LPDDR2(Low Power Double Data Rate 2)
最終更新日
2024年03月14日
LPDDR2(Low Power Double Data Rate 2)とは
基礎
LPDDR2とはLow Power Double Data Rate 2の略で、LPDDRの後継となる規格です。LPDDR2とLPDDRの違い
LPDDR2とLPDDRの違いに対応電圧があります。LPDDRではインターフェースと内部電圧どちらも1.8Vに対応です。LPDDR2では1.8Vに加えて1.2Vにも対応しています。LPDDR2ではPASRに対応した点もLPDDRとの違いの一つです。PASRとはPartial Array Self Refreshの略で、メモリーアレイの中でデータを記憶しておく部分だけリフレッシュする技術です。他の部分ではリフレッシュしないので消費電力が低減します。
LPDDR2では1.2V対応、PASR対応のおかげでLPDDRよりも消費電力が低減します。他にも様々な違いがありますが、消費電力に関する違いが重要です。
出典
・JEDEC,低電力メモリー向け「LPDDR2」規格を発表,DRAMと不揮発性メモリーの双方をカバー | 日経クロステック(xTECH)(2009/04/02公開記事)
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