インターフェースのアナログRGB

最終更新日 2024年07月17日

インターフェースのアナログRGBとは

基礎

インターフェースのアナログRGBとは、RGBのデータをアナログ信号で伝送するインターフェースです。アナログ・アールジービーと読みます。

アナログRGBの廃れ

CRTディスプレイではアナログ信号を扱うため、インターフェースがアナログRGBで良いです。CRTディスプレイに代わって液晶ディスプレイが普及しましたが、液晶ディスプレイではデジタル信号を扱うため、RGBのデータをデジタル信号で伝送するインターフェースが良いです。このインターフェースが普及し、アナログRGBが廃れました。

コネクター

アナログRGBではコネクターにD-sub 15pinを採用している場合が多いです。そのため、アナログRGBではなくD-sub 15pinと呼ぶ場合が多いです。

アナログRGBとDVI

デジタル信号で伝送するDVI

アナログRGBと並び普及したのがDVIです。DVIではRGBのデータをデジタル信号で伝送します。

画質の劣化がアナログRGBあり、DVIなし

アナログRGBの場合、パソコンがRGBのデータのデジタル信号をアナログ信号に変換します。ディスプレイが受信したアナログ信号をデジタル信号に変換します。これらの変換が生じるため、画質が劣化します。

DVIの場合、デジタル信号で伝送するため、デジタル信号からアナログ信号への変換やアナログ信号からデジタル信号への変換がありません。そのため、アナログRGBだと発生する画質の劣化が、DVIではありません。

アナログRGBとHDMI

AV機器向けのHDMIがパソコンにも普及

パソコンの映像インターフェースとしてアナログRGBとDVIが普及しましたが、後に普及したのがHDMIです。アナログRGBやDVIと違ってHDMIはテレビやDVDレコーダー等のAV機器向けに開発されたインターフェースの規格です。まずAV機器にHDMIが普及し、後にパソコンにもHDMIが普及しました。

出典

アナログRGB - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)
デジタルRGB、アナログRGB 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(2002/04/30更新記事)
最新 お役立ちインタフェース大図鑑(3) | 日経クロステック(xTECH)(2008/02/27公開記事)
HDMIとDVIの違いは? | 日経クロステック(xTECH)(2009/12/28公開記事)


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インターフェースのD-sub 15pin



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