Serial ATAのHDDはUltra ATAのHDDよりもアクセス速度が速い？

最終更新日 2023年09月07日

「日経ＷｉｎＰＣ2005年2月号(出版社：日経BP社、出版年：2005年)」 には、Ultra ATAのHDDがあるがSerial ATAのHDDへ交換するとアクセス速度は上がるのか、その疑問に対する回答が、以下のとおり書かれています。

最大データ転送速度は、あくまでも仕様上の理論値です。HDDの場合、データを記録しているディスクからの読み出し速度(内部転送速度)は、最新モデルでも70MB/秒程度です。そのため、ディスクの記録密度や回転数、バッファー容量などが同じなら、インターフェースの違いで速度差は出ません。

インターフェースの速度が向上しても、HDD自体の速度も向上しないと、HDDのアクセス速度は上がらないようです。Ultra ATAの速度ではボトルネックになるほどHDD自体の速度が向上した場合、Serial ATAのHDDへ交換するとアクセス速度は上がると考えられます。

同書籍出版後に技術が進歩し、HDDにとってUltra ATAの速度はボトルネックになり、HDDのアクセス速度を上げたい場合はSerial ATAが必要となりました。当時と違って今では、Serial ATAのHDDはUltra ATAのHDDよりもアクセス速度が速いと言えます。Ultra ATAは廃れSerial ATAが普及しましたので、最近のHDD等を選べばSerial ATAを利用することになります。(2019年1月5日時点)

キャンペーン情報(PR)
マウスコンピューター ・春のパソコンセール 最大70,000円OFF！！ (4月24日迄) DELL ・今週のおすすめ製品 対象製品が最大20％OFF (キャンペーン実施中) パソコン工房 ・WEB開催！スプリングセール ゲーミング・クリエイター向けパソコンなどをご用意 (4月23日迄)