視野角 - 液晶モニターの選び方

最終更新日 2015年10月26日

視野角とは

視野角は、液晶モニターの画面を真正面から見る場合を基準として、真正面からどれだけずれて正常に見えるかを表します。

視野角は、水平方向と垂直方向に分かれ、それぞれ正常に見える範囲は扇形で表せますが、その扇形の中心角が視野角となります。

その視野角を真正面で分割して、水平方向の視野角は左右の視野角、垂直方向の視野角は上下の視野角に分ける事もできます。

例えば、以下は液晶モニターの画面を真上から見た様子ですが、水平方向の視野角は140度だと、左右の視野角は70度になります。

視野角

液晶モニターの仕様には、水平方向の視野角と垂直方向の視野角が記載されていますが、中には左右の視野角と上下の視野角が記載されている場合もあります。

視野角の選び方

液晶モニターは画面を斜めから見ると、暗くなったり色が変わったりして見づらくなる特徴があります。視野角の範囲内であれば、見づらくはなりません。

常に真正面から液晶モニターの画面を見るなら、視野角は狭くても問題ありませんが、液晶モニターの設置場所から離れた距離に座って見たり、複数の人数で同時に見るなら、視野角は広い方が良いです。

水平方向の視野角と垂直方向の視野角、両者広い液晶モニターを選びたいところですが、視野角の範囲内であれば、画面を真正面から見た場合と全く同じになる訳ではありません。

視野角の範囲内でも斜めから見ると暗くなったり色が変わったりする事があります。その理由は、ある条件を満たしていれば正常に見えるとして視野角が決められているからです。

例えば、明るさであれば、真正面からずれていき、あらかじめ決められた明るさ以上を満たしているなら正常に見えるとして、視野角が決められます。

このような視野角を決めるために用いられる条件に限らず、測定環境や測定条件、測定機器はメーカーによって異なり、視野角を決める方法は統一されていません。

そのため、異なるメーカーの液晶モニター同士で、仕様上で視野角を比較するのはあまり意味がなく、参考程度に見ておけば十分です。本当に視野角が広い液晶モニターは、実際に見てみないと分かりません。

視野角を重視するなら、駆動方式に注目して選ぶ

液晶モニターの視野角は、駆動方式によって優劣が決まってきます。

液晶モニターの駆動方式には、主に TN(Twisted Nematic)方式、VA(Virtical Alignment)方式、IPS(In Place Switching)方式がありますが、視野角が優れている順に並べると IPS 方式、VA 方式、TN 方式です。

IPS 方式と VA 方式は、同じくらい視野角の広さに優れていますが、TN 方式だけは視野角の広さが劣ります。そのため、視野角の広さを重視して選ぶなら、TN 方式は避けて IPS 方式か VA 方式を選ぶのがおすすめです。


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