なぜ電源ユニットのメインコネクタは20→24ピンになった?

最終更新日 2023年09月07日

電源ユニットのメインコネクタは20ピンから24ピンになった理由とは何か

自作PC情報-電源選びのコツ-ATXパワーサプライデザインガイドライン には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2004年10月8日)
誤解されがちですが、24pin化はLGA775の為ではなくPCI Expressの為に採用されたものです。
追加されるピンは、+3.3V,+5V,+12V,COM(グラウンド)でピン配列はEPS12Vのメインコネクタと同じになります。
また、この追加されたピンにより、新たに75Wを供給できるように設計されています。
更に、24pin化に伴い今までオプション扱いで書かれていたAUXコネクタの説明がなくなっています。
20ピン ATX 電源は 24ピンのマザーボードに使えるのか - 分かりにくい ASUS マニュアルと ATX 電源の規格 | Nire.Com では、ATX仕様書よりメインコネクターが20ピンから24ピンへ変更された理由がわかるところを抜粋して掲載しています。(この記事の公開年月日は2009年10月29日)
Changes from Version 2.1 to Version 2.2
Global change removed ATX in ATX/ATX12V Power Supply Design Guide.
Important Information and Disclaimers updated.
Section 4.1-Main Power Connector changed from 20 pin to 24 pin to support PCI-Express* requirements.
マザーボードの拡張スロットPCI Expressに接続された拡張カードへの電力供給量を増やすために、電源ユニットのメインコネクターは20ピンから24ピンへ変更になったようです。

拡張カードの中で消費電力量が大きいものと言えばビデオカードですが、ビデオカードの消費電力量に増加傾向が見られるので、メインコネクターの電力供給量が増える変更があったのかもしれません。


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電源ユニットのメインコネクター



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