メモリーバスクロックとメモリークロックの違い

最終更新日 2024年10月21日

メモリーバスクロックとメモリークロックの違いとは

基礎

メモリーバスクロックとメモリークロックの違いとは、メモリーバスクロックはメインメモリーとメモリーコントローラーを接続するバスで使用するクロック信号の周波数、メモリークロックはメインメモリーが1秒間当たりにデータ転送する回数です。

SDRAMは同じ、DDR SDRAMは違う

メモリーバスクロックのクロック信号は、データ転送のタイミングを合わせるための基準に使用します。SDRAMではクロック信号の立ち上がりのタイミングでデータ転送を行います。DDR SDRAMではクロック信号の立ち上がりと立ち下がり、それぞれのタイミングでデータ転送を行います。このため、SDRAMはメモリーバスクロックとメモリークロックが同じですが、DDR SDRAMはメモリークロックがメモリーバスクロックの2倍です。

メモリーチップの規格

SDRAM

SDRAMの別名称がSDR SDRAMです。SDRがSingle Data Rateの略です。SDRAMのメモリーチップの規格にSDR-100等があります。SDRの後ろの数字がメモリークロックであり、このメモリークロックとメモリーバスクロックが同じです。単位がMHzです。例えばSDR-100の場合、メモリークロックとメモリーバスクロック、どちらも100MHzです。

DDR SDRAM

DDR SDRAMのメモリーチップの規格にDDR-200等があります。DDRの後ろの数字がメモリークロックであり、このメモリークロックの半分がメモリーバスクロックです。どちらも単位がMHzです。例えばDDR-200の場合、メモリークロックは200MHz、メモリーバスクロックは100MHzです。


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メインメモリーのクロックの種類



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