液晶モニター - デスクトップパソコンの選び方

最終更新日 2016年12月27日

一体型デスクトップパソコンを選ぶなら、液晶モニターに注目して選ぶ必要あり

デスクトップパソコンのタイプには、タワー型、省スペース型、キューブ型、一体型、コンパクト型、スティック型がありますが、一体型は本体と液晶モニターが一体になっているため、液晶モニターに関する仕様にも注目して選ぶ必要があります。

一体型以外のタイプのデスクトップパソコンでは、外付け液晶モニターと接続して使用します。基本的には、外付け液晶モニターは別売りですが、セットで販売されている場合もあります。

外付け液晶モニターとセットになっているデスクトップパソコンの仕様には、外付け液晶モニターの仕様も記載されていますが、仕様の見方は外付け液晶モニターを選ぶ場合と同じであり、もし自分に合わなければ外付け液晶モニターとセットになっているデスクトップパソコンは避けて、別途で外付け液晶モニターを用意して使う方が良いです。

ここでは、一体型デスクトップパソコンを選ぶ場合における液晶モニターに注目しての選び方について記載しています。

一体型 ・液晶モニターに注目して選ぶ必要あり
タワー型
省スペース型
キューブ型
コンパクト型
スティック型
・液晶モニターに注目して選ぶ必要なし
・外付け液晶モニターがセットになっているなら、液晶モニターに注目して選ぶ必要あり

液晶モニターの選び方

低コスト優先

一体型デスクトップパソコンに搭載される液晶モニターは、低コスト優先で作られた質の低い液晶ディスプレイと思っておいた方が良いです。コストをかけた質の高い液晶モニターが搭載された一体型デスクトップパソコンも中にはありますが、少ないです。

質の高い液晶モニターを使うためなら、様々なパソコンと接続して使え、パソコン買い替えても使用し続けられる外付け液晶モニターを選ぶユーザーが多いでしょうから、今後も一体型デスクトップパソコンは質の低い液晶モニターが主流になり続けると思われます。

質が低いと言っても、売れ筋パソコンよりも価格が高いような外付け液晶モニターと比べた場合の話です。液晶モニターの質は、技術進歩によって随分と底上げされましたので、多くのユーザーが満足する質の高さがあります。

もし動画や画像編集、PC ゲーム、動画や画像コンテンツの視聴等のために、より質の高い液晶モニターを使いたければ、一体型以外のタイプのデスクトップパソコンを選ぶのがおすすめです。

画面サイズの選び方

主流は20〜23インチ型

液晶モニターは、画面サイズが大きくなるほどコストがかかります。昔は、液晶モニターの価格は高かった事もあり、17〜19インチ型が主流でしたが、今ではコスト削減が進み20〜23インチ型が主流です。

さらに画面サイズが大きくなっても、あまり価格は高くならないでしょうが、液晶モニターの画面サイズは大きいほど良い訳ではありません。

一体型デスクトップパソコンの使い方はユーザーによりますが、たいていは机の上に設置して使うものですので、画面サイズが大きすぎると逆に見づらくなってしまいます。

一体型デスクトップパソコンを机の上に設置して使うなら、画面サイズは20〜23インチ型が丁度良いので、今後も20〜23インチ型が主流になり続けると思われます。

昔は、リビング等の広い部屋に設置し、大画面液晶テレビのように使える32インチ型等の大画面液晶モニターが搭載された一体型デスクトップパソコンが見られましたが、今では見られません。

需要が少ないでしょうし、デスクトップパソコンを大画面液晶テレビに接続する手もありますので、大画面液晶モニターが搭載された一体型デスクトップパソコンは発売されない状態が、今後も続くと思われます。

22〜23インチ型が選択の目安

一体型デスクトップパソコンの液晶モニターの画面サイズは、20〜23インチ型が主流ですが、中でも22〜23インチ型が多く見られますので、選択の目安にすると選びやすいです。

20〜21インチ型も結構多いですので、コンパクトさを重視して選びたい場合はおすすめです。少ないですが17〜19インチ型も見られ、コンパクトさを重視するならおすすめですが、机の上に設置して使うと画面の広さに物足りなさを感じてしまう可能性が高くなります。

少ないですが24〜27インチ型も見られ、画面の広さを重視するならおすすめです。

17〜19インチ型 ・昔は主流だった画面サイズで、今はあまり見られない
・ノートパソコンを使う場合と同じくらい画面に近づいて使うなら、丁度良い画面サイズ
20〜21インチ型 ・主流の画面サイズの中で小さめ
・コンパクトさを重視するなら選択の目安
22〜23インチ型 ・主流の画面サイズの中で大きめ
・広くて見やすく標準的な選択の目安
24〜27インチ型 ・大画面サイズ
・画面の広さを重視するなら選択の目安
・机に設置するなら27インチ型程度までなら見やすく、それを超えてくると大きすぎて見づらくなってくる

光沢液晶と非光沢液晶の選び方

光沢液晶の特徴、非光沢液晶の特徴

液晶モニターの液晶には、光沢(グレア)液晶と非光沢(ノングレア)液晶があります。以下は、それぞれの特徴をメリットとデメリットに分けて簡易にまとめた表です。

  メリット デメリット
光沢液晶 発色が良く、コントラスト比が高いため、画像や映像が綺麗に見える 外光や照明等が、鏡のように映りこみしやすく、見づらい
非光沢液晶 外光や照明等が、映りこみしにくい 光沢液晶よりも、発色の良さ、コントラスト比の高さが劣る

一体型デスクトップパソコンを設置する場所に合わせて選ぶ

光沢液晶だと映りこみしやすいため、外部の光がよく差し込む明るい開放的な部屋や、オフィスのような照明器具が多い部屋だと、これらの光が液晶モニターに映りこみ見づらくなります。もし一体型デスクトップパソコンを、このような部屋に設置して使用するなら、非光沢液晶がおすすめです。

一体型デスクトップパソコンの使用用途に合わせて光沢液晶か非光沢液晶を選ぶ事も重要ですが、外光や照明器具が多い部屋に設置して使うなら、使用用途関係なしに非光沢液晶を選ぶ方が良いです。

一体型デスクトップパソコンの使用用途に合わせて選ぶ

一体型デスクトップパソコンを、外光や照明器具が少ない部屋に設置して使うなら、光沢液晶と非光沢液晶どちらを選んでも使用に支障をきたす事はありませんが、使用用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

動画編集や画像編集、資料編集等、画面内の狭い範囲を集中してみる作業を長時間行う事が多いなら、少しでも映りこみがあると、目が疲れやすく、集中力の乱れにつながりますので、映りこみしにくい非光沢液晶がおすすめです。

主にテレビや映画等の動画コンテンツや画像コンテンツの視聴に使うなら、綺麗に見える光沢液晶がおすすめです。

駆動方式の選び方

駆動方式によって決まる特性

液晶モニターの液晶パネルには、複数の駆動方式が存在し、駆動方式によって液晶モニターの特性が、ある程度決まってきます。駆動方式には、主に TN(Twisted Nematic)方式、VA(Virtical Alignment)方式、IPS(In Place Switching)方式があります。

以下は、各特性ごとに駆動方式を優れた順序に並べた表ですが、順序はあくまで目安です。駆動方式によって弱点が異なりますが、弱点を改善する技術を採用していれば、優劣が逆転する場合があります。

応答速度の速さ VA > TN > IPS
コントラスト比の高さ VA > TN > IPS
視野角の広さ IPS > VA > TN
色再現性の高さ IPS > VA > TN
製造コストの安さ TN > VA > IPS

おすすめは IPS 方式

IPS 方式は、製造コストが高く普及がなかなか進みませんでしたが、製造コストの削減が進み一体型デスクトップパソコンに限らずノートパソコンや外付け液晶モニターでも普及してきています。

IPS 方式は、応答速度とコントラスト比に弱点がありますが、技術進歩によって弱点は改善されており、比較対象によっては VA 方式よりも優れている場合があるほどです。

そのため、あらゆる特性に優れている IPS 方式を選択の目安にするのがおすすめです。VA 方式もおすすめですが、あまり見られません。

TN 方式は、製造コストが安いため、低価格な一体型デスクトップパソコンでよく見られますが、使用に支障をきたすほど劣っている訳ではありませんので、液晶モニターの質の高さにこだわらず価格の安さを重視するなら TN 方式がおすすめです。

駆動方式が仕様等に記載されていない場合

一体型デスクトップパソコンの仕様には、液晶モニターの駆動方式について記載されていない場合があります。記載されていない場合は、TN 方式である可能性が高いです。VA 方式の可能性もありますが、一体型デスクトップパソコンではあまり見られません。

IPS 方式であれば、購入を検討しているユーザーへのアピールになるため、仕様に記載されている場合が多いです。

単に駆動方式を未記載としているだけの場合もありますので、もし駆動方式が分からず購入に踏み切れないなら、一体型デスクトップパソコンのメーカーに問い合わせるか、紹介やレビューしている記事がないかインターネットの検索エンジンを活用して探してみると良いです。独自に入手した駆動方式の情報、または記事の著者によって判断された駆動方式について記載されている場合があります。

タッチパネルの選び方

タッチ操作必須でなければ、タッチパネルは不要

液晶モニターがタッチパネルに対応していると、スマートフォンやタブレット PC のようにタッチ操作できます。タッチ操作できると、画面を指先で直感的に操作できるため使い勝手が良くなり、スタイラスペンによる手書き入力もできます。

タッチ操作が必要であれば、タッチパネル対応の液晶モニターが搭載された一体型デスクトップパソコンを選ぶ必要がありますが、タッチ操作を特に必要としなければ、タッチパネル非対応で問題ありません。

スマートフォンやタブレット PC 向けのソフトウェアはタッチ操作で使いやすく作られていますが、一体型デスクトップパソコン等のパソコン向けのソフトウェアは、マウスやキーボード操作を前提に作られていますので、特にタッチ操作の方が使いやすいという事はありません。

また、タッチ操作は、画面が手元にある状態だとやりやすいものであり、一体型デスクトップパソコンだと腕を上げてタッチ操作する事になり、腕が疲れやすくなるため、タッチ操作で使うのに向いていません。

そのため、タッチ操作が必須でなければ、タッチパネル非対応の液晶モニターが搭載された一体型デスクトップパソコンを選んでも問題ありません。

解像度の選び方

解像度が高いと、多くの情報量を表示でき、高精細で綺麗

液晶モニターには、ドットと呼ばれる小さな点が集まっており、それぞれの点が色を表現し画面を表示しています。横と縦のドット数を解像度と呼び、解像度 1920×1080 なら横のドット数は1920、縦のドット数は1080です。

解像度が高いほど、ドット数が多くなるため、画面に一度に表示できる情報量が多くなるメリットがあります。例えば、横の解像度だけで見ると、1文字表示するために10ドット必要であれば、横の解像度が1000あれば100文字表示できますが、横の解像度が2000あれば200文字表示できます。

また、同じ画面サイズで比較すれば解像度が高い方がドット数が多くなり、高精細で綺麗に表示できるメリットもあります。

主な解像度

以下は、液晶モニターに見られる主な解像度です。

名称 解像度
WXGA 1280×800
HD(FWXGA) 1366×768
WXGA+ 1440×900
SXGA 1280×1024
WXGA++ 1600×900
SXGA+ 1400×1050
WSXGA+ 1680×1050
UXGA 1600×1200
FHD 1920×1080
WUXGA 1920×1200
QXGA 2048×1536
WQHD 2560×1440
WQXGA 2560×1600
3K 2880×1620
QSXGA 2560×2048
QHD+ 3200×1800
QUXGA 3200×2400
4K(QFHD) 3840×2160

FHD(1920×1080)が選択の目安

解像度の種類は多いですが、2015年3月13日時点では、FHD(1920×1080)が主流です。価格が安い一体型デスクトップパソコンだと、HD(FWXGA)(1366×768)等の低解像度が見られますが、おすすめはできません。

ノートパソコンや外付け液晶モニターでは、4K(QFHD)(3840×2160)等の FHD(1920×1080)を超える高解像度が見られるようになりましたが、一体型デスクトップパソコンでは見られません。

FHD(1920×1080)を超える高解像度を選びたい場合は、高解像度の外付け液晶モニターと併用する手がありますが、一体型以外のタイプのデスクトップパソコンを選び、外付け液晶ディスプレイを使用するのがおすすめです。

最大表示色の選び方

フルカラーと擬似フルカラー

液晶モニターが表示できる色数を、最大表示色と呼びます。最大表示色には、主にフルカラーと擬似フルカラーがあります。

フルカラーなら、実際に1677万色表示可能です。擬似フルカラーだと、ディザリングか FRC(Frame Rate Control)と呼ばれる技術を利用して擬似的に1677万色、または1619万色表示可能であり、実際には26万色表示可能です。

実際に表示可能な色数を見ると大きな差が見られますが、一見しただけではフルカラーと擬似フルカラーを見分けるのは難しいほど両者の画質に差は出ません。フルカラーの方が画質の高さに期待できますが、擬似フルカラーでも十分高い画質に期待できます。

フルカラー ・実際に表示可能な色数は1677万色
擬似フルカラー ・実際に表示可能な色数は26万色だが、ディザリングか FRC で擬似的に1677万色、または1619万色を表示可能にしている

一体型デスクトップパソコンでは擬似フルカラーが主流

画質の高さを重視するなら、フルカラーを選びたいところですが、2015年3月13日時点では、一体型デスクトップパソコンに搭載される液晶モニターは擬似フルカラーが主流です。

いずれは、一体型デスクトップパソコンにフルカラーの液晶モニターが普及するかもしれませんが、フルカラーの液晶モニターを使いたい場合は、一体型以外のタイプのデスクトップパソコンを選び、フルカラーの外付け液晶ディスプレイを用意して使用するのがおすすめです。

おすすめ高画質液晶搭載一体型デスクトップパソコン販売ショップ

一体型デスクトップパソコンに搭載される液晶ディスクプレイは、低コスト優先のため比較的画質は低いと思っておいた方が良いです。

もし比較的画質が高い液晶ディスプレイが搭載された一体型デスクトップパソコンを選びたい場合は、テレビ機能が搭載された一体型デスクトップパソコンを選ぶのがおすすめです。

テレビに限らず動画コンテンツの視聴に適した液晶ディスプレイが搭載されており、比較的画質が高いです。テレビ機能が不要だと余計な出費が生じますが、今はテレビ機能に関わるハードウェアの低価格化が進んだため、あまり価格は高くなりません。

また、テレビ機能が搭載された一体型デスクトップパソコンが、テレビ機能ありのモデルとテレビ機能なしのモデルに分かれていれば、後者のテレビ機能なしのモデルを選ぶ手があります。

以下は、テレビ機能と高画質液晶ディスプレイが搭載された一体型デスクトップパソコンを販売しているおすすめのショップです。
NEC
NEC は、日本に初めてパソコンが登場した頃からパソコンの製造を行い続け、国内トップクラスの高いシェアを獲得しているパソコンメーカーです。

NEC では、一体型デスクトップパソコンに限らずノートパソコンでも高画質な液晶ディスプレイを搭載し、商品の付加価値を高めています。
TOSHIBA
東芝は、海外でのシェアの拡大に苦戦している日本国内パソコンメーカーが多い中、世界的に高いシェアの獲得に成功しているパソコンメーカーです。

東芝は液晶テレビのメーカーとしても有名ですが、一体型デスクトップパソコンの液晶ディスプレイは東芝の液晶テレビの技術が活かされており画質が高いです。
富士通
富士通は、品質を追求したモデルを開発して販売し、信頼性の高さが評価され個人向けでも法人向けでも高い国内シェアを獲得しているパソコンメーカーです。

テレビ視聴や写真と動画の編集をしやすいよう綺麗な画質の液晶ディスプレイを搭載したモデルを販売しています。


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