ミドルレンジのビデオカードは2スロット占有が多くなった?

最終更新日 2023年09月07日

ミドルレンジのビデオカードは2スロット占有が多くなったのか

新たなステージに進んだ最新ビデオカード | ビデオカード選びの新常識 | DOS/V POWER REPORT には、以下のとおり書かれています。(この記事は2009年7月号の記事)
 またミドルレンジクラスの製品でも、静音性や冷却能力に優れる2スロット厚の大型クーラーを搭載する製品が急速に増え、現在店頭で人気のあるカードの多くが2スロット仕様となっている。このクラスで採用されるGPUは、発熱が比較的小さいこともあり、より動作音を静かにする(静音性を高める)方向がトレンドとなっている。
ASCII.jp:知ったかできるパーツ基礎知識【ビデオカード編】 (1/4)|アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2010 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2010年4月20日)
特に最近のミドルレンジ帯の製品は、2スロット仕様が普通と思っても問題はない。
ASCII.jp:知ったかできるパーツ基礎知識【ビデオカード編】 (2/5)|アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2011 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2011年4月14日)
 もちろん、いずれも薄くて短いほうがいいのは言うまでもないのだが、昨今のGPU高性能化はカードの大型化を促す傾向にある。基本的に今やAMD/NVIDIA双方が発表するリファレンス仕様の製品は、ミドルレンジ帯以上のすべてのモデルで隣接スロットを占有するタイプの2スロット仕様となっているのが現状だ。
メモリ/ビデオカード/ストレージの選び方 - AKIBA PC Hotline! には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2015年4月7日)
ミドルレンジ以上のビデオカードは、大型のヒートシンクとファンを搭載するため、2スロット分の厚みがある製品が多い。
ビデオカードの接続では1スロットを使いますが、厚さがあるビデオカードだと1スロットに接続でも2スロット分や3スロット分のスペースを占めます。

ビデオカードを性能が高い順にハイエンド、ミドルレンジ、ローエンドに分けた場合、ハイエンドのビデオカードはGPUの発熱量が大きく大型のGPUクーラーを必要とするため2スロット分や3スロット分を占めるビデオカードが多いです。

冷却性能や静音性を重視するため大型のGPUクーラーを搭載するビデオカードがミドルレンジにも多くなったようで、ミドルレンジのビデオカードを選ぶ予定でも2スロット分を占めると思っておくと良いようです。

例えば、ミドルレンジのビデオカードを搭載する予定でデスクトップパソコンやPCケースを選ぶ場合、ビデオカードが2スロット分を占めると思っておかないと、他の拡張スロットを使う予定だったが2スロット分を占めるビデオカードと物理的に干渉してしまい使えない、物理的に干渉しないが2スロット分を占めるビデオカードと他の拡張カードとの距離が近すぎてしまい冷却効率が落ちるといったトラブルが発生する可能性が出てきます。


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