SAS

最終更新日 2023年09月07日

SASとは

基礎

SASとはSerial Attached SCSIの略であり、パラレル接続のSCSIをシリアル接続可能にし高速化したインターフェースの規格です。SASはサスと読みます。パラレル接続のままではデータ転送速度の高速化に限界が見え始めたので、シリアル接続へ移行しました。

SASはSCSIと比べて接続可能なストレージ台数が多いです。SCSIは最大15台、SASは最大16,384台です。

複数のストレージを接続する場合、SCSIではデイジーチェーン接続になるので1つのバスを共有します。バス共有が原因のストレージのデータ読み書き速度低下が発生する場合があります。SASではポイント・ツー・ポイント接続が可能なので、同様の問題を回避できます。


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