インテルCPUのSemi-Tock(半Tock)とは？

最終更新日 2023年09月07日

インテルのCPUは、製造プロセスルールが微細化する、新しいマイクロアーキテクチャーへ変更する、さらに製造プロセスルールが微細化する、また新しいマイクロアーキテクチャーへ変更する、このように交互に繰り返してきました。

製造プロセスルールの微細化をTickと呼び、新しいマイクロアーキテクチャーへの変更をTockと呼び、これら交互に繰り返す開発サイクルのことをTick-Tockと呼びます。

製造プロセスルールの微細化が技術的問題により難しくなり、新しいマイクロアーキテクチャーへの変更の後に、製造プロセスルールの微細化ではなくマイクロアーキテクチャーを最適化することになりましたが、マイクロアーキテクチャーの最適化をSemi-Tock(半Tock)と呼びます。

新しいマイクロアーキテクチャーへの変更と比べると、マイクロアーキテクチャーの最適化では性能向上や機能追加等の技術進歩が小さいですが、よりよいCPUへ進化しています。

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