メーカー推奨のノートPCバッテリー延命方法
最終更新日
2025年08月16日
充電
長時間に渡り充電し続けることをしない
ノートパソコンのバッテリーを充電し続けると、温度が上昇し寿命が早まります。バッテリーの内部でアルミニウムを使っていますが、アレニウスの法則により、温度が10度上がると2倍寿命が早まり、10度下がると2倍寿命が延びるためです。ノートパソコンを充電するなら充電し続けることになります。過充電しないように満充電になったら充電が止まりますが、満充電ではなくなったら充電を再開します。満充電後しばらく充電停止する機能
製品によっては満充電になったら、しばらく充電を止めることができます。長時間に渡り充電し続けることをしないようにでき、バッテリーを延命できます。例えば、満充電になったらバッテリー駆動が完全になくなり、ACアダプターによる駆動に切り替える製品があります。ACアダプターからの電力供給では電力不足の場合、バッテリーからも電力を供給します。充電率が89%になったら充電を再開します。満充電になったら元に戻ります。
充電停止や充電再開の充電率設定
製品によってはユーザーが充電を止める充電率や充電を再開する充電率を設定できます。例えば、80%等になったら充電を止め、69%等になったら充電を再開するように設定できる製品があります。充電率
長期間に渡る充電率100%をしない
ノートパソコンのバッテリーが満充電、すなわち充電率が100%の状態だと寿命が早まります。バッテリーの電圧が高いほど寿命が早まりますが、満充電の状態が最も高い電圧となるためです。充電率を100%にしないと良いですが、ユーザーによっては100%が必要な場合があります。少なくとも長期間に渡り充電率100%にすることをしないようにします。充電率を50%から80%の範囲内にする
ノートパソコンのバッテリーの充電率が50%から80%の範囲内だと、バッテリーの劣化を抑えられ延命できます。しかし、80%を超えたら充電を止める必要があり、50%を下回ったら充電する必要があり、面倒なことになります。昔と違って今では、バッテリーの充電や放電を管理するチップをバッテリーが搭載しており、バッテリーの温度や使用状況等に合わせて細かく充電や放電を制御し、バッテリーの劣化を抑えます。以上の理由により、充電率が50%から80%の範囲外になっても、あまり気にする必要がありません。充電後すぐに使用なら100%で良い
ノートパソコンをバッテリー駆動で使うために充電する場合、充電率を80%までにしておくとバッテリーに優しいです。しかし、充電後すぐに使うならバッテリーの劣化が進みにくく、80%よりも100%にする方が便利のため、充電率が100%になるまで充電でも良いです。ユーティリティーソフト
ノートパソコンの中には、バッテリーの充電を止める充電率を設定できるユーティリティーソフトが付属する製品があります。充電率が80%でもバッテリー駆動時間に問題がない場合、80%になったら充電を止めるように設定すると良いです。ACアダプターをつなぎっぱなしで使う場合、50%になったら充電を止めるように設定すると良いです。放電
長期間使わず充電しないなら充電率0%にしない
ノートパソコンを使わないときでもバッテリーの充電率が減ります。バッテリーが自己放電するためです。そのため、充電率が0%の状態で長期間使わず充電しないでいると、いずれ過放電になります。バッテリーが過放電になると使えなくなる場合があります。長期間使わず充電しないなら、充電率を50%程度にしておくと良いです。ACアダプター
長期間に渡り使用しないならACアダプターを取り外す
ノートパソコンを長期間に渡り使わない場合、ノートパソコンをシャットダウンし、ACアダプターを接続しないようにします。ACアダプターをコンセントに接続しないでも良いです。充電率を50%程度にしておけば、充電率が0%になることはまずありません。何年も使わないなら、1年に1回程度はバッテリーの充電率を確認し、大きく減っているなら充電率を50%程度になるまで充電します。使用環境
高温多湿の場所で使用しない
ノートパソコンを使う環境の温度や湿度が高いほど、バッテリーの寿命が早まります。温度や湿度が高い環境で使わないようにするとバッテリーを延命できます。例えば、ノートパソコンに直射日光が当たる場所や、炎天下の車の中などに置かないようにします。消費電力
消費電力を抑えてバッテリーの放電を抑える
ノートパソコンのバッテリーを充電したり放電したりすると劣化します。放電を抑えるために消費電力を抑えるとバッテリーを延命できます。消費電力を抑える例
ノートパソコンの消費電力が高い部品の一つがディスプレイです。ディスプレイの輝度を低くすると消費電力を抑えられます。さらに背景を黒色にするダークモードを利用すると効果的です。ほとんどの製品が、バックライトは区画を区切り明るさを制御することをしていません。ダークモードにすると白色の部分が少なくなり、バックライトが暗くなるため、消費電力を抑えられます。ノートパソコンに接続している周辺機器、例えばマウス、USBメモリー等を使わないなら、取り外しておくことも効果的です。
ユーティリティーソフト
ノートパソコンの中には、消費電力を抑える機能があるユーティリティーソフトが付属する製品があります。機能の一例を挙げると、バッテリー駆動時にCPUが発揮する性能とディスプレイの輝度を制限する、ファンの回転数を抑える、Windowsのバッテリー節約機能を常時オンにする、以上を実行して消費電力を抑えます。付属するなら利用して消費電力を抑えると、バッテリーを延命できます。HDDではなくSSDを使用する
SSDの消費電力がHDDより低いです。SSDはHDDと異なりモーターがない、省電力機能がHDDより優れている等が理由です。HDDではなくSSDを使うと、消費電力を抑えられバッテリーを延命できます。ノートパソコンを選ぶならHDDではなくSSDを搭載する製品を選びます。HDDを搭載する製品を使っている場合、可能であればSSDに換装します。通気孔を塞がない
ノートパソコンの通気孔を塞いでしまうと、CPUの冷却能力が低くなり、CPUファンの回転数が上がり、消費電力が高くなります。例えば、ノートパソコンをクッション、布団、ベッド等の上に置くと通気孔を塞いでしまうことがあります。消費電力が高くならないように、ノートパソコンの通気孔を塞がないようにします。使わないときシャットダウンする
ノートパソコンをシャットダウンしたときの消費電力が、休止状態よりも低いです。ノートパソコンを使わないとき、休止状態ではなくシャットダウンすると、消費電力を抑えられバッテリーを延命できます。シャットダウンや休止状態だと復帰に時間がかかるため、使わない時間の長さによって、スリープ、休止状態、シャットダウンを使い分けると良いです。BIOS設定で部品の電源をオフにする
ノートパソコンの中には、BIOS設定に部品の電源をオフにする機能がある製品があります。少しでも消費電力を抑えたいときに利用する機能ですが、長期間使わず充電しないときに利用すると良い機能です。例えば、システムクロック以外の電源をオフにする機能があります。ただし、この例の機能を利用すると、ACアダプターを接続していないとノートパソコンの電源が入りません。コラム
充電しながら使っても問題なし
ノートパソコンのバッテリーを延命するために、する方が良いのか、しない方が良いのか、判断が分かれているものがあります。例えば、充電しながら使わない方が良いという話がありますが、充電しながら使っても問題ありません。出典
・バッテリーはなぜ“へたる”のか?(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2015/03/05公開記事)
・【特集】専門家に訊く、バッテリを長持ちさせるための運用術 - PC Watch(2021/04/08公開記事)
・バッテリーを長持ちさせるコツ最新事情。劣化を防ぐ使い方とは? 〜VAIO開発者に直々に教わってきた- PC Watch[Sponsored](2023/10/30公開記事)
・【特集】専門家に訊く、バッテリを長持ちさせるための運用術 - PC Watch(2021/04/08公開記事)
・バッテリーを長持ちさせるコツ最新事情。劣化を防ぐ使い方とは? 〜VAIO開発者に直々に教わってきた- PC Watch[Sponsored](2023/10/30公開記事)
キャンペーン情報(PR) |
---|
・ウィンターセール 最大50,000円OFF (2月5日迄) DELL ・今週のおすすめ製品 対象製品が最大15%OFFでお買い得 (キャンペーン実施中) パソコン工房 ・パソコン大売出しSALE 対象BTOパソコン最大40,000円OFF (2月18日迄) |