ノートパソコンのキーボード

最終更新日 2024年06月15日

ノートパソコンのキーボードとは

基礎

ノートパソコンのキーボードとは、ノートパソコンに文字等を入力するための入力キーが配列されている盤です。

打ちやすさが重要

ノートパソコンのキーボードの打ちやすさが重要です。打ちやすいと文字等の入力速度が速くなり生産性が高まります。

ノートパソコンのキーボードを交換できない

デスクトップパソコンのタワー型等、本体とキーボードが分離しているパソコンの場合、キーボードが自分に合わなければ別のキーボードに交換できます。ノートパソコンは本体とキーボードが一体のため、別のキーボードに交換できません。

タブレットとしても使用できるように本体とキーボードを分離できるノートパソコンもあります。それでも両者を組み合わせて使用するのが前提で別のキーボードに交換できない場合が多いです。

ノートパソコンと外付けキーボード

ノートパソコンでも外付けキーボードを使用できる

デスクトップパソコンに限らずノートパソコンでも外付けキーボードを使用できます。

メリット

ノートパソコンで外付けキーボードを使用する場合、自分に合うキーボードを使用できる、ノートパソコン用スタンドを併用する場合は外付けの方が使いやすい、ノートパソコンのキーボードにテンキーがなくてもテンキーがある外付けキーボードを用意できる、発熱し温度が高いパームレストに触れないで済む、ビデオ会議等でノートパソコン内蔵マイクが打鍵音を拾うのを抑えられる、以上のメリットがあります。

デメリット

ノートパソコンで外付けキーボードを使用する場合、コストがかかる、外付けキーボードを置くためのスペースが増える、ノートパソコンを外に持ち出すなら外付けキーボードも外に持ち出す必要があり荷物が増える、以上のデメリットがあります。

ノートパソコンのキーボードの言語

英語キーボードもある

日本国内で販売のノートパソコンのキーボードなら日本語キーボードが主流ですが、英語キーボードもあります。英語キーボードでも日本語入力できます。

使い慣れた方が使いやすい

日本語キーボードはかな入力しやすいように作られており、英語キーボードはローマ字入力しやすいように作られています。どちらの方が使いやすいのか決めるのが難しく、かな入力とローマ字入力関係なく使い慣れた方が使いやすくなります。日本語キーボードに使い慣れていて英語キーボードに変わると、かな入力とローマ字入力関係なく英語キーボードに使い慣れるまで使いにくくなり、逆の場合も同様です。

英語キーボードの方が低コスト

世界的に見れば英語キーボードの方が主流です。大量生産によってコストが安くなるため、キーボード以外の仕様が同じノートパソコンだと、英語キーボード搭載モデルの方が価格が少し安い場合があります。

ノートパソコンのキーボード配列

メーカーが画像で公開

ノートパソコンのメーカーによってはキーボードを撮影した画像を公開しており、これからキーボード配列がわかります。

キーボード面積が狭いと打ちにくいサイズや配置が見られる

Ctrlキー、Shiftキー等の使用頻度が高いキーのサイズが小さい、Enterキーの右側にPgUpキーとPgDnキーが隙間なく配置されている等、ノートパソコンのキーボード配列に打ちにくいところがある場合があります。特にサイズが小さいノートパソコンに見られますが、サイズが小さいとキーボード面積が狭くなるため、一部のキーが打ちにくいサイズや配置になる場合があります。

ノートパソコンのテンキー

電卓のようなキーの集まり

テンキーとは、「0,1,2,3,4,5,6,7,8,9」の数字を入力するためのキー、「+,-,*,/」等の四則演算の記号を入力するためのキー、以上のキーが電卓のように配列された集まりです。キーボードの右側にあります。

テンキーがないモデルあり

本体サイズが小さくキーボード面積が狭いノートパソコンは、テンキーなしのモデルが主流です。テンキーがなくても外付けテンキーボードを使用する方法があります。

テンキーがあるメリット

テンキーがなくても数字、四則演算の記号を入力できるキーがありますが、テンキーがあると電卓のように入力しやすいので数字、四則演算の記号を多く入力する作業で役立ちます。例えば、表計算ソフトを利用し数字、四則演算の記号の入力作業でテンキーがあると便利です。

テンキーがあるデメリット

数字、四則演算の記号の入力作業の効率を高くしたい場合、テンキーがあると良いです。しかし、本体サイズが小さいノートパソコンでテンキーありだと、キーピッチが短くなってしまい入力しにくくなります。テンキーがあると、テンキーを除いたキーボードの中心位置が左寄りになるデメリットもありますが、これに関しては使い慣れれば気にならないと思われます。

ノートパソコンのキーボードのアイソレーション

各キーが分離して独立

アイソレーションとは、キーボードの各キーが分離して独立し、キーの間にカバーがある構造です。この構造を採用するキーボードを、アイソレーションキーボードと呼ぶ場合があります。

強度を高めやすい

キーボードがアイソレーションだとノートパソコン本体の強度を高めやすいため、アイソレーションのキーボードを採用するノートパソコンが多いです。

メリット

キーボードがアイソレーションだと、キーの間にカバーがあるためゴミやホコリが入りにくい、キーの端と隣のキーの端との距離があるため隣りのキーを誤って押してしまうリスクが減る、長い爪で入力した際に隣のキーに爪が引っかかりにくい、以上のメリットがあります。

デメリット

キーボードがアイソレーションだと、キーとキーの間隔が広く入力しにくい、以上のデメリットがあります。

ノートパソコンのキーストローク

本体が薄いとキーストロークが浅い

本体を薄くするためにキーボードのキーストロークを浅くする場合があります。キーボードを打ちやすくするためには、ある程度のキーストロークの深さが必要です。キーストロークが浅すぎると打ちにくいです。

キーストロークが0mm

ノートパソコンの中に、キーストロークが0mmのキーボードを搭載するモデルがあります。薄さや軽さを重視したモデルや、キーボードのコストを抑えたモデルに見られます。キーストロークが0mmでも仕様に未記載の場合が多いです。ノートパソコン本体が写された画像を確認し、キーボード側本体が明らかに薄く、仕様にキーストロークが未記載の場合、キーストロークが0mmの可能性があります。

キーストロークが0mmだと、指先でタッチ操作に近い感覚でキーを入力できますが、押し込み感が得られません。画面に指先でタッチして入力するソフトウェアキーボードとほぼ同じ使い心地であり、通常のキーボードと比べたら入力しにくいです。人によっては使いやすいかもしれませんが、各キーを押して入力するキーボードの方が使いやすいので、キーストロークが0mmなら選ばない方がよいです。キーボードをあまり使わず短時間の入力で済ませる機会が多い等、入力しやすさを重視しないなら選んでも問題ありません。キーストロークが0mmのノートパソコンが薄くて軽い傾向があるので、キーボードが使いにくくても薄さや軽さを重視するなら適しています。

出典

キーボード - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)
キーボード(keyboard)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
調査で分かった不満を取り除く、PCの賢い選び方(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2018/06/08公開記事)
自分の好みに合うキーボード、選び方の基本 | 日経クロステック(xTECH)(2019/02/04公開記事)


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