第3世代Ryzenはチップセット300,400 seriesのマザボで使える?

最終更新日 2023年09月07日

第3世代Ryzenはチップセット300,400 seriesのマザーボードで使えるのか

【イベントレポート】AMD X570は新旧Ryzenに対応。旧チップセットも新CPUに対応可 - PC Watch には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019年5月28日)
 Ryzen 3000シリーズは、4世代前のコードネームBristol Ridgeで呼ばれるAPUと同じSocket AM4をサポートする。AM4に対応した最初のチップセットはA320となる。このA320は、7月7日に登場予定のRyzen 3000シリーズには対応できないが、後継のB350、X370、B450、X470はBIOSアップデートで対応可能となる。
Ryzen 3000シリーズは第3世代Ryzenとも呼びますが、マザーボードのチップセットがAMD 300 seriesのAMD A320だと第3世代Ryzenを使えないようです。

AMD 300 seriesのAMD B350、AMD X370、AMD 400 seriesのAMD B450、AMD X470なら、BIOSをアップデートすれば第3世代Ryzenを使えるようです。

後に記載しますが、AMD 300 seriesのAMD B350、AMD X370でも、第3世代Ryzenを使えない可能性があります。

ASCII.jp:GIGABYTEは第3世代Ryzen対応マザーの大本命 (1/6) には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019年8月12日)
 新チップセット「X570」を搭載したマザーボードがすでに各社からリリースされているのはもちろん、第3世代Ryzen自体は従来のX470やB450チップセット搭載マザーボードとも(BIOS更新により)組み合わせられるため、その選択肢は多岐にわたる。
マザーボードのチップセットがAMD 400 seriesのAMD X470、AMD B450なら、BIOSを更新すれば第3世代Ryzenを使えるようです。

第3世代Ryzenだけではない! AMD X570チップセットというアップグレードパスの魅力 (1/4) - ITmedia PC USER には、第3世代Ryzenとチップセットの互換性について、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019年8月16日)

チップセット 第3世代Ryzen(CPU)
AMD X570
AMD X470
AMD B450
AMD X370
AMD B350
AMD A320 ×

AMD 500 seriesのAMD X570は、登場時から第3世代Ryzenに対応するチップセットです。

AMD 300 seriesのAMD A320は、低コスト向けでハイエンド中心にリリースされた第3世代Ryzenとは方向性が違うので互換性はないそうです。

AMD 400 seriesのAMD X470、AMD B450、AMD 300 seriesのAMD X370、AMD B350では、マザーボードのファームウェアを最新版にアップデートする必要があるそうです。

AMD 300 seriesのAMD X370、AMD B350には△が付いていますが、その意味について以下のとおり書かれています。
また、表中の△はAMDによると「特定のβ版BIOS更新が必要」という表記となるもの。例えばAMD X470/B450チップセットでは、マザーボードメーカー各社からファームウェアが提供される。一方、AMD X370/B350チップセットの場合、マザーボードメーカー各社がファームウェアを用意してくれるかどうかは不透明なわけだ。
マザーボードのチップセットがAMD 300 seriesのAMD X370、AMD B350なら、ファームウェアをアップデートすれば第3世代Ryzenを使えますが、ファームウェアが提供されるのかどうか確定していないようです。


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