HDDの7,200rpmと5,400rpm、どちらを選ぶと良い？

最終更新日 2023年09月07日

第1部 PCパーツを選ぶ 8/11 | この春始めるPC自作 | DOS/V POWER REPORT には、HDDのセグメントについて、以下のとおり書かれています。(この記事は2009年5月号の記事)

	低回転	高回転
容量大	静音・省電力向け 低消費電力・低騒音PCのメインHDDやデータ専用HDDなどで活用	スタンダード 快適さを追求するPC向け。リアルタイム地デジ録画でも効果大
容量小	費用節約型 動画ファイルなどの巨大なデータを扱わないローエンドPCや省電力PC向け	超高速 OSやソフトの高速起動向け。10,000rpmのモデルもある。

同記事に書かれているHDDのセグメントを参考にすると、OSやソフトウェアの動作速度や、データ読み書き速度の速さを重視する場合は、7,200rpmのHDDを選ぶと良いとわかります。

消費電力が低いことや騒音が小さいことを重視する場合や、動画ファイル等のデータを保存しておくために使う場合は、5,400rpmのHDDを選ぶと良いとわかります。

ASCII.jp：知ったかできるパーツ基礎知識【HDD/SSD編】 (2/4)｜アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2010 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2010年4月21日)

　OSの起動やアプリケーション用として高速な7200rpmのモデルを選択すると、比較的5000rpm台のモデルよりは体感速度はあがる。逆にデータ用でスピードにこだわらない場合や発熱などを少しでも気にする場合は5000rpm台のモデルがおすすめとなる。

OSやアプリケーションのインストールに使うHDDは、7,200rpmのHDDが良いようです。OSの起動やアプリケーションの動作速度が速くなり、パソコンを快適に使えます。

動画や画像、音楽等のデータを保存するために使うHDDは、5,400rpmのHDDが良いようです。データ保存のために使うが、データの読み書き速度を重視する場合は、7,200rpmのHDDが良いようです。

発熱を気にする場合には、例えばノートパソコン等の内部スペースが狭いパソコンにHDDを搭載する場合があると考えられますが、そのような場合は5,400rpmのHDDが良いようです。

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