インテルCPUのLoop Buffer(ループバッファー)
最終更新日
2024年02月14日
インテルCPUのLoop Buffer(ループバッファー)とは
基礎
インテルCPUのLoop Bufferとは、ループにより繰り返し実行する複数のx86命令を一時的に保存するバッファーです。ループバッファーと読みます。Coreが初採用
マイクロアーキテクチャーのCoreがLoop Bufferを初採用です。サイズが64バイトあり最大18個のx86命令を保存できます。Loop Bufferから1サイクル当たり32バイト読み込めます。全て1サイクルで読み込めるわけではありません。Loop Bufferのメリット
ループが発生しLoop Bufferからx86命令を読み込む場合、フェッチを行わずに済むので性能向上効果と消費電力減少効果があります。消費電力減少効果はクロックゲーティングのおかげもあります。クロックゲーティングとは、使用しない回路へのクロック信号の供給を停止し、消費電力を抑える機能です。Loop Stream Detector
Loop Bufferは性能向上効果と消費電力減少効果が低いです。マイクロアーキテクチャーのNehalemからLoop Bufferの代わりにLoop Stream Detectorを採用しています。Loop Stream Detectorではx86命令から変換したマイクロオプを保存します。Loop Bufferよりも性能向上効果と消費電力減少効果が高いです。出典
・ASCII.jp:インテルCPU進化論 パイプラインを大幅改良したCore 2 (2/4)(2012/08/27更新記事)
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