電源ユニットの総合出力は十分でも各系統の出力が不足する?

最終更新日 2023年09月07日

電源ユニットの総合出力は十分でも各系統の出力が不足するのか

ウワサその07 電源編 2/2 DOS/V POWER REPORT | Impress Japan には、以下のとおり書かれています。(この記事は2006年6月号の記事)
PCの電源は多出力・低電圧電源で+12Vなどの各出力の最大値(負荷により変動)は、最大出力とは別であり、全体に余裕があっても特定出力が飽和することもある
同記事のさらなる解説によると、電源ユニットの系統には+3.3V、+5V、+12V、-12V、+5VSBがあるそうで、総合出力に余裕があっても特定の系統にて出力不足になることがあるようです。

電源ユニット購入の際にチェックしたいポイントはここだ | 至高の電源はコレだ! | DOS/V POWER REPORT には、以下のとおり書かれています。(この記事は2009年11月号の記事)
また、総出力とは別に「A(電流)」で表わされる各系統別の出力上限があり、とくにCPUやビデオカードで使われる+12V出力の数値が重要。これが不足気味だと、急激に負荷が増大する状況において、システムのエラーなどのトラブルを招く。
電源ユニットの系統の中で、特に+12Vにて出力不足にならないよう注意が必要のようです。他の系統でも出力不足になる可能性はあると思いますが、気にする必要性は低いのかもしれません。

同記事のさらなる解説によると、+12Vを複数持つ電源ユニットが多いですが、大きな負荷に対処するために1つの系統にまとめられている電源ユニットもあるそうです。+12Vが1系統ではなく複数系統あると、各+12Vの最大出力が小さくなり、出力不足が発生しやすいと考えられます。

第3世代Ryzen向け電源ユニット選びのポイント : AKIBAオーバークロックCafe には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019年7月13日)
 電源ユニット選びで最も重要なのは、必要な「出力容量」を必ず確保することです。それも500Wや750Wと表記される「総出力」だけでなく、「電圧ごとの出力」が不足しないよう確保する必要があります。これは電源ユニット選びの基本であり、これ以上に優先すべきことはありません。
電源ユニットの総合出力に限らず、各系統(各電圧)の出力にも注意して電源ユニットを選ばないと、系統にて出力不足になることがあるようです。


キャンペーン情報(PR)
マウスコンピューター
・春のパソコンセール
最大70,000円OFF!!
(4月24日迄)
DELL
・今週のおすすめ製品
対象製品が最大20%OFF
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
・WEB開催!スプリングセール
ゲーミング・クリエイター向けパソコンなどをご用意
(4月23日迄)

電源ユニットの系統の出力



デル株式会社