ノート用ビデオチップ - 画像編集用パソコンの選び方

最終更新日 2018年10月19日

ビデオチップの選び方

ノートパソコンに搭載されるビデオチップを、大まかに分けると以下のようになります。

チップセット内蔵
(オンボード)
マザーボードに標準搭載されているビデオチップ。ビデオチップを統合していない CPU を搭載、かつ専用ビデオチップを搭載していないノートパソコンだと、チップセット内蔵となりますが、ビデオチップと統合した CPU が普及した事もあり、あまり見られません。
CPU 統合ビデオチップ
(CPU 内蔵)
CPU に統合されているビデオチップ。CPU とビデオチップの統合により、コスト削減、消費電力の削減、効率的な処理の実現等の様々なメリットが生まれます。ビデオチップを統合した CPU が普及したため、専用ビデオチップを搭載していなければ、CPU 統合ビデオチップである可能性が非常に高いです。
専用ビデオチップ マザーボードに直接実装されるビデオチップ。専用ビデオチップのメーカーは、nVIDIA 社と AMD 社が有名です。CPU 統合ビデオチップよりもグラフィックス性能が優れているため、グラフィックス性能重視のノートパソコンに搭載されています。

ビデオチップを統合している CPU が普及したため、今ではチップセット内蔵ビデオチップはまず使われません。

ノートパソコンであれば CPU 統合ビデオチップか専用ビデオチップを選ぶ事になります。一体型デスクトップパソコンも、基本的にノートパソコン用 PC パーツを搭載するため、CPU 統合ビデオチップか専用ビデオチップを選ぶ事になります。

専用ビデオチップには、大きく分けてクリエイター向けビデオチップの Quadro と FirePro、一般向けビデオチップの GeForce と RADEON があります。これらのビデオチップが不要であれば、CPU 統合ビデオチップを選ぶ事になります。

CPU 統合ビデオチップの選び方

CPU 統合ビデオチップを選ぶ場合、どの CPU 統合ビデオチップを選ぶか気にする必要性は低いです。CPU によって統合されているビデオチップ製品は異なり、基本的に性能が高い CPU ほど、性能が高いビデオチップ製品を統合しています。

しかし、CPU 統合ビデオチップは、製品による性能差は小さいので、ビデオチップ性能について気にして選ぶ必要性が低く、ビデオチップ性能を気にするくらいなら、専用ビデオチップを選ぶ方が良いです。

使用する画像編集ソフトウェアが、特定の CPU 統合ビデオチップを推奨しており、その中から選ぶ事にするなら、推奨対象となっている CPU 統合ビデオチップ製品かどうか確認して選ぶ必要があります。

クリエイター向けビデオチップ Quadro、FirePro の選び方

以下では、専用ビデオチップを、ビデオチップと略して記載します。

画像編集ソフトウェアが推奨しているビデオチップ

使用する画像編集ソフトウェアが推奨しているビデオチップの中から選びたい場合は、その中から選ぶ必要があります。価格が安い方のビデオチップを選びたくても、推奨されていなければ選べません。

Quadro、FirePro どちらも推奨されている場合、Quadro の方がシェアが大きい事もあり選びやすいです。特にノートパソコンでは、デスクトップパソコン以上に Quadro が大きなシェアを獲得しており、FirePro 搭載ノートパソコンは無きに等しいです。

Quadro と FirePro の両者が選択肢に入った場合、どちらが優れているか決めるのが難しいほどですので、どちらを選んでも特に問題はありません。

主要なビデオチップ

以下は、nVIDIA 社のビデオチップ Quadro の比較的新しい製品一覧です。上記ほど新しい製品となります。

どの程度の性能クラスを選ぶかは、使用する画像編集ソフトウェアや画像編集の仕方によりますが、画像編集ではエントリークラスが選択の目安です。

ただし、Quadro 搭載ノートパソコンは少なく、そのような中で多いのは価格と性能とのバランスが取れたスタンダードクラスの Quadro 搭載ノートパソコンです。エントリークラスの Quadro 搭載ノートパソコンは非常に少ないので、スタンダードクラスを選択の目安にするのがおすすめです。

Quadro に限らず FirePro も全体的に価格が高く、エントリークラスでも結構価格が高いので、ハイスペッククラスは、明確に必要となるまでは選ばない方が良いです。

nVIDIA 製 Quadro(Maxwell アーキテクチャ採用)

ハイスペック スタンダード エントリー
Quadro M5000M
Quadro M4000M
Quadro M3000M
Quadro M2000M
Quadro M1000M
Quadro M600M

nVIDIA 製 Quadro(Kepler アーキテクチャ採用)(新世代)

ハイスペック スタンダード エントリー
Quadro K5100M
Quadro K4100M
Quadro K3100M
Quadro K2100M
Quadro K1100M
Quadro K610M
Quadro K510M

nVIDIA 製 Quadro(Kepler アーキテクチャ採用)(旧世代)

ハイスペック スタンダード エントリー
Quadro K5000M
Quadro K4000M
Quadro K3000M
Quadro K2000M
Quadro K1000M
Quadro K500M

以下は、AMD 社のビデオチップ FirePro の比較的新しい製品一覧です。上記ほど新しい製品となります。画像編集ではエントリークラスが選択の目安ですが、スタンダードクラスやハイスペッククラスも含めて、FirePro 搭載ノートパソコンは非常に少ないです。

AMD 製 FirePro M シリーズ(新世代)

ハイスペック スタンダード エントリー
FirePro M6100 FirePro M5100 FirePro M4100

AMD 製 FirePro M シリーズ(旧世代)

ハイスペック スタンダード エントリー
FirePro M6000 FirePro M5000 FirePro M4000

一般向けビデオチップ GeForce、RADEON の選び方

ソフトウェアが推奨しているビデオチップ

クリエイター向けビデオチップ Quadro、FirePro と同様に、使用する画像編集ソフトウェアが推奨しているビデオチップの中から選びたい場合は、その中から選ぶ必要があります。

また、GeForce の方がシェアが大きい事もあり選びやすいですが、GeForce と RADEON どちらを選んでも特に問題はありません。

主要なビデオチップ

以下は、nVIDIA 社のビデオチップ GeForce の比較的新しい製品一覧です。上記ほど新しい製品となります。

GeForce でも、画像編集ではエントリークラスが選択の目安ですが、価格と性能とのバランスが取れたスタンダードクラスの GeForce 搭載ノートパソコンが多いので、スタンダードクラスを選択の目安にするのがおすすめです。

ハイスペッククラスとなると、GeForce や RADEON でも価格は高くなりますので、明確に必要となるまでは選ばない方が良いです。

製品 PassMark シリーズ 発売年
GeForce GTX 1080 88% GeForce 10シリーズ 2016年
GeForce GTX 1070 80% GeForce 10シリーズ 2016年
GeForce GTX 1080 with Max-Q Design 78% GeForce 10シリーズ 2016年
GeForce GTX 980 69% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce GTX 1060 64% GeForce 10シリーズ 2016年
GeForce GTX 1070 with Max-Q Design 54% GeForce 10シリーズ 2016年
GeForce GTX 1060 with Max-Q Design 49% GeForce 10シリーズ 2016年
GeForce GTX 1050 Ti 42% GeForce 10シリーズ 2016年
GeForce GTX 980M 42% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce GTX 1050 32% GeForce 10シリーズ 2016年
GeForce GTX 970M 28% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce GTX 965M 22% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce GTX 960M 15% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce MX150 14% GeForce 10シリーズ 2016年
GeForce GTX 950M 12% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce 945M 10% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce 940MX 9% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce 930MX 8% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce 920MX 7% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce 940M 7% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce 930M 6% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce 920M 5% GeForce 900Mシリーズ 2014年
GeForce 910M 3% GeForce 900Mシリーズ 2014年

以下は、AMD 社のビデオチップ RADEON の比較的新しい製品一覧です。上記ほど新しい製品となります。選び方は GeForce と同じで、スタンダードクラスを選択の目安にするのがおすすめですが、FirePro と同様に RADEON 搭載ノートパソコンは非常に少ないです。

製品 PassMark シリーズ 発売年
Radeon RX 580 60% Radeon 500シリーズ 2017年
Radeon RX 570 48% Radeon 500シリーズ 2017年
Radeon RX 560 32% Radeon 500シリーズ 2017年
Radeon R9 M470X 26% Radeon M400シリーズ 2016年
Radeon RX 550 25% Radeon 500シリーズ 2017年
Radeon R9 M470 15% Radeon M400シリーズ 2016年
Radeon RX 540 12% Radeon 500シリーズ 2017年
Radeon R7 M465 9% Radeon M400シリーズ 2016年
Radeon 530 9% Radeon 500シリーズ 2017年
Radeon R7 M445 7% Radeon M400シリーズ 2016年
Radeon R7 M440 6% Radeon M400シリーズ 2016年
Radeon R7 M460 6% Radeon M400シリーズ 2016年
Radeon 520 5% Radeon 500シリーズ 2017年
Radeon R5 M430 4% Radeon M400シリーズ 2016年


キャンペーン情報
マウスコンピューター
・冬のボーナス特集
PCサプライが付属、SSDを少額でスピード&容量アップ等、お得なキャンペーン実施中です
(キャンペーン実施中)
Dell
・冬のボーナスセール
人気のDell Gなどプレミアムノートブックが最大17%オフクーポンでお得!
(キャンペーン実施中)
ドスパラ
・冬のボーナスセール
ハイエンドゲーミングPCが最大20,000円引き!
(12月13日迄)
パソコン工房
・冬のボーナスセール
スタッフ厳選アイテムが目白押し!
(12月25日迄)