Intel GPUのiGPU

最終更新日 2025年04月08日

Intel GPUのiGPUとは

基礎

Intel GPUのiGPUとはintegrated Graphics Processing Unitの略で、インテルのCPUが内蔵しているGPUです。アイジーピーユーと読みます。内蔵GPU、内蔵グラフィックス、CPU内蔵GPU、CPU内蔵グラフィックス、統合GPU、統合グラフィックス、CPU統合GPU、CPU統合グラフィックスと呼ぶ場合もあります。

Intel GPUのiGPUの性能

第9世代インテルCoreまでのiGPU

第9世代インテルCoreプロセッサーファミリーまでのiGPUは、ゲームに向くほどの性能がありません。それでもゲームによっては快適にプレイできます。ブラウザーゲームなら快適にプレイできます。負荷が小さいゲームなら、低画質に設定すれば快適にプレイできます。

第10世代インテルCore以降のiGPU

第10世代インテルCoreプロセッサーファミリーのiGPUは、ゲームに向くほどの性能があります。インテルの説明では、負荷が大きいゲームでも解像度が1920×1080であれば、フレームレートが30fps以上でプレイできるとしています。iGPUのマイクロアーキテクチャーが新しくなり、EU数が64個や48個のIris Plus Graphicsを内蔵しています。ただし、CPUによってはIris Plus Graphicsを内蔵していません。iGPUの性能の進歩が止まらないため、第11世代インテルCoreプロセッサーファミリー以降のiGPUも、ゲームに向くほどの性能があります。

第11世代インテルCoreのiGPU

開発コードネームがTiger Lakeの第11世代インテルCoreのiGPUは、ブランドにIntel Iris Xe Graphicsが登場し、dGPUのエントリーモデルは不要と言えるくらい性能が大幅に向上しました。しかし、それでもdGPUとは性能に大きな差があります。

Intel GPUのiGPU、dGPU

CPUと分離しているGPU

dGPUとは、CPUと分離しているGPUです。dGPUはビデオカードが実装するGPUが代表的ですが、マザーボードが実装するGPUもあります。

高性能が必要ならdGPU

Intel GPUのiGPUの性能が向上しています。しかし、負荷が大きいゲームを高画質設定で快適にプレイできるほどの性能があるとは言えません(2019/11/08時点)。このため、高性能が必要ならdGPUが必要です。ゲーミングパソコンではdGPU搭載モデルが多いことからもわかります。

dGPUのシェア

dGPUでは、NVIDIA GPUのGeForceのシェアが圧倒的に大きいです(2019/11/08時点)。

出典

2020年のPC向けGPU大予測、内蔵型のインテルと単体型のエヌビディアはどう動く? | 日経クロステック(xTECH)(2019/11/08公開記事)
2020年のPC向けGPU大予測、内蔵型のインテルと単体型のエヌビディアはどう動く?(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2019/11/08公開記事)
クリエーティブでの存在感が高まるGPU、品薄傾向続き価格は高値安定に | 日経クロステック(xTECH)(2021/12/07公開記事)


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