液晶ディスプレイの消費電力は壁紙の色が黒か白かで変わる?

最終更新日 2019年10月11日

液晶ディスプレイの消費電力は壁紙の色が黒か白かで変わるのか

ノートパソコンの壁紙は、黒よりも白の方が省電力? (2009年4月5日) - エキサイトニュース(1/2) には、VAIO を開発しているソニー株式会社から聞いた話が以下のとおり書かれています。
「機種によっては、白い壁紙の方が、消費電力を抑えることができるんです」

(略)

「数値は公表しておりません。壁紙によって消費電力が変わるのは、壁紙が全面にある状態、つまりパソコンを使わず放置している状態なので、その数値を公表してもお客様にとって意味がないためです」
数値とは、消費電力のことです。この記事の執筆者が実際に VAIO type P で試してみたところ、以下の結果が得られたそうです。
最も明るくした状態で、何もせずに壁紙を1時間表示したところ、黒い壁紙だと1時間で100%から69%に減っていたバッテリー残量が、白い壁紙だと100%から71%に抑えられていた。時間でいうと1時間あたりで10分程度の差。
同記事によると、液晶ディスプレイがTN方式だと白い壁紙の方が省電力になり、VA方式やIPS方式だと黒い壁紙の方が省電力になるそうです。

“間違いだらけ”の液晶ディスプレイ節電術 (1/3) - ITmedia PC USER には、以下のとおり書かれています。
 黒画面にすることで消費電力が下がるのは、VA方式やIPS方式のように、電圧がかかっていない場合に透過率が最低になる「ノーマリーブラック」の液晶パネルだ。最も普及しているTN方式の液晶ディスプレイはこの逆で、電圧がかかっていない場合に透過率が最大になる「ノーマリーホワイト」となる。つまり、画面を白くしたほうが消費電力が低く、黒い画面では逆に消費電力が高くなってしまう点に注意してほしい。
この記事からも、TN方式では白い壁紙にする方が消費電力が低くなり、VA方式やIPS方式では黒い壁紙にする方が消費電力が低くなることがわかります。

同記事には、TN方式の外付け液晶ディスプレイ FlexScan EV2313W-BT、VA方式の外付け液晶ディスプレイ FORIS FS2331 を用意し、全画面に黒を表示した場合と全画面に白を表示した場合、それぞれの消費電力を比較した結果が掲載されています。

TN方式の FlexScan EV2313W-BT では白の方が4W低い、VA方式の FORIS FS2331 では黒の方が2W低い結果が出ています。

PCの壁紙 黒と白では電気代が違う!? | 日刊SPA! には、ソニーのノートパソコン VAIO S を使って、真っ黒な壁紙と真っ白な壁紙それぞれの場合における1時間あたりの電気代を電力計で測定した結果が掲載されています。

真っ黒な壁紙では0.8円/時間、真っ白な壁紙では0.6円/時間だったそうです。(1KWh=22円)

真っ白な壁紙の方が省エネだったので、今回使われたノートパソコン VAIO S の液晶ディスプレイはTN方式だったと考えられます。

iPhoneの壁紙は黒いほうが省エネってホント? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ | マイナビニュース には、以下のとおり書かれています。
iPhoneの液晶ディスプレイはIPS方式ですから、電圧がゼロのとき透過率/反射率が最小となるため(ノーマリーブラック)、画面全体をすべて黒にしたほうが消費電力が減ることは確かです。

(略)

IPS液晶を採用するiPhoneでは、壁紙の色が消費電力におよぼす影響はごくわずかです
以上を参考にすると、TN方式では白い壁紙の方が消費電力が低くなり、VA方式やIPS方式では黒い壁紙の方が消費電力が低くなることは確かのようです。

各記事の全文を読む限りでは、消費電力の差は非常に小さいので、消費電力を抑えるために壁紙の色を気にする必要性は低いと思います。

・TN方式では白い壁紙の方が消費電力が低い
・VA方式やIPS方式では黒い壁紙の方が消費電力が低い


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