HDDのキャッシュ上のデータは突然電源が落ちると消失?
最終更新日
2023年09月07日
HDDのキャッシュ上のデータは突然電源が落ちると消失してしまうのか
VistaのHDDキャッシュ設定を変更して高速化する (1/2) - ITmedia PC USER
には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2008年2月1日)
キャッシュメモリーの方がデータ読み書きにかかる時間が短いので、HDDのデータ読み書き速度が向上します。
プラッターは電力供給がなくてもデータを保持できますが、キャッシュメモリーは電力供給がないとデータを保持できません。
まだ書き込みデータがキャッシュメモリーにある状態の時に停電等で突然電源が落ちてしまうと、そのデータは失われてしまうと考えられますが、同記事によるとデータが失われてしまうリスクがあるようです。
しかし、Windows Vistaの場合、HDDのキャッシュはライトスルーキャッシュのみ有効で、ライトバックキャッシュは無効になっている。これは、突然の停電などでデータが失われるのを極力避けるための措置だ。大雑把に言うと、HDD内部にあるプラッターにデータは保存されますが、ライトバックキャッシュではHDDのキャッシュメモリーにデータを書き込み終わったら、プラッターにデータ書き込みしたと見なし、キャッシュメモリーに書き込まれたデータは後に自動的にプラッターに書き込まれます。
VistaでHDDのライトバックキャッシュを有効にすれば、データ喪失のリスクを背負うことになるが、パフォーマンスの向上が期待できる。
(略)
ただし、HDDのライトバックキャッシュは、バックアップの電源供給がある場合のみ有効にすることが推奨されている。例えば、デスクトップPCの電源をUPSから供給している場合や、ノートPCのようにバッテリーを利用できる場合では、安全性は増すというわけだ。
キャッシュメモリーの方がデータ読み書きにかかる時間が短いので、HDDのデータ読み書き速度が向上します。
プラッターは電力供給がなくてもデータを保持できますが、キャッシュメモリーは電力供給がないとデータを保持できません。
まだ書き込みデータがキャッシュメモリーにある状態の時に停電等で突然電源が落ちてしまうと、そのデータは失われてしまうと考えられますが、同記事によるとデータが失われてしまうリスクがあるようです。
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