容量 - メインメモリーの選び方

最終更新日 2016年08月28日

メインメモリーの容量とは

一時的に保存可能なデータ量

メインメモリーは、パソコンの頭脳的存在である CPU から利用される頻度の高いデータを、一時的に保存する役割を担う PC パーツです。

どれだけのデータを一時的に保存できるかを示すのが容量です。CPU から利用される頻度の高いデータが、全てメインメモリーに一時保存されれば、パソコンは本来の性能を発揮できますが、メインメモリーの容量が不足し、CPU から利用される頻度の高いデータが入りきらなくなると、ストレージにも一時的に保存されるようになります。

ストレージのデータ読み書き速度は、メインメモリーよりも大幅に遅いため、CPU から利用される頻度の高いデータがストレージにも一時的に保存されるようになると、パソコンの性能は大きく落ちます。

パソコンの性能が落ちれば、快適に使えなくなりますので、自分のパソコン使用用途にとって十分な容量となるようにメインメモリーを搭載する必要があります。

容量当たりの価格が安くなったメインメモリー

昔は、メインメモリーの価格が高価で、容量不足で性能が落ちないよう大容量メインメモリーを購入するには、かなりの予算が必要でした。

そのため、多くの人がメインメモリーの容量不足に悩まされましたが、今ではメインメモリーの低価格化が随分と進み、パソコンを快適に使用するために必要なメインメモリー容量を実現するのが随分と簡単になり、必要以上にメインメモリー容量を大きくしないよう抑える事を意識して選ぶ必要性があるくらいです。

メインメモリー容量の選び方

メインメモリー容量の選択の目安

パソコン使用用途は人それぞれであり、必要になってくるメインメモリー容量も人それぞれですが、必要なメインメモリー容量を正確に見積もるのは難しいので、ある程度の余裕を持たせるようにすると良いです。

以下は、使用用途を考慮したメインメモリー容量の選択の目安です。

容量 特徴等
16GB ・容量 8GB では明らかに足りないなら選択の目安
8GB ・動画編集や画像編集、PC ゲーム等、負荷が大きい作業に使用するなら選択の目安
4GB ・日常用途やビジネス用途等、負荷が小さい作業に使用するなら選択の目安

容量 8GB がおすすめ

パソコンに搭載するメインメモリー容量に迷ったら、8GB がおすすめです。負荷が小さい作業に使用するなら容量 4GB で十分ですが、負荷が小さい作業でも使用するソフトウェア次第では容量 4GB では不足する可能性がありますし、今後負荷が大きい作業をする事になっても、メインメモリー容量を増やす必要がありません。

一般的なパソコン使用用途では、メインメモリー容量が 8GB もあれば不足する事はまずありませんが、明らかに不足するようなら 16GB 等にすると良いです。

容量と枚数

パソコンに搭載したいメインメモリー容量が決まったら、その容量を何枚のメインメモリーで実現するのか決める必要があります。まずマザーボードの空きスロット数以下のメインメモリー枚数にする必要があります。

基本的に1枚のメインメモリーでは、容量が大きくなるほど価格が高くなりますので、予算を抑えたいなら複数枚のメインメモリーを選ぶ方が良いです。

例えば、メインメモリー容量 8GB を選びたい場合は、容量8GBのメインメモリー1枚よりも、容量4GBのメインメモリー2枚を選んだ方が安ければ、後者の2枚にする方が良いです。もちろん空きスロット数が1つしかなければ、高くても前者の1枚を選ぶ必要があります。

複数のメインメモリーを使用してデータ転送速度を向上させるマルチチャンネル技術を利用したい場合は、メインメモリーが複数枚そろうように選ぶ必要があります。例えば、メインメモリー容量 8GB にしてデュアルチャンネルにしたい場合は、容量4GBのメインメモリーを2枚選ぶ必要があります。

メインメモリー容量の上限

マザーボードにメインメモリーを装着するためのスロットの数には限りがあるため、パソコンに搭載可能なメインメモリーの枚数に上限がありますが、容量にも上限があります。パソコンに搭載可能なメインメモリー最大容量は、基本的にマザーボードによって決まってきますが、マザーボードだけでなく OS にもメインメモリー最大容量の上限があり、たいていのマザーボードよりも OS の容量制限の方が厳しいため、OS の容量制限に注意する必要が在ります。

OS の容量制限

OS は、32 ビット版と 64 ビット版に大別されますが、前者の 32 ビット版では、メインメモリーは容量 4GB までしか使用できません。(実際は 3〜3.5GB)64 ビット版 OS なら、容量 4GB 以上使用可能です。64 ビット版の上限は、OS の製品によって異なります。

OS の主流は、32 ビット版から 64 ビット版へと変わりましたので、たいていの人は容量 4GB の上限を気にする必要はありませんが、32 ビット版 OS がインストールされているパソコン用にメインメモリーを選ぶなら、容量 4GB 以上にしても、実際に使用可能な容量は 4GB までとなる事を認識しておく必要があります。

OS の容量制限を超えてしまっても、超えた分の容量は認識せず使用できないだけで、パソコンが起動できなくなったり、正常に動作しない等のトラブルが発生する事はありません。

32 ビット版の OS 使用可能なメインメモリー容量の上限は 4GB まで
64 ビット版の OS 使用可能なメインメモリー容量の上限は OS 製品による

マザーボードの容量制限

64 ビット版 OS なら、メインメモリーは容量 4GB 以上使用できますが、マザーボードにもメインメモリーの最大容量に上限があるので注意が必要です。

たいていの OS では、64 ビット版であれば 128 GB 以上のメインメモリー容量が使用可能ですが、たいていのマザーボードの容量制限は 128GB 未満です。

例えば、マザーボードのメインメモリー最大容量が 16 GB までなら、容量 16 GB まで認識して使用可能です。マザーボードの容量制限を超えてしまっても、超えた分の容量は認識せず使用できないだけで、パソコンが起動できなくなったり、正常に動作しない等のトラブルが発生する可能性は低いですが、マザーボードによっては容量制限を超えるとパソコンが起動できなくなる、起動できたとしても動作が不安定になる等のトラブルが発生する場合があります。

多くのマザーボードの容量制限は 32GB 以上はあり、一般的なパソコン使用用途では容量 32GB も不要なため、マザーボードの容量制限は特に問題ありませんが、マザーボードによっては、容量制限 4GB 等と小さい場合がありますので、念のためマザーボードの搭載可能なメインメモリー最大容量を確認しておくと良いです。

パソコンの容量制限

パソコンメーカーやショップブランドで購入したパソコンのため、マザーボードの仕様が詳細に公表されてなく、マザーボードの容量制限が分からない場合は、パソコンの仕様に搭載可能なメインメモリー最大容量が記載されていれば、それを参考にすると良いです。

ただし、動作保証をしている範囲内でのメインメモリー最大容量を、パソコンの仕様に記載している場合があるため、パソコンの容量制限を超えてメインメモリー容量を増やしても、認識して動作する可能性があります。

どこまでメインメモリー容量を増やしても認識して動作するかは、実際にやってみないと分かりません。また、パソコンの容量制限を超えると動作保証外となるため、動作が不安定になる等のトラブルが発生する場合があります。


キャンペーン情報
ドスパラ
・新生活応援セール
特価パソコン、PCパーツ・周辺機器もセール実施中!
(3月30日迄)
ツクモ
・春の大感謝祭
お買い得品を多数ご用意
(4月3日迄)
・旧モデル・型落ち品セール
新品・未開封!型落ち品を大幅値下げで販売中!
(セール実施中)
パソコン工房
・半期に一度の決算セール
やってきましたBIGチャンス!半期に一度のお買い得キャンペーン!
(4月4日迄)