で十分

ストレージは、パソコンのデータを保存する記憶装置です。ストレージの容量が大きいほど、大量のデータを保存できます。画像編集では、容量が大きい画像ファイルを扱いますが、動画ファイルほど容量は大きくはありません。

画像ファイルの容量は、よく使われる JPEG 形式等では、それほど大きくないものです。たいていの画像ファイルは、1枚数 MB 程度です。画像編集ソフトウェアによっては、そのソフトウェア専用の保存形式でファイルが保存され、さらに容量を必要としますが、それでも数十 MB さらに必要となるくらいです。

そのため、画像編集用パソコンにとってストレージ容量の大きさは、それほど重要ではありません。大容量化と低価格化が進んだ HDD であれば、価格が安いパソコンでも 500GB 以上はあります。これでも画像編集用パソコンにとって十分な容量です。

人によっては、デジタルカメラ等が取り込んだ RAW 形式の画像ファイル(劣化が無い画像ファイルで容量が大きい)を扱ったりしますが、それでも 500GB もあれば、すぐに足りなくなる可能性は低いです。

パソコンの中には、低価格を実現するため等の理由でストレージ容量が小さいモデルが見られますが、たいていのパソコンには、画像編集に使うなら十分すぎるほどのストレージ容量があります。仮にストレージ容量が足りなくなっても、外付けストレージを別途で用意すれば簡単にストレージ容量を増やせます。内蔵ストレージ用の拡張ベイが空いていれば、内蔵ストレージ増設でもストレージ容量を増やせます。

そのため、ストレージは標準的な容量があれば十分です。

接続方式の選び方

画像編集の内容によりますが、画像編集を行うとストレージへのデータ読み書きが頻繁に発生します。ストレージの読み書きにかかる時間が短いほど快適に画像編集できます。

ストレージの接続方式によってデータ転送速度が異なり、データ転送速度が速いほど、ストレージへの読み書きにかかる時間が短くなります。以下は主な接続方式です。

ANSI規格名 通称 転送速度
Serial ATA 1.5 Gbps Ultra SATA/1500 150MB/s
Serial ATA 3.0 Gbps Ultra SATA/3000 300MB/s
Serial ATA 6.0 Gbps Ultra SATA/6000 600MB/s

下の接続方式ほど新しく、データ転送速度が速いですが、転送速度に見られる数値は理論上の値であり、実際は理論値ほどデータ転送速度は出ません。また、理論値ほどの差は、それほど体感できません。

その理由には様々ありますが、そもそも画像編集ではストレージに読み書きするデータ量が少ないですので、ストレージに読み書きするのにかかる時間は短いです。そのため、データ転送速度の差によって生じるデータ読み書き時間の差も短いものとなります。

それでも、データ転送速度が速い方が良いです。大量の画像ファイルの読み書きをする機会もあるでしょうし、他の使用用途で大量のデータ読み書きが発生しても、データ転送速度が速ければ、かかる時間の短縮化につながります。

HDD なら Serial ATA 3.0 Gbps で十分

最近のパソコンは、Serial ATA 6.0 Gbps が主流です。Serial ATA 1.5 Gbps は時代遅れとなり、新しいパソコンでは見られません。 Serial ATA 3.0 Gbps は見られますが、HDD であれば Serial ATA 3.0 Gbps でも十分です。

その理由は、HDD は Serial ATA 6.0 Gbps のデータ転送速度を活かせるほど、HDD 自体のデータ読み書き速度が速くないためです。つまり、HDD 自体のデータ読み書き速度には限度がありボトルネックになってしまうため、Serial ATA 3.0 Gbps から Serial ATA 6.0 Gbps にしても、データ読み書き速度に大した差は出ません。

SSD なら Serial ATA 6.0 Gbps がおすすめ

一方、SSD は Serial ATA 3.0 Gbps から Serial ATA 6.0 Gbps になると、かなりのデータ読み書き速度の向上が望めるため、Serial ATA 6.0 Gbps がおすすめです。

接続方式の呼び方

パソコンの仕様等には、ストレージの接続方式の規格名として、ANSI 規格名や通称とは別の呼び方が使われる場合があります。以下は、他によく使われる呼び方を一覧にしたものです。さらに別の呼び方が使われる場合もありますが、大体 ANSI 規格名との対応がしやすい名前になっています。

ANSI規格名 よく使われる呼び方
Serial ATA 1.5 Gbps Serial ATA
S-ATA
Serial ATA 150
Serial ATA 3.0 Gbps Serial ATA II
S-ATA2
Serial ATA 300
Serial ATA 6.0 Gbps Serial ATA III
S-ATA3
Serial ATA 600


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