CPUのRISCとCISCの違い

最終更新日 2024年01月23日

CPUのRISCとCISCの違いとは

基礎

CPUのRISCとCISCの違いとは、RISCは命令が単純かつ少なく、CISCは命令が複雑かつ多いです。これは大雑把な違いです。細かく見ると他にも様々な違いがあります。

RISCとCISCの主な違い一覧

RISC CISC
・命令長が固定
・命令によらず処理時間が同じ
・演算はレジスター間のみ
・マイクロコードを使用しない
・汎用レジスターが多い
・パイプラインストール防止の仕組みがある
・命令長が可変
・命令によって処理時間が異なる
・演算はレジスター間以外もある
・マイクロコードを使用する
・汎用レジスターが少ない
・パイプラインストール防止の仕組みがない

上記はRISCとCISCそれぞれの特徴です。RISCならRISCの特徴の全てを持つとは限りません。CISCならCISCの特徴の全てを持つとは限りません。

昔と違って今ではRISCとCISCの違いがない

昔と違って今ではRISCとCISCの違いがないが妥当です。RISCはCISCの特徴を取り入れ続け、CISCはRISCの特徴を取り入れ続けたためです。

出典

ASCII.jp:x86を高速化する切り札技術「命令変換」の仕組み (1/4)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情(2010/10/04更新記事)
ASCII.jp:x86を高速化する切り札技術「命令変換」の仕組み (4/4)(2010/10/04更新記事)


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CPUのRISCとCISC



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