液晶ディスプレイ - タブレット PC の選び方

最終更新日 2016年08月03日

液晶ディスプレイの選び方

仕様の公開範囲は狭い

タブレット PC の液晶ディスプレイの仕様は、単独の液晶ディスプレイと比べると、公開範囲が狭いです。使い勝手を大きく左右する仕様に関しては公開されていますので、自分の使用用途に合うのか確認して選びたいです。

ただし、どこまで仕様を公開しているのかはメーカーによって異なります。もし、液晶ディスプレイにこだわって選ぶなら、積極的に仕様を公開しているメーカーから選ぶ、もしくはメーカーに仕様を問い合わせる必要があります。

仕様から優劣を判断するのは難しい

液晶ディスプレイの良し悪しは、仕様のみから判断するのは難しく、仕様上では優れている液晶ディスプレイであっても、仕様には表れてこない所にコストがかかっている他の液晶ディスプレイの方が優れている場合もあります。さらに、液晶ディスプレイの良し悪しは、最終的には人間の目の判断によるため、評価は人それぞです。

また、タブレット PC に搭載されている各 PC パーツと同様に、液晶ディスプレイの性能差は大きくなく、たいていのタブレット PC は、液晶ディスプレイのコストは同じようなものですので、標準的な液晶ディスプレイで十分であれば、液晶ディスプレイにこだわって選ぶ必要性は低いです。そのため、液晶ディスプレイにこだわりすぎずに選ぶのも一つの手です。

以下では、必ずしもメーカーが公開しているとは限りませんが、タブレット PC を選ぶ際に確認しておきたい液晶ディスプレイの仕様について記載しています。

光沢液晶と非光沢液晶

光沢液晶、非光沢液晶のメリット、デメリット

液晶ディスプレイには、光沢(グレア)液晶と非光沢(ノングレア)液晶があります。光沢液晶は、表面がツルツルしてテカテカしており、光をよく反射します。非光沢液晶は、光の反射があまりありません。

このような違いから、両者には以下のようなメリットとデメリットがあります。

  メリット デメリット
光沢液晶 発色が良く、コントラスト比が高いため、画像や映像が綺麗に見える 外光や照明等が、鏡のように映りこみしやすく、見づらい
非光沢液晶 外光や照明等が、映りこみしにくい 光沢液晶よりも、発色の良さ、コントラスト比の高さが劣る

非光沢液晶でも画像や映像は十分綺麗に見え、主観が入るため非光沢液晶の方が好みという人もいますので、綺麗に見たいという理由があっても、必ずしも光沢液晶を選ぶ必要はありません。

映りこみが大きいと見づらいのは、たいていの人が持つ認識であり、特に周囲が明るい屋外や、外光や照明器具が多い室内で使用するなら、非光沢液晶を選ぶ方が良いです。

ただし、タブレット PC は本体を動かしやすく、画面の方向や見る角度を柔軟に変えやすいため、映りこみが小さくなるよう調整しやすいです。そのため、映りこみしやすい環境で使用する場合でも、外付け液晶ディスプレイやノートパソコンよりも、非光沢液晶を選ぶ必要性は低いです。

タブレット PC は、光沢液晶が主流

使用用途に応じて光沢液晶、非光沢液晶どちらを選ぶか決めたいところですが、タブレット PC では光沢液晶が主流であり、非光沢液晶は無きに等しいです。

タブレット PC はタッチ操作できるようタッチパネル対応が必須であり、タッチパネルは非光沢液晶だと傷みやすくなりやすいので、タブレット PC では光沢液晶が主流です。

光沢液晶にこだわると選択肢が無くなってしまうため、非光沢液晶の方が良くても妥協して光沢液晶を選ぶ必要があります。もし非光沢液晶を選びたい場合は、反射防止フィルム貼り付け済みのタブレット PC を選ぶか、自分で反射防止フィルムを別途で用意して貼り付けると良いです。

駆動方式の選び方

駆動方式によって決まる特性

液晶ディスプレイの内部には、光を発するバックライトがあり、その光が透過する量は液晶パネルで制御しています。シンプルに白色と黒色のみを考慮すると、白色を表示する時には光の透過量を最大にし、黒色を表示する時には光の透過量を最小にしています。

光の透過量を制御する方法は、液晶パネルの駆動方式によって決まり、駆動方式には主に TN(Twisted Nematic)方式、VA(Virtical Alignment)方式、IPS(In Place Switching)方式があります。

駆動方式の違いによって液晶ディスプレイの特性が決まり、以下は各駆動方式を特性ごとに優れた順序で並べた表です。

応答速度の速さ VA > TN > IPS
コントラスト比の高さ VA > TN > IPS
視野角の広さ IPS > VA > TN
色再現性の高さ IPS > VA > TN
製造コストの安さ TN > VA > IPS

ただし、優れた順序はあくまで目安であり、劣っている特性を改善する技術を採用すれば、優劣が逆転する場合があります。

タブレット PC は、IPS 方式が主流

使用用途に応じて適切な駆動方式の液晶ディスプレイ搭載タブレット PC を選びたいですが、タブレット PC では IPS 方式が主流ですので、IPS 方式以外を探すとなると、選択肢が狭まります。

IPS 方式で良いのか気になるところですが、タブレット PC は、小型で軽量なため手元で動かしやすい事もあり、画面を正面からではなく上下左右にずれた角度から見る機会が多くなりやすいため、視野角の広さに優れた IPS 方式が合っています。また、色再現性の高さに優れているため、動画や画像コンテンツを綺麗に見れます。

応答速度の速さやコントラスト比の高さは劣りますが、たいていの人が不満に感じるほどではありませんし、これらを改善する技術を採用していれば、他の駆動方式の液晶ディスプレイよりも優れている場合があるほどです。また、製造コストの抑えに成功し、IPS 方式の液晶ディスプレイを搭載していても、タブレット PC の価格が特別に高い事はありません。

そのため、IPS 方式の液晶ディスプレイでも気にせずに選んで問題ないどころか、IPS 方式である事を重視して選んだ方が良いと言えるほどです。

解像度の選び方

どのタブレット PC も、解像度は十分高い

大雑把なイメージですが、液晶ディスプレイの画面では多数のドット(点)が集まっており、それぞれの点が色を表現して、画面表示を行っています。どれだけのドットが集まっているのか表すのが解像度です。例えば、解像度が 1280×800 なら、横に1280ドット、縦に800個のドットがあります。

解像度が高いほど、一度に表示できる領域が広がります。例えば、1文字を 10×10 ドットで表示する場合、解像度が高いほど一度に多数の文字を表示できます。ソフトウェアのウィンドウで考えると、解像度が高いほどサイズが大きいウィンドウを画面に表示でき、複数のウィンドウを並べての表示がしやすくなります。

解像度の高さによって使い勝手が大きく異なってきますので、液晶ディスプレイの仕様で最も注目したいところですが、液晶ディスプレイの技術進化によって解像度が底上げし、どのタブレット PC も小さい画面サイズを考慮すれば十分なほど解像度が高いです。

解像度が高いと、高精細で綺麗

画面サイズの割りに解像度が高くなっても、文字等の表示サイズを大きくしないと見づらくなりますので、高解像度のタブレット PC を選んでも、表示領域が広くなるというメリットは実質無きに近くなりますが、解像度が高いと高精細で綺麗に見えるというメリットがあります。

同じ画面サイズで比較すれば、解像度が高いほどドットの密度が高くなるため、動画や画像等を緻密でなめらかに表示できます。動画や画像コンテンツの視聴にあまり使わなくても、文字が緻密でなめらかに表示されるメリットも大きく、表示サイズを小さくしても複雑な文字がつぶれずにくっきりと表示でき、見やすくなります。

そのため、解像度の高さは気にせずに選んでも問題ないと言えますが、画面表示の質の高さを求めるのであれば、解像度の高さにこだわって選ぶと良いです。

主な解像度

以下は、タブレット PC の液晶ディスプレイでよく見られる解像度です。FHD 1920×1080 くらいあれば十分と言えますが、高解像度を求めるのであれば、WQXGA 2560×1600 くらいの解像度の高さを持つ液晶ディスプレイ搭載タブレット PC を選びたいです。

名称 解像度
WXGA 1280×800
FWXGA 1366×768
FHD 1920×1080
UXGA 1600×1200
WUXGA 1920×1200
QXGA 2048×1536
WQXGA 2560×1600

おすすめタブレット PC 販売ショップ

タブレット PC 販売ショップは数多く存在します。販売ショップを国内メーカー、海外メーカー、ショップブランドに分けると、海外メーカーにはコストパフォーマンスが高く価格が安くても優れたタブレット PC がそろっているのでおすすめです。
Dell
デルは、徹底的なコスト削減によってコストパフォーマンスの高さを実現したパソコンメーカーです。デルのタブレット PC は、ビジネス用途向けとして設計、開発してきた事もあり、完成度が高いです。
(2015年2月20日時点)
Lenovo
レノボは、目覚しいスピードで成長し、世界でトップクラスのシェアを獲得するまでになったパソコンメーカーです。今では最も勢いのある海外メーカーであり、タブレット PC でも積極的に新製品を開発しており、ラインナップが豊富です。
(2015年2月20日時点)
ASUS
PC パーツだけでなくパソコンでも世界的に多くのシェアを獲得し続けている海外メーカーです。Windows タブレット PC より Android タブレット端末に力を入れているためラインナップは少ないですが、良いモデルを安く提供しており人気が高いです。
(2015年2月20日時点)


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