タコ足配線

最終更新日 2023年09月07日

タコ足配線とは

基礎

タコ足配線とは、1口のコンセントに対してテーブルタップ等を使用し多数のプラグを接続することです。テーブルタップ等に多数のプラグが接続されケーブルがタコの足のように見えるので、タコ足配線と呼びます。

パソコンをタコ足配線で使用する

タコ足配線で使用してもよい

パソコンの取扱説明書(マニュアル)等には、タコ足配線で使用してはならないとの記載が見られます。タコ足配線で使用すると様々なリスクがあるのでパソコンメーカーが禁止しています。パソコンをタコ足配線で使わざるを得ない人が多いと思われますが、使用しても大丈夫です。ただし、定格容量と合計消費電力に注意が必要です。

テーブルタップ等の定格容量

タコ足配線で使用するテーブルタップ等には定格容量があります。パソコン等の合計消費電力が定格容量を超えないようにする必要があります。超えると最悪火災につながる恐れがあります。例えばテーブルタップの定格容量が1,500Wの場合、それに接続するパソコン等の合計消費電力が1,500Wを超えないようにします。一般的にはテーブルタップの定格容量が1,500Wですが、1,200W等の場合もあります。

コンセントの定格容量

合計消費電力がテーブルタップ等の定格容量を超えていなければよいとは限りません。コンセントの定格容量を超えないようにする必要があります。テーブルタップ等を接続するコンセントにも定格容量があります。

一般的にテーブルタップ等を差し込み口が2つあるコンセントに接続しますが、一般的には複数の差し込み口で定格容量が1,500Wです。例えば片方の差し込み口にテーブルタップを接続し、そのテーブルタップにて合計消費電力が900Wに達するとします。もう片方の差し込み口に同様に接続する場合、合計消費電力が1,800Wとなり1,500Wを超えてしまい危険です。

同じ部屋に複数の差し込み口があるコンセントが複数あるのもよく見られますが、複数のコンセントで定格容量が1,500Wである場合が多いです。

パソコンの動作が不安定になる

合計消費電力がテーブルタップ等やコンセントの定格容量を超えていなければ何も問題が起きないとは限りません。パソコンをタコ足配線で使用するとパソコンの動作が不安定になる場合があります。他の機器の影響を受けて電圧が低下しパソコンが起動しない、パソコンの電源が突然切れるトラブルが発生する場合があります。このようなトラブルは、パソコンと消費電力が高い機器を組み合わせてタコ足配線すると発生しやすいです。例えば、パソコンとレーザープリンターをタコ足配線して使用し、消費電力が高いレーザープリンターを使い始めるとパソコンの電源が突然落ちるトラブル例があります。

もしトラブルが発生する場合、同じタコ足配線に含めるパソコン等の組み合わせを変えると解決する可能性があります。パソコンとレーザープリンターのトラブル例の場合、レーザープリンターを別のコンセントが電力供給するテーブルタップに接続すると解決する可能性があります。


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