コイルとインダクタの違いとは?

最終更新日 2023年09月07日

コイルとインダクタの違いとは

電子回路に関する文章を呼んでいるとコイルやインダクタという用語が出てきます。コイルとインダクタそれぞれの用語は使い分ける、それとも同じものを指すのか疑問ですが、基本的に電子回路では同じものを指すと考えて良いと思います。

例えば、 コイルとは? | 村田製作所 には、以下のとおり書かれています。
コイルは電気と磁気を互いに作用させて色々なはたらきをします。コンデンサ、抵抗器と合わせて、電子回路の基本ととなる部品です。
インダクタとも呼ばれています。
ただし、用語の使い方に関しては特に決まりがあるようには見えず、コイルとインダクタは別のものを指す場合もあります。

同記事には、コイルには用途に合わせて様々な形状や巻き方があり、以下の種類があると書かれています。

(1)名称
(2)目的
(3)用途

(1)バーアンテナ
(2)電波を受信する
(3)ラジオ、無線回路

(1)RFチョークコイル
(2)不要な高周波信号を通さない
(3)ラジオ、無線回路

(1)同調/共振コイル
(2)特定の周波数の信号を取り出す
(3)無線回路、オーディオ回路

(1)電源用コイル
(2)電流の安定化/ノイズ除去、昇圧
(3)電源回路

1つのコアに2本の電線を巻いたトランスもコイルの一種であり、以下の種類があると書かれています。

(1)IFT
(2)中間周波信号を取り出す
(3)ラジオ、無線回路

(1)オーディオトランス
(2)音声周波信号を変換
(3)オーディオ回路

(1)電源トランス
(2)電圧を変換
(3)電源回路

コイルに該当する製品を選ぼうとすると、上記のように様々な名称がありわかりにくさを感じます。

村田製作所の記事にて書かれていた名称を紹介しましたが、別のメーカーでは同じ用途で使えると思われるコイルでも名称が違っていることがあり、さらにわかりにくさを感じます。


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