ツイストペアケーブルのカテゴリー7(CAT7、CAT.7)
最終更新日 
2025年10月07日 
ツイストペアケーブルのカテゴリー7(CAT7、CAT.7)とは
基礎
ツイストペアケーブルのカテゴリー7とは、ツイストペアケーブルのカテゴリーの一種で、対応最大規格が10GBASE-T、対応最大通信速度が10Gbps、対応最大帯域幅が600MHz、UTPケーブルではなくSTPケーブル使用です。カテゴリーセブンと読みます。英語ではCategory 7と表記し、略してCAT7やCAT.7と表記する場合があります。用途
ツイストペアケーブルのカテゴリー7が対応する最大イーサネット規格が、カテゴリー6Aやカテゴリー6でも対応できる10GBASE-Tです。10GBASE-Tを利用するならカテゴリー6Aやカテゴリー6でもよいですが、カテゴリー7の方が適する用途があります。カテゴリー7の品質がカテゴリー6Aやカテゴリー6よりも高く、ノイズの影響を受けやすい場所での使用に適しています。ただし、カテゴリー7のプラグは、一般的なLANで使うRJ-45ではありません。ARJ45やGG45やTERAです。ツイストペアケーブルのカテゴリー7、カテゴリー7準拠
プラグがRJ-45
ツイストペアケーブルのカテゴリー7と似たカテゴリーに、カテゴリー7準拠があります。カテゴリー7準拠のプラグは、カテゴリー7が規定しているARJ45やGG45やTERAではなくRJ-45です。カテゴリー7準拠のコードは、カテゴリー7が規定しているコードです。用途
カテゴリー7準拠のツイストペアケーブルは、カテゴリー6Aやカテゴリー6よりもノイズに強いです。そのため、ノイズの影響を抑えるためにネットワークオーディオなどで使うのに適しています。コラム
カテゴリー7製品が非カテゴリー7の場合あり
カテゴリー7として販売の製品の中には、RJ-45と呼ぶプラグを採用しており、カテゴリー7ではない製品があります。規格では、カテゴリー7ではRJ-45ではなく、ARJ45、GG45、TERA、これらの中から一つのプラグを採用すると規定しています。このような製品は、コードはカテゴリー7ですが、プラグはカテゴリー7ではありません。そのため、製品もカテゴリー7ではありません。ちなみに、このような製品は、カテゴリー6Aよりも品質が高いことを謳うために、カテゴリー7として販売しています。出典
・イーサネットケーブルの新規格「カテゴリー8」がLANで使われない理由(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2017/03/03公開記事)
・もつれるLANケーブルの規格問題、一部ベンダーが「カテゴリー」を無視する理由 - IT機器の認証マーク大図鑑:日経クロステック Active(2019/12/26公開記事)
・もつれるLANケーブルの規格問題、一部ベンダーが「カテゴリー」を無視する理由 - IT機器の認証マーク大図鑑:日経クロステック Active(2019/12/26公開記事)
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