インテルCPUのMaximum Assured Power,Minimum Assured Power

最終更新日 2024年03月16日

基礎

インテルCPUのMaximum Assured Powerとは、cTDPの最大値です。Minimum Assured Powerとは、cTDPの最小値です。表記の仕方が変わりましたが同じ意味です。開発コードネームMeteor LakeのCore Ultraから表記方法が変わりました。

cTDP

cTDPとはconfigurable Thermal Design Powerの略で、パソコンメーカーがTDPの値を変更して性能や熱設計を最適化できるように導入したものです。TDPとはThermal Design Powerの略であり、CPUの設計上想定される最大放熱量を示します。

cTDPの表記例

例えばcTDPでは「TDP 45W、cTDPアップ 65W、cTDPダウン 35W」と表記します。cTDPの最大値は65W、cTDPの最小値は35Wであり、TDPを65Wから35Wの間で変更できることを意味します。

Maximum Assured Power,Minimum Assured Powerの表記例

Core Ultraからは「TDP 45W、Maximum Assured Power 65W、Minimum Assured Power 35W」と表記します。

・ASCII.jp：Meteor LakeことCore Ultraの性能と消費電力が判明　インテル CPUロードマップ (3/3)(2023/12/18更新記事)

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