なぜUSB 3.xが普及してもUSB 2.0対応製品がある?
最終更新日
2023年09月07日
なぜUSB 3.xが普及してもUSB 2.0対応製品があるのか
USB 2.0の後継であるUSB 3.x(USB 3.0、USB 3.1、USB 3.2)が普及しても、USB 2.0に対応している製品があり、USB 2.0が廃れる様子が見られませんが、その理由がわかる記事を見てみます。
【USB】第1回 知っているようで知らないUSB:ITの教室 - @IT には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2018/04/06)
「USB Type-C なら速い」は間違い! サクッと解説 - PHILE WEB には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019/10/28)
以下は補足です。
まだUSB 2.0に対応している製品があっても、USB 3.xに対応している製品を選ぶ方が良い場合があります。
例えば、USBメモリーにUSB 2.0に対応している製品がありますが、USB 3.0に対応している製品を選ぶ方が良いです。(2020/09/11時点)
一般的な利用状況では、USB 2.0対応製品だとUSB 3.x対応製品と比べてかなり性能が低く不満に感じると思われます。
USB 2.0対応製品だと価格が安いので、その性能で十分であれば選ぶのもありです。
【USB】第1回 知っているようで知らないUSB:ITの教室 - @IT には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2018/04/06)
例えば、IEEE 802.11nなどの無線LANやFastイーサネット(100Mbps)はまだ需要があり、その接続ならば、USB 2.0でも十分だ。また、一般的なキーボードやマウスが必要とする転送帯域はかなり低く、数百bps程度であるためUSB 2.0でも十分に対応できる。同記事のさらなる解説によると、ギガビットイーサネット(1Gbps)でも、一般的な利用状況ではUSB 2.0でも十分に対応できますので、ギガビットイーサネットアダプターの中にはUSB 2.0に対応している製品もあるそうです。
「USB Type-C なら速い」は間違い! サクッと解説 - PHILE WEB には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019/10/28)
USB 3.1の時代にUSB 2.0仕様の製品が存在する理由ですが、特にオーディオ機器の場合、DSD 11.2MHzやPCM 384kHzといったハイレゾ音源であっても、USB 2.0のデータ転送速度でステレオ/2ch再生にじゅうぶん対応可能ということが挙げられます。以上いろいろな記事を見てきましたが、USB 3.xに対応しなくてもUSB 2.0の最大速度で十分な場合があるので、USB 3.xが普及してもUSB 2.0に対応している製品があるようです。
さらにいえば、USB 2.0ではデータ転送用と電源用で計4本(micro USBは識別用を加え計5本)の芯線で足りますが、USB 3.xでは9本の芯線が必要です。外部ノイズの影響を考えても、オーディオ用途では積極的にUSB 3.x対応する理由がありません。実際、Type-C端子を備えるDAPが内部的にはUSB 2.0ということがよくあります。
以下は補足です。
まだUSB 2.0に対応している製品があっても、USB 3.xに対応している製品を選ぶ方が良い場合があります。
例えば、USBメモリーにUSB 2.0に対応している製品がありますが、USB 3.0に対応している製品を選ぶ方が良いです。(2020/09/11時点)
一般的な利用状況では、USB 2.0対応製品だとUSB 3.x対応製品と比べてかなり性能が低く不満に感じると思われます。
USB 2.0対応製品だと価格が安いので、その性能で十分であれば選ぶのもありです。
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