ツーインワンPC

最終更新日 2024年06月15日

ツーインワンPCとは

基礎

ツーインワンPCとは、タブレットPCとしても使用できるノートパソコンです。ツーインワン・ピーシーと読みます。2 in 1 PCと表記する場合があります。他の呼び方には、ツーインワンノートパソコン、コンバーチブルノートPC、ハイブリッドPCがあります。

キーボードを折り返せる、または取り外せる

ノートパソコンなのでツーインワンPCにもキーボードがありますが、タブレットPCとして使用できるように、キーボードをディスプレイの裏側に折り返せる構造になっていたり、キーボードを取り外せる構造になっています。

ツーインワンPCのコンバーチブル型、デタッチャブル型

コンバーチブル型とデタッチャブル型の違い

ツーインワンPCをコンバーチブル型とデタッチャブル型に分類する場合があります。コンバーチブル型はキーボード側本体をディスプレイ側本体の背面に折り返せる構造です。デタッチャブル型はキーボード側本体とディスプレイ側本体を分離できる構造です。

コンバーチブル型 キーボード側本体とディスプレイ側本体が一体
デタッチャブル型 キーボード側本体とディスプレイ側本体が分離

一体型、分離型

コンバーチブル型を一体型、デタッチャブル型を分離型とも呼びます。デスクトップパソコンで一体型と分離型という呼び方が定着しているため、ツーインワンPCではコンバーチブル型とデタッチャブル型という呼び方が多いです。

コンバーチブル型のメリット、デメリット

コンバーチブル型には、タブレットPCとして使用する際でもキーボード側本体を手元に持った状態にできるメリットがあります。ディスプレイ側本体に大半のPCパーツを詰め込む必要がないため、内部スペースが広くなり高い性能持たせることができるメリットもあります。

コンバーチブル型には、キーボード側本体を分離できないため、タブレットPCとして使用する際に厚くて重いデメリットがあります。

デタッチャブル型のメリット、デメリット

デタッチャブル型には、キーボード側本体を分離できるため薄くて軽いタブレットになるメリットがあります。

デタッチャブル型には、切り離したキーボード側本体の扱いに困るデメリットがあります。例えば屋外に持ち運び分離したキーボード側本体をどこに置くか困る場合が出てきます。どこか鞄等に収納できれば問題ありません。ディスプレイ側本体に大半のPCパーツを詰め込む必要があるため、内部スペースが狭くなり高い性能を持たせるのが難しいデメリットもあります。

メリット、デメリット一覧

  メリット デメリット
コンバーチブル型 ・高性能モデルが多い
・キーボード側本体の置き場所に困らない
・厚くて重いタブレットPCになる
デタッチャブル型 ・薄くて軽いタブレットPCになる ・高性能モデルがない
・キーボード側本体の置き場所に困る場合あり

コラム

タブレットPCが不要ならツーインワンPCも不要

大雑把に言えばスマートフォンを大画面化したものがタブレットPCです。そのため、スマートフォンと同じように使用するならタブレットPCが適しています。スマートフォンと同じくタブレットPCも、パソコンの用途、例えば文書作成の使用に適していません。タブレットPCにソフトウェアキーボードがありますが、ハードウェアのキーボードと比較すると入力効率が低いです。

スマートフォンでは画面サイズが小さいので、画面サイズが大きいタブレットPCをスマートフォンの代わりに使用したい等、使用目的がなければタブレットPCが不要です。タブレットPCが不要ならツーインワンPCも不要です。クラムシェルノートパソコン、すなわちツーインワンPCではない通常のノートパソコンで良いです。

出典

ツーインワンPC(ツーインワンピーシー)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
ノートPCの液晶ディスプレー、サイズと解像度の選び方(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2019/03/07公開記事)


キャンペーン情報(PR)
マウスコンピューター
・オータムセール
最大50,000円OFF
(10月9日迄)
DELL
・今週のおすすめ製品
対象製品が特別価格でお買い得
(キャンペーン実施中)
パソコン工房
・決算セール
セール対象BTOパソコン最大55,000円OFF
(10月1日迄)