液晶ディスプレイと液晶テレビの違い

最終更新日 2024年09月04日

基礎

液晶ディスプレイと液晶テレビの違いとは、液晶テレビが液晶ディスプレイよりも動画を高画質で表示できる、以上の違いがあります。

輝度

液晶テレビなら、どのモデルも輝度が高いです。動画を高画質で表示するには、高い輝度が必要のためです。液晶ディスプレイがパソコン用であり、通常の用途では高い輝度が不要のため、液晶テレビと比べると輝度が低いです。一般的に液晶ディスプレイの輝度は200〜300cd/�u、液晶テレビの輝度は450〜500cd/�uです(2006/03/27時点)。

応答速度

動きが激しい動画でも鮮明に表示するには、応答速度の速さが重要です。一般的に液晶ディスプレイの応答速度は16〜40ms、液晶テレビの応答速度は13〜16msです(2006/03/27時点)。

残像対策

液晶ディスプレイと液晶テレビ、どちらもホールド型です。ホールド型とは、現在のフレームが次のフレームに切り替わるまで表示され続けるディスプレイです。ホールド型の場合、応答速度を速くするだけでは残像感を減らせません。そこで液晶テレビでは残像感を減らすための対策を行っているモデルが多いです。

例えば黒挿入技術を採用するモデルがあります。黒挿入技術とは、ディスプレイに表示する映像の各フレームの変わり目に黒いフレームを挿入し残像感を減らす技術です。

液晶ディスプレイでも動画を高画質に

パソコン用の液晶ディスプレイを動画の視聴に使用するユーザーが増え、そのせいか動画を高画質で表示できるモデルが増えました。パソコンの用途に限らず液晶テレビとしても使用したい場合、このようなモデルを選ぶと良いです。

・液晶TVと液晶ディスプレイって何が違う？ | 日経クロステック（xTECH）(2006/03/27公開記事)

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