HDDはキャッシュ容量が大きいほどデータ読み書き速度が速い?

最終更新日 2023年09月07日

HDDはキャッシュ容量が大きいほどデータ読み書き速度が速いのか

PCメンテナンス&リペア・ガイド:第8回 増設前に知っておきたいハードディスクの基礎 2. 増設用ハードディスクは何をもって選ぶ? - @IT には、HDDのキャッシュについて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2002年6月1日)
バッファ・メモリはディスク・キャッシュとしての役割も備えており、総じて容量が大きいほど高速である。現行のIDEハードディスクでは、2M〜8Mbytes程度の容量のバッファを搭載しているものが多い。
ASCII.jp:知ったかできるパーツ基礎知識【HDD/SSD編】 (2/4)|アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2010 には、HDDのキャッシュについて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2010年4月21日)
このキャッシュには、OSのシステムファイルなど、頻繁に使用されるデータが保存され処理速度を速める効果があり、一般的なモデルでは16MB〜32MB程度。ただ、最近では64MBと大容量のキャッシュを搭載しているものも増えてきている。パフォーマンスを優先したい場合はキャッシュ容量が少しでも多いモデルがオススメとなる。
HDDの選び方 - BTO高知 には、HDDのキャッシュについて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は不明)
キャッシュも大きければ大きいほど良く、500GB以上では16MBが主流です。
知っておきたい基本知識!HDD・SDDの速度と性能について理解しよう | 分かりやすく解説! HDD・SSD!! には、HDDのキャッシュについて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は不明)
つまり、キャッシュの容量が大きいほど、大量のデータを書き込むような場合でも、高速で処理が行えます。
以上いろいろな記事を見てきましたが、HDDのキャッシュ容量が大きいほど高速になるようです。

HDDのキャッシュ容量の違いで体感できるほどの差が発生するのか気になるところですが、各記事には書かれておらず不明です。

HDDの用途によってはHDDのキャッシュ容量が大きくなってもあまり変わらない気がしますが、各記事には書かれておらず不明です。

例えば、主にデータ読み込みするためにHDDを使う場合、何GBもある大きなデータを読み込むことが多いと、あらかじめキャッシュにそのデータを保持しておくとしても、キャッシュ容量が大きくなっても読み込むデータの大きさと比べたら小さすぎて、あまり効果はなさそうな気がします。

数MBの小さなデータを読み込むことが多いとしても、次に読み込むかもしれないデータを選ぶのが難しいほど様々なデータを読み込むなら、キャッシュ容量が大きくなってもあまり効果はなさそうな気がします。


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