電源ユニットの容量は消費電力が超えないように選ぶ必要がある?

最終更新日 2023年09月07日

電源ユニットの容量は消費電力が超えないように選ぶ必要があるのか

ASCII.jp:これからの電源ユニットのトレンド「80PLUS認証電源」とはなにか? (1/5) には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2009年6月30日)
これが電源ユニットの出力電力のスペックで、大ざっぱではあるが、パソコンの使用電力が電源ユニットの規定出力を超えると、規定電圧を確保できなくなる。つまり、電源ユニットは組み上げるパーツの総電力量を考慮した上でチョイスする必要があるわけだ。
【BTO TIPS】電源ユニットの役割 : AKIBAオーバークロックCafe には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2014年6月23日)
 電源ユニットの容量を選ぶ際は、PCパーツが消費する電力が、電源ユニットの容量を超えないようすることが重要です。PCパーツの消費電力が電源ユニットの容量を超えてしまうと、電力供給を維持できず不安定になったり、最悪の場合は電源ユニットが焼損してしまいます。ある程度ゆとりを持って選びましょう。
ASCII.jp:理想の容量や80 PLUSは?本当はもっと吟味すべき電源ユニット選び (1/5) には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019年4月19日)
 電源ユニット選びでまず重要になるのは「定格容量」だろう。PC自作になれたユーザーならば、構成を決める時にだいたいどのぐらいにすればいいのか見当がつくところだと思う。筆者も職業柄、どのCPUあるいはビデオカードが最大負荷でどのぐらい電力を消費するのかおおよその予想をつけた上で、それを超えない程度の容量を選んでいる。
電源ユニットを選ぶ際は、パソコンに搭載される各PCパーツの最大消費電力を足し合わせた総最大消費電力が容量を超えないようように容量を選ぶ必要があるようです。

そのためには各PCパーツの最大消費電力を調べる必要がありますが、そこまでしなくてもパソコンメーカーで販売されているパソコンの仕様を参考にすれば良いです。よほど特殊なPCパーツ構成ではなければ、似たような仕様のパソコンが見つかるはずです。自作パソコンの情報が掲載されているウェブサイトやパソコン雑誌等を参考にする方法もあります。

これらの情報を参考にして電源ユニットの容量を選ぶ場合、容量ギリギリになっていることはそうそうありませんので、各PCパーツの総最大消費電力と比べて余裕ある容量を選ぶことになりますが、良い選び方です。容量ギリギリで使うと電源ユニットの電圧変動が大きくなる、電源ユニットの発熱量が大きくなる等のデメリットが生じる可能性があります。デメリットが生じないとしても、後にPCパーツの変更で総最大消費電力が増えた場合、電源ユニットの容量が足りなくなる恐れがあります。


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