ストレージ - 動画編集用パソコンの選び方

最終更新日 2017年01月27日

ストレージの選び方

大容量ストレージが必須

ストレージは、パソコンのデータを保存する記憶装置です。ストレージの容量が大きいほど、大量のデータを保存できます。動画編集では、容量が大きい動画ファイルを扱うため、大容量ストレージが必須となります。

データ転送速度も重要

動画編集を行うと、ストレージに対してデータの読み込みや書き込みが頻繁に発生します。データ転送速度が十分高くないと、読み込みや書き込みに時間がかかり、快適な動画編集ができません。

ストレージを複数台にして負荷分散

ストレージが1台しか搭載できないノートパソコン等では無理ですが、ストレージを複数台搭載できるデスクトップパソコンのタワー型等では、ストレージ複数台搭載モデルがおすすめです。

最近のストレージは、1台でも十分な容量があるため、ストレージを複数台にして大容量を実現できるというメリットは薄いですが、負荷分散できるというメリットがあります。

例えば、2台のストレージがあるとし、OS や動画編集ソフトウェア等に関するデータを扱うストレージと、動画データを扱うストレージに分けておけば、各ストレージは扱うデータの読み書きに専念できますので負荷分散できます。その結果、処理速度の向上が望めます。

販売されているパソコンは、ストレージ1台搭載モデルが多いですが、ストレージが複数台搭載可能で BTO カスタマイズに対応していれば、たいていストレージの追加が可能ですので、負荷分散で処理速度の向上を実現したい場合は、ストレージを追加しておくと良いです。

ストレージとして使われる HDD と SSD

パソコンのストレージには、HDD や SSD が使われます。まだ HDD が主流ですが、SSD を搭載するモデルが増えてきています。HDD 搭載モデルでも、BTO に対応してるなら、HDD の他に SSD も選択対象となっている場合があります。

HDD よりもデータ転送速度が速い SSD を選ぶと処理速度が向上しますが、容量あたりの価格が高いというデメリットがあります。動画編集では大容量ストレージが必須となるため、予算に余裕がない限り、HDD を選ぶ方が良いです。

複数のストレージが搭載可能なモデルでは、HDD と SSD の両者を搭載するモデルがあります。また、BTO カスタマイズで SSD と HDD の両者を搭載するように選べるモデルもあります。これなら、HDD の容量あたりの価格が安いというメリットと、SSD のデータ転送速度が速いというメリットの両者を享受できます。

例えば、大容量の動画ファイルは HDD に保存し、SSD には OS や動画編集ソフトウェア等のインストール場所として使えば、処理速度の向上が望めます。また、頻繁に利用する動画ファイルや動画編集で一時的に保存が発生するファイルを SSD に保存しておくのも、処理速度を向上させるために有効な使い方となります。

バックアップできる環境を考える

ストレージとして使われる HDD や SSD は何年も正常に使えるものとはいえ消耗品ですので、早ければ2〜3年で寿命を迎えて故障してしまう可能性があります。動画編集作業では、ストレージに高い負荷がかかりますので、一般的な使い方よりも消耗が激しくなりがちです。大切な動画データであればバックアップ対策は不可欠です。特に、ストレージの寿命で長時間かけて編集を行った動画データが失われてしまうと、大きな損失となります。

バックアップ対策には、RAID 設定を導入する、複数台のストレージや外付けストレージを利用して定期的にバックアップデータを保存するストレージを用意する等、様々な方法があります。購入してからでもバックアップ対策はできますが、どのようなバックアップ対策をとるか考えながら選びたいです。

例えば、購入後に内蔵ストレージに RAID 設定を導入するなら、複数台のストレージが搭載可能なデスクトップパソコンタワー型を選ぶ事が必要です。自分で RAID 設定を導入する事に不安があるなら、RAID 設定導入済みのモデルを選ぶのがおすすめです。

外付けストレージを利用する手もある

内蔵ストレージの容量では足りなさそう、もしくはノートパソコン等の大容量ストレージ搭載、複数台ストレージ搭載が難しいパソコンを選ばざるを得ない場合、別途で外付けストレージを用意して利用する方法があります。

外付けストレージに編集対象の動画データを保存しておくと、外部インターフェースを通してデータをやり取りするため、読み書き速度が内蔵ストレージと比べたら劣りますが、耐えられないほどではありません。

また、外付けストレージをバックアップ用として使用する事もできます。RAID 設定がされた外付けハードディスクもありますので、そのような外付けハードディスクを利用すれば、データを失う危険性がより減ります。

容量 の選び方

HDD なら大容量が標準

動画ファイルの容量は、非常に大きいので、動画編集用パソコンには大容量ストレージが必須ですが、HDD であれば大容量化と低価格化が進んだため、安いパソコンでもデスクトップパソコンタワー型であれば 500 GB 以上はあります。

ノートパソコンのような小型パソコンだと、容量が大きいストレージを搭載するのが難しくなってきますが、比較的サイズが大きいモデルなら 500GB 以上を搭載するモデルが見られます。

このように HDD を搭載するモデルなら、標準で大容量 HDD が付いてくる状態です。BTO カスタマイズに対応しており、HDD の追加ができるのであれば、それほど価格は高くならないはずですので、余裕を持った容量にしておくと良いです。

人によって必要な容量は異なりますが、1TB(1000GB)以上はあれば、よほど大量の動画ファイルを扱わない限り、容量を使い切るのが難しいほどです。

SSD は予算を考えて選ぶ

SSD は、HDD のように大容量化と低価格化が進んでいる段階のため、まだ容量あたりの価格が高いです。512 GB や 1TB の SSD が登場してきましたが、HDD と比べるとかなり価格が高いため、十分な予算が必要です。

SSD と HDD の両者を搭載するモデルを選び、SSD を OS やソフトウェアのインストール場所として使用するなら、大きい容量は必要ありません。128GB 〜 256 GB もあれば十分です。

接続方式の選び方

いくら CPU 等の PC パーツの性能が高くても、動画自体が保存されているストレージのデータ転送速度が低くては、動画編集の処理速度は向上しません。なぜなら、動画編集時は頻繁にストレージから動画のデータを読み込んだり、ストレージへ書き込んだりするので、データ転送速度が遅いと読み込み、書き込み処理が遅くなってしまい、快適な動画編集は実現できません。

最新の性能重視のパソコンであれば、ストレージのデータ転送速度も重視されているはずですが、念のため確認しておくのが無難です。ストレージのデータ転送速度は、特に接続方式が重要であり、これが何であるかでデータ転送速度が決まります。

以下は、主な接続方式の種類ですが、下にいくほど最新なものです。ストレージのデータ転送速度を重視するのであれば、最新の Serial ATA 6.0 GB/s の接続方式である事が望ましいです。

ANSI規格名 通称 転送速度
Serial ATA 1.5 Gbps Ultra SATA/1500 150MB/s
Serial ATA 3.0 Gbps Ultra SATA/3000 300MB/s
Serial ATA 6.0 Gbps Ultra SATA/6000 600MB/s

接続方式の呼び方

パソコンの仕様等には、ストレージの接続方式の規格名として、上記の ANSI 規格名や通称とは別の呼び方が使われる場合があります。以下は、他によく使われる呼び方を一覧にしたものです。さらに別の呼び方が使われる場合もありますが、大体 ANSI 規格名との対応がしやすい名前になっています。

ANSI規格名 よく使われる呼び方
Serial ATA 1.5 Gbps Serial ATA
S-ATA
Serial ATA 150
Serial ATA 3.0 Gbps Serial ATA II
S-ATA2
Serial ATA 300
Serial ATA 6.0 Gbps Serial ATA III
S-ATA3
Serial ATA 600

おすすめ動画編集用パソコン販売店

動画編集用パソコンは、自分にとって必要な性能等を見極められるのであれば、各ショップで、一般に市販されている高性能モデルで十分です。ショップによっては、動画編集向けの仕様となっている動画編集用モデルを販売しています。

以下は、おすすめな動画編集用パソコン販売ショップ一覧です。
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動画編集に適したクリエイターパソコンを販売している数少ない国内メーカーです。コストパフォーマンスの高さも評価されて、様々な業務現場で採用された実績があります。
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動画編集に適したクリエイターパソコンを販売している海外メーカーです。世界トップクラスのシェアを獲得しており、国内外の映像・音楽制作の現場でプロのクリエイターにも愛用されています。
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動画編集に適したクリエイターパソコンを販売しているショップブランドです。クリエイターによって使用目的や求めるハードウェア条件が異なる事を考慮した選びやすいラインナップを展開しています。


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